艦船ニュース
米プリンセス・クルーズは8月31日,ダイヤモンド・プリンセスDiamond Princess(115,906総トン,船客2,670人,2004年竣工)の2025年日本発着クルーズのスケジュールを発表した。3月から8月にかけて,いずれも横浜発着で17本実施する。皮切りは3月15日発「春めく九州たっぷりクルーズと韓国11日間」で,九州各地と釜山,鳥羽に寄港する。最後は8月25日発「西日本探訪と韓国11日間」で,広島,関門海峡,長崎,清水などを巡るコースで締めくくる。この間「対馬海流春景色と韓国12日間」「ぐるり本州一周クルーズ11日間」「九州・韓国夏休みクルーズ8日間」「日本の夏! ねぶた・よさこい・阿波おどりに沸く周遊クルーズ・韓国11日間」など多彩なコースを組んでいる。11月まで実施している今年より3カ月短くなった。 (PRINCESS CRUISES)
函館の青函フェリーは8月2日,青森〜函館航路の新造船名を“はやぶさⅢ”と命名した。現有“3号はやぶさ”の代船として函館どつくで建造中で,来年1月の就航予定。同船より総トン数で約1.4倍大型化され,約3,000総トン,全長約115メートル,船客300人,12メートル・トラック34台,9メートル・トラック2台を積載する。去る4月就航の“はやぶさⅡ”の姉妹船である。荒れがちな津軽海峡航行のため,揺れを低減する船型を採用。省エネ効果も高めたほか,船内は青森ゆかりの刺し子やりんごの木をモチーフにしたデザインを取り入れる。 (青函フェリー)
オーストラリアは8月21日,トマホーク巡航ミサイルの調達について発表し た。13億豪ドルをかけて200発を取得,ホバートHobart級駆逐艦に搭載すると の内容。なお,同級へのトマホーク搭載に際しては管制システムの追加が必要 になると思われるが,そちらに関する言及はなされていないようだ。
8月17日にコルカタのガーデン・リーチ造船所で,インド海軍向けニルギリ Nilgiri級(17A型)駆逐艦の6番艦ヴィンデャギリVindhyagiriが進水した。続 いて9月23日にムンバイのマザゴン・ドック造船所で,同級7番艦のマへンドラ ギリMahendragiriが進水した。艦名は東ガーツ山脈にある山の名前にちなんだ もの。17A型は全部で7隻の陣容で,マザゴン・ドックが4隻,ガーデン・リー チが3隻を分担している。進水は今回のマヘンドラギリが最後。
ポーランド海軍はメチュニク計画と題して,沿岸防備用フリゲイトの建造計 画を進めている。そして8月16日にグディニアのPGZ造船所で,1番艦で使用す る鋼材の切出しがスタートした。この件ではバブコックが提案したアローヘッ ドArrowhead 140型案の採用が決まっており,2032年までに3隻を揃える計 画。
8月9日にナバンティアのフェロル造船所で,スペイン海軍向けF110型フリゲ イトの1番艦アルミランテ・ボニファスAlmirante Bonifazの起工式が行なわれ た。同級は5隻の建造を計画しており,2019年4月にナバンティアに対して43億 2,500万ユーロ(47億4,600万ドル)の契約を発注,2022年4月から建造工程を スタートさせている。
8月8日にロストックのマイヤー造船所で,ドイツ海軍向けの新型給油艦707 型の1番艦を起工した。2025年の第1四半期に引渡しの予定。続く2番艦は 2026年の第1四半期に引渡しの予定。
欧州諸国共同の装備部門OCCARが,フランス海軍とイタリア海軍で2隻ずつ を運用しているホライズンHorizon型防空フリゲイトを対象とするMLU (Mid-Life Upgrade)改修の契約を発注した。総額15億ユーロの案件で,フィ ンカンティエーリとネーバル・グループが共同設立したナビリスと,SAMシス テムを担当するユーロサムが主体となって作業を進める。主眼は対空戦闘シス テムPAAMS(Principal Anti-Air Missile System)とレーダーの更新。
オランダとベルギーは新型掃海艦の共同調達計画を進めているが,これへの フランスの参画が正式に確定した。この話は,以前から出ていたもの。スペイ ンのトレドで開催された非公式のEU国防相会議において,フランス,オラン ダ,ベルギーの国防相が揃い,参画に関する書類にフランスが署名したこと を,X(Twitter)を通じて明らかにした。
ネーバル・グループは7月28日,仏国防調達局に対して,フランス海軍の攻 撃原潜デュゲイ・トルーアンDuguay-Trouinを引き渡した。同艦は,バラクー ダ計画の下で建造を進めているシュフランSuffren級の2番艦。
先に入渠整備を完了したばかりの英空母プリンス・オブ・ウェールズPrince of Walesが,ポーツマスを出港してアメリカ東海岸方面への航海に出た。今 回の航海では,前回に実施できなかったF-35Bの発着艦試験に加えて,無人機 による物資補給の実証試験や,MV-22Bオスプレイの運用範囲拡大試験,ジェネ ラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズ製モハーベ無人機の発着 艦試験を予定している。
8月10日にカリフォルニア州サンディエゴで,タイコンデロガTiconderoga 級巡洋艦の7番艦モービル・ベイMobile Bay CG-53の退役式典が挙行された。 また,9月1日に同級のレイク・シャンプレーンLake Champlain CG-57も,サ ンディエゴで退役式典を行なった。
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