ネーバル・グループがアルゼンチン海軍から受注しているOPV87型外洋警備 艦(OPV:Offshore Patrol Vessel)の3番艦,ストーニStorniが,5月10日に 進水した。実際の建造はPiriou Groupが担当している。
ニュージーランド国防省が,同国海軍向けの新型哨戒艦,SOPV(Southern Ocean Patrol Vessel)調達に関する情報照会(RfI)を5月11日に発出した。 救難や警備など,主として戦闘以外の任務を担当させる考えで,商船構造で建 造する方針。予算は3~6億NZドル(2億1,500万~4億3,000万ドル)を見込んで いる。名称のとおり,南氷洋方面での運用を想定しており,耐氷構造を取り入 れるよう求める。
オーストラリア海軍向けサプライSupply級補給艦の2番艦ストールワート Stalwartが5月20日に,建造所であるナバンティアのフェロル造船所を出航, 母港となる西オーストラリアのスターリング基地に向かった。
フランス海軍は,大西洋上で実施した演習「フォーミダブル・シールド 2021」において,ホライゾンHorizon型防空フリゲイトのフォルバンForbinが 超音速標的機の撃墜に成功したと発表した。
英海軍は5月19日に,計画中の31型フリゲイト5隻の艦名を明らかにした。ク ラス全体はインスピレーションInspiration級と称するが,これは個々の艦名 が過去に戦功をたてた艦を襲名しており,そこから,英海軍に課せられた将来 の任務を想起させる意図があるため。
カナダ海軍の新型警備艦(AOPS:Arctic and Offshore Patrol Ship)の1番 艦,ハリー・デウォルフHarry DeWolfの艦上で5月下旬に,ヘリコプターの発 着に関わる運用限界(SHOL:Shipboard Helicopter Operating Limits)を確 認するための発着艦試験が行なわれた。
5月8日にカリフォルニア州サンディエゴのノース・アイランド基地で,米海 軍向け遠征洋上基地(ESB:Expeditionary Sea Base)の5番艦ミゲル・キース Miguel Keith ESB-5の就役式典が行なわれた。続いて5月22日にアラバマ州モ ービルで,インディペンデンスIndependence級沿海域戦闘艦の13番艦,モービ ルMobile LCS-26の就役式典が行なわれた。
米海軍がまとめた艦艇退役スケジュールによると,沿海域戦闘艦(LCS: Littoral Combat Ship)のうち最初の2隻が今年度中に退役する。まず,イン ディペンデンスIndependence LCS-2は7月31日付けで,続いてフリーダム Freedom LCS-1が年度末の9月30日付けで退役する予定。いずれも,退役後は予 備艦とする方針。本誌先月号でも報じたように,フリーダムはすでに最後の航 海とみられる任務航海を終えて,母港に帰港している。
米バイデン政権は5月28日に,2022会計年度の国防予算教書をリリースした。海軍関連予算は総額2,117億ドル,うち運用経費712億ドル,装備調達費582億ドル,人件費565億ドル,研究開発費226億ドル。このうち艦艇の領収は17隻を予定で,アーレイ・バークArleigh Burke級駆逐艦3隻,ズムウォルトZumwalt級駆逐艦1隻,ヴァージニアVirginia級攻撃原潜3隻,沿海域戦闘艦(LCS)5隻,ドック型輸送揚陸艦(LPD)1隻,給油艦(T-AO)1隻,遠征洋上基地(T-ESB)1隻,遠征高速輸送艦(T-EPF)1隻,新型の救難曳船(T-ATS)1隻。
インドネシア海軍の東部艦隊司令部第2潜水隊に所属する209/1300型潜水艦ナンガラNanggalaが,4月21日に魚雷の実射訓練を実施していた時に,バリ島北方95キロ付近の海域で消息を絶った。潜航開始後に消息を絶ったとの情報がある。これを受けて,訓練に同行していた艦が捜索を開始した。そしてインドネシア海軍は4月24日になって,ナンガラが沈没したと発表した。同艦が潜航を開始した場所から3キロほどの地点で,同艦の部品の一部を発見・回収したため,沈没が確認された。併せて,乗組員53名も全員が死亡したと発表された。その後,三つに分断された艦の残骸が見つかったとの報もあった。なお,現場の水深は800メートルほどある。
台湾の台湾国際造船(CSBC:China Shipbuilding Corp.)で同国では初めて となる国産のドック型輸送揚陸艦(LPD)玉山Yushanが進水した。艦番号は 1401。満載排水量10,600トン,全長153メートル,幅23メートル,吃水6メート ル。兵員673名の乗艦が可能。2022年4月の引渡しを予定している。
ナバンティアのカルタヘナ造船所で4月22日,スペイン海軍向けS-80型潜水 艦の1番艦イサーク・ペラルIsaac Peralの進水式が行なわれた。進水後に港内 試験と試験航海を行ない,初めて航海に出るのは2022年,引渡しは2023年の予 定。
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