豊後水道横断航路でフェリーを運航する宇和島運輸の新船“れいめい丸”が,去る12月4日,内海造船瀬戸田工場で進水した。2022年6月17日に引渡しの予定。2001年就航の“えひめ”(2,486総トン,船客定員610名,乗用車換算150台積載)を代替し,八幡浜~別府航路に就航する。2,710総トン,全長121.4メートル,幅16.0メートル,航海速力20.2ノット,船客定員586名,車両搭載数乗用車換算160台。従来船より約200トン大型化されて同社で最大となり,バリアフリー対応のほか椅子席やウィズペット室を新設した。バルバス・バウと船尾双胴船型,各種省エネ装置,最大舵角70度のシリング舵2基などを採用し,推進性能,耐航性,操船性の向上を図った。 (内海造船)
シルバーシー・クルーズは次世代客船1番船のスチールカット式を,去る11月18日独マイヤー・ヴェルフトで実施し,次いで12月2日に船名をシルバー・ノヴァSilver Novaと発表した。「プロジェクト・エボリューション」と称するこのタイプは,54,700総トン,船客定員728名,全スイートの客室すべてにバトラーサービスが付き,1人当たり75トンのスペース率と1対1.3の乗員/乗客比を誇るハイグレード船。同日発表されたイメージには各種サステナブル技術が示され,①としてマイヤー・ヴェルフトと連携し,建造時にカーボン・ニュートラルを目指すのをはじめ,以下排熱リカバリー・システム,LNG燃料,エネルギーの高効率化,水素燃料電池,陸上電源,バッテリー・パワー,廃棄物のエネルギー変換の8つを導入する。これらにより,港内での排気ガスをゼロにするほか,同社のミューズ・クラスに比して,スイート1室当たりの温室効果ガス排出量を40パーセント削減可能という。2023年夏期の竣工を予定している。気候変動や環境汚染などへの警鐘から,「サステナブル」は,今や世界中で取り組むべき課題とされ,クルーズ界でも必須のテーマ
令和4年度(2022年度)概算要求に盛り込まれた大型無人機は、同年度内に暫定運用されることになった。 まず3年度補正予算で同機の情報処理システム構築費5.9億円が認められ、4年度予算ではその残り3000万円と暫定運用費33.8億円が承認された。 ちなみに機体はリースで、5年度以降は複数機の運用が検討されている。
本日(24日)閣議決定した令和4年度(2022年度)予算政府案で海上保安庁が新規に整備する船艇と航空機は、監視取締艇(SS)が1隻(代替)のみとなった。 これは20日に可決された3年度補正予算で、概算要求に盛り込まれた以上の船艇と航空機の整備が認められたからである。 なお概算要求の大型無人機1機は、補正予算では情報処理システムの構築費のみだったが、4年度予算で1機の暫定運用が認められた。
第一管区海上保安本部は1970年以降毎年冬季になると「海氷情報センター」を通じて北海道周辺海域の海氷情報を発信しているが、今季も12月20日、同センターの運用が始まった。 海氷・流氷の情報 | 海氷情報センター | 第一管区海上保安本部 (mlit.go.jp)
12月10日,三菱重工長崎造船所で,令和元年度(2019年度)計画による“もがみ”型護衛艦(FFM)の4番艦“みくま”が進水した。就役は5年3月の予定。基準排水量3,900トン。
11月26日,令和3年度補正予算が閣議決定され,12月20日の参院本会議で成立した。 防衛省所管の補正予算額は7,738億円(米軍再編関係経費のうち地元負担軽減分865億円を含む)で過去最高である。 4年度当初予算と合わせて「防衛力強化加速パッケージ」と位置付けられ,ミサイル防衛能力や南西地域の島嶼部の防衛体制の強化などの事業に重点が置かれている。海上自衛隊関連の主な内容は以下のとおり。 P-1哨戒機の取得費(3機:658億円)およびエンジンの取得費(2台:19億円),P-3C哨戒機の機齢延伸費(11億円)。これらP-1の取得費等は4年度概算要求分の先行取得費である。 さらに“もがみ”型護衛艦7番艦および8番艦用(いずれも令和3年度計画艦)の垂直発射装置(VLS)の取得費(2隻分:84億円)が計上されており,当初VLSは後日装備であったこれら2隻も新造時から搭載することとなった。また12式魚雷,18式魚雷,15式機雷および07式垂直発射型アスロックの取得費(217億円)も計上された。
11月17日午後8時40分頃, P-1哨戒機(鹿屋)が,鹿児島県屋久島南方のわが国接続水域から領海に向けて西進する中国海軍の636A/B(シュパンShupang)型測量艦1隻を確認した。その後,同艦は同18日午前1時20分頃にも鹿児島県口永良部島西のわが国接続水域を西方に向かって航行していることが確認されており,防衛省は同艦がわが国の領海を航行したものと判断している。
12月19日,派遣海賊対処行動水上部隊(39次隊)の護衛艦“ゆうぎり”が定係港の横須賀に帰投した。
各種報道によると,政府は12月下旬で期限切れとなる中東への護衛艦の情報収集のための派遣を延長せず,ソマリア沖で海賊対処を行なっている別の護衛艦と1隻に集約する方向で調整を進めている。
11月26日,防衛研究所は「中国安全保障レポート2022」を公表した。今年版では,近代化を推進する中国陸海空軍と宇宙・サイバーなどの新領域を連動させた「統合作戦能力」について言及し,その統合作戦能力を多角的に見積もることが重要と結論付けている。
11月27日,東シナ海で,護衛艦“あぶくま”が,ペルー海軍のコルベット1隻と親善訓練を行なった。訓練項目は戦術運動,通信訓練。
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