昨年6月12日に火災事故に見舞われたフランス海軍のリュビRubis級攻撃原潜 ペルルPerleは,火災の被害がなかった後部セクションを,すでに退役してい る同型艦サフィールSaphirの前部セクションと接合する方法で修理を実施す る。その作業が,4月13日にシェルブールで始まった。
フランス国防省が4月8日に,海軍の次世代空母PANG(Porte-Avions de Nouvelle Generation)に関する追加情報を明らかにした。 搭載機はラファルMに加えて,ヘリコプターを5~6機と,E-2Dアドバンスト ・ホークアイ早期警戒機を2機。将来的には,次世代戦闘機NGF(Next Generation Fighter)と,それに組み合わせる無人戦闘用機も搭載する。固定 翼機の射出装置は米海軍のジェラルドR.フォードGerald R. Ford級と同様に EMALS(Electromagnetic Aircraft Launch System)を使用する構想で,その 数は2~3基。戦闘機は1日あたり60ソーティの出撃を可能とする考え。ラファ ルMとNGFはEMALSによる射出試験を実施していないため,これは陸上設置の EMALSがある,アメリカのレイクハーストで確認のための試験を実施する必要 がある。
昨年に火災事故に遭い,廃艦が決まっていた米海軍の強襲揚陸艦ボノム・リ シャールBonhomme Richard LHD-6の解役式典が,4月14日にサンディエゴ海軍 基地で行なわれた。同艦は翌日にサンディエゴを離れており,テキサス州ブラ ウンズヴィルまで曳航したうえで,同地の解体業者インターナショナル・シッ プブレーキング社が解体を実施する。
米海軍の駆逐艦アーレイ・バークArleigh Burke DDG-51が,ヨーロッパ方面 の前方展開任務FDNF-E(Forward Deployed Naval Force-Europe)に加わるた め,スペインのロタ基地に到着した。同艦と入れ替わりに,2014年から前方展 開していたドナルド・クックDonald Cook DDG-75が帰国する
イタリア海軍の空母カブールCavourで実施していたF-35Bの艦上運用評価試 験が完了,F-35統合計画室は同艦におけるF-35Bの運用承認を勧告した。艦は3 月26日にノーフォークに戻った。
仏国防調達局(DGA)が3月19日に,ネーバル・グループ,アトランティーク 造船所,テクニクアトムの3社に対して,シャルル・ドゴールCharles de Gaulleの後継となる次世代空母(PA-Ng)の予備設計作業実施を指示した。大 まかなスペックは全長300メートル,排水量75,000トン,最大速力27ノット。
ロシアのアドミラルティ造船所で3月26日に,ロシア海軍太平洋艦隊向けの 改キロKilo型(636.3型)潜水艦マガダンMagadanが進水した。636.3型の9番艦 で,起工は2019年11月1日,2021年中の引渡しを予定している。
3月27日にフロリダ州のメイポート海軍基地で,ホイッドビー・アイランド Whidbey Island級ドック型揚陸艦フォート・マクヘンリーFort McHenry LSD-43の退役式典が行なわれた。
米海軍シー・システムズ・コマンド(NAVSEA)が,遠征用高速輸送艦のうち EPF-14以降が,医療機能を強化するフライトIIになることを明らかにした。た だしあくまで本分は輸送であり,輸送能力を損ねることなく,機能限定版の集 中治療室やその他の医療関連機能を追加する考えだという。
3月30日に,オースタルUSAで建造しているインディペンデンスIndependence 級沿海域戦闘艦の15番艦キャンベラCanberra LCS-30が進水した。
米海軍の航空戦部門を所掌するグレゴリー・ハリス海軍少将がネイビー・リ ーグのイベントで,以前に俎上にのぼったことがある小型空母案について「既 存の強襲揚陸艦にF-35Bを搭載すれば任務所要に対応できる」として,小型空 母に否定的な見解を示した。
台湾が2022年から「迅聯専案」計画の下,康定Kangding級フリゲイトの 戦闘システム更新に乗り出す。VLSを搭載するとともに,指揮管制装置,レー ダー,電子戦装置なども更新する構想。これに対して,タレスが1億3,000万ユ ーロ規模の提案を実施している模様。
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