7月13日にヴィルヘルムスハーフェンのヘッペンザー・グローデン基地で, 独バーデン・ヴュルテンベルクBaden-Württemberg級(F125型)フリゲイトの 4番艦ラインラント・プファルツRheinland-Pfalzの就役式典が行なわれた。 これで,同級は計画していた4隻すべてが就役したことになる。
英海軍戦略原潜ヴァンガードVanguardが,2015年12月から実施していた大規 模整備と炉心交換の作業を終えて,艦隊に復帰した。当初は3年間の予定だっ たが,技術的支障やCOVID-19の影響により,日程が大幅に延びる結果となっ た。
7月8日にロシア統一造船会社(USC:United Shipbuilding Corp.)傘下の セヴマシュで,核弾頭付き超大型魚雷ポセイドンを搭載する09852型潜水艦ベ ルゴロドBelgorod(K-329)の引渡式典が行なわれた。同艦は,水中救難やUUV の運用といった用途も視野に入れているとされる。
米海軍シー・システムズ・コマンド(NAVSEA)は7月27日,新型補給艦T-AO (X)の1番艦ジョン・ルイスJohn Lewis T-AO-205を領収した。同級はさらに ハーベイ・ミルクHarvey Milk T-AO-206,アール・ウォレンEarl Warren T-AO-207,ロバートF.ケネディRobert F. Kennedy T-AO-208の3隻が建造中, ルーシー・ストーンLucy Stone T-AO-209,ソジャーナ・トゥルースSojourner Truth T-AO-210の2隻が契約済み。
オースタルUSAは7月21日に,インディペンデンスIndependence級沿海域戦闘 艦の16番艦サンタバーバラSanta Barbara LCS-32を米海軍に納入した。同艦は 6月3日に,INSURV(Board of Inspection and Survey)による領収試験を済 ませていた。
ハンチントン・インガルス社のニューポート・ニューズ造船所で建造を進め ている米空母ジョンF.ケネディJohn F.Kennecy CVN-79の建造工程が進み,艦 内に設置する2,615区画のうち1,000番目の区画が完成した。各種ケーブルの方 は,1,050万フィートの設置を予定しているうち,980万フィート分の設置が完 了したところ。
米海軍は作戦部長の名前でリリースしている将来計画文書「NAVIGATINO PLAN」の改訂版を,7月下旬にリリースした。基本的な優先項目は2021年1月 版と同じで,中国への対処を念頭に置いて“センサー”と“シューター”を結 ぶネットワークを構築するために新興成長技術を活用するとしている。この文 書には,将来の戦力整備目標をまとめた「FORCE DESIGN 2045」なる項があ り,総数は373隻となる。このほか,センサーや補給品を搭載する各種無人ヴ ィークル150隻を整備するとしている。
8月5日,防衛省は令和4年度自衛隊記念日の記念行事の日程を公表した。 これによると,今年は記念行事の一環として,11月6日に相模湾で観艦式が挙行されるが,新型コロナウイルス感染症対策として無観客の形態で実施される。 観艦式の規模についてもわが国を取り巻く厳しい国際情勢を踏まえ,警戒監視任務と観艦式を両立させる必要があることから,従来よりも参加艦艇の規模は縮小されるようだ。なお,観艦式前後の10月29日〜11月13日を「フリートウィーク」として各種広報行事を実施する予定である。 その他の行事として,10月8日に体験飛行(航空自衛隊千歳,入間,築城,那覇基地で,搭乗者数を制限して実施),11月5日に追悼式,同18,19日に音楽まつり(観客数を制限して実施)が行なわれるが,感謝状贈呈式,自衛隊記念日レセプションは中止となる。
海上自衛隊は,7月15〜19日,パラオ共和国および同周辺海空域で実施されたパシフィック・パートナーシップ2022(PP2022)に,インド太平洋方面派遣(IPD)第2水上部隊の護衛艦“きりさめ”を派遣した。 参加部隊は海自のほか,米海軍が病院船1隻,米コースト・ガードが巡視船1隻,英海軍が哨戒艦1隻,パラオ共和国海上保安局が巡視船1隻。訓練項目は捜索・救難訓練など。 なお,“きりさめ”が8月8日,IPDの一環としてソロモン諸島ホニアラに寄港中,ブラッディリッジ国立記念公園で乗員1名が現地住民に首筋を刺される事件が発生した。“きりさめ”医務室で手当を行ない,命に別状はなかった。
砕氷艦“しらせ”は下記の日程で,令和4年度総合訓練を実施する。 8月29日:横須賀(事前訓練),同30日:横須賀出港,9月2〜5日:室蘭,同9〜12日:長崎,同16〜19日:清水,同22日:横須賀入港。
海上自衛隊は,8月4日〜9月11日,令和4年度第1回米国派遣訓練(潜水艦)に潜水艦“たかしお”を派遣している。訓練海域は日本からグアム島に至る海域で,主要訓練項目は対潜戦など。
7月17〜29日,陸奥湾で,令和4年度機雷戦訓練(陸奥湾)および掃海特別訓練が実施された。 参加部隊は海自が艦艇13隻(掃海母艦1隻,掃海艦2隻,掃海艇10隻),航空機8機(MCH-101掃海・輸送ヘリコプター2機,P-3C 4機,P-1 2機),米海軍が艦艇2隻(掃海艦2隻),航空機2機(MH-53E掃海ヘリコプター2機)。主要訓練項目は訓練機雷を使用しての機雷敷設訓練,機雷掃海,機雷掃討および水中処分員による機雷処分訓練。
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