米海軍シー・システムズ・コマンド(NAVSEA)は,11月30日,アーレイ・ バークArleigh Burke級駆逐艦の73番艦レナ・サトクリフ・ヒグビーLenah Sutcliffe Higbee DDG-123を領収した。フライトⅡAの一艦で,イージス戦闘 システムはベースライン9.C2。
インド海軍は戦略原潜アリハントArihantを用いて,10月14日にSLBMの訓練 発射を実施した。計画どおりに飛翔して,ベンガル湾に設置した目標に着弾し たとしている。
トルコのRMKマリーン造船所で10月2日に,ウクライナ向けMILGEM型コルベッ トの1番艦ヘーチマン・イヴァン・マゼーパHetman Ivan Mazepaが進水した (ヘーチマンは元首の意)。
スウェーデン海軍向けの新型SIGINT(Signal Intelligence)収集艦アルテ ミスArtemisが,同国南部のカールスクローナで試験航海を開始した。同艦は 1984年に就役したオリオンOrionの代艦。
サーブはスウェーデン軍国防資材局(FMV: Forsvarets Materielverk)に 対して,新型短魚雷Tp47(別名Saab Lightweight Torpedo)の第1陣を納入し た。潜水艦とヴィズビィVisby級コルベットに搭載するほか,ヘリコプターへ の搭載も予定している。スウェーデン海軍以外では,フィンランド海軍のハミ ナHamina級高速戦闘艇が,MLU(Mid-Life Upgrade)改修に併せて搭載した。
ドイツ海軍の124型フリゲイト,ザクセンSachsenが8月30日にバルト海で, レーザー兵器による無人機との交戦試験を成功裏に実施した。使用したレーザ ー兵器はMBDAドイッチュラントとラインメタル・ワッフェ・ミュニションが共 同開発したもの。
フランス海軍向けバラクーダBarracuda型攻撃原潜の2番艦デュゲイ・トルー アンDuguay-Trouin(S636)に搭載した原子炉が運転を開始した。同級の原子 力主機はテクニクアトムとネーバル・グループが担当している。
英国防省はバブコック造船所に,英海軍の23型フリゲイトが装備するCESM (Communications Electronic Support Measures,通信傍受機材)の改良に関 する契約を発注した。現在は2010年代半ばに導入した「ハマーヘッド」を装備 しているが,これに代えて新しい「アーデント・ウルフ」を導入,併せて機器 の整備補修,訓練,改良なども担当する。
先に右舷推進器の不具合が発覚したため,予定していた北米方面への航海を 中止した英空母プリンス・オブ・ウェールズPrince of Walesは,9月にポーツ マスに戻った。同艦を乾ドックに入れて修理を実施する方針が決まり,建造所 があるスコットランドのロシスに回航,10月11日に現地に到着した。その翌日 に,バブコック造船所にあるドックに入渠した。
去る9月26日,カムチャツカ半島にあるロシア海軍太平洋艦隊の基地に2隻の 新造原潜が到着した。内訳はヤーセンYasen型ことセヴェロドヴィンスク Severodvinsk級(885M型)攻撃原潜のノヴォシビルスクNovosibirskと,ボレ イBorey型ことユーリ・ドルゴルキーYuri Dolgorukiy級(955A型)戦略原潜の クニャージ・オレグKnyaz Oleg。いずれも,8月23日に北洋艦隊の基地を出発 して太平洋方面に回航していたもの。
ノースロップ・グラマンが開発した新型電子海図システム(ECIDS: Electronic Chart Display and Information System)が,米海軍による導入 承認を達成した。試験・評価担当部門により,運用上の適合性や有用性,サイ バー攻撃に対する安全性に関する検証を実施,それの完了により導入が可能に なったもの。まず10月から,空母セオドア・ルーズヴェルトTheodore Roosevelt CVN-71に導入する。
米海軍では,新型の戦略原潜ディストリクト・オブ・コロンビアDistrict of Columbia SSBN-826とその後の同型艦の就役が始まるまで戦略原潜の戦力水 準を維持するため,オハイオOhio級戦略原潜の延命改修を検討,5隻を延命改 修の候補に挙げている。
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