8月8日にフィンカンティエーリ・マリネット・マリーン造船所で,フリーダ ムFreedom級沿海域戦闘艦(LCS:Littoral Combat Ship)ナンタケット Nantucket LCS-27の命名式が挙行された。この艦名はマサチューセッツ州ケー プ・コッドの南30マイルにある島の名前にちなんだもの。
先月号でも報じたように,米新型原子力空母ジェラルドR.フォードGeraldR. Ford CVN-78にする耐衝撃試験(FSST:Full Ship Shock Trial)は,8月8日にフロリダ州ジャクソンヴィル沖の大西洋上で実施した3回目をもって終了した。その後,同艦は8月20日にノーフォーク基地を出航して,対岸にあるハンチントン・インガルス社のニューポート・ニューズ造船所に向かった。,ここでPIA(Planned Incremental Availability)と呼ばれる整備作業を実施する。そのニューポート・ニューズ造船所では8月25日に,フォード級空母の4番艦ドリス・ミラーDoris Miller CVN-81で使用する鋼材の切出しが始まった。
インドネシアの財務当局が,中古潜水艦を調達するIRSC(Interim Readiness Submarine Class)計画について,海外の金融機関から6億ドルの融 資を受ける件を承認した。潜水艦戦力の穴を埋めるギャップフィラーという位 置付けで,排水量1,800~2,800トン級を想定しているという。ただし,具体的 なクラス名には言及していない。
7月15日にハリファックスで,カナダ海軍向けの新型砕氷哨戒艦マーガレッ ト・ブルックMargaret Brookeの引渡式典が挙行された。同艦はAOPS(Arctic and Offshore Patrol Ship)計画の下で建造を計画しているハリー・デウォル フHarry DeWolf級6隻のうち,2番艦に当たる。
ティッセンクルップ・マリン・システムズ(TKMS)が,212CD型潜水艦6隻の 建造契約を55億ユーロで受注した。同級はドイツ向けに2隻,ノルウェー向け に4隻の建造を計画しており,まず2023年にノルウェー向けの1番艦を起工する 計画。ノルウェー向けは2029年から納入開始,ドイツ向けは2032年と2034年に 1隻ずつ納入,とのスケジュールが組まれている。排水量2,500トン,全長73メ ートル,幅10メートル。
サーブはドイツ軍の装備部門BAAINBw(Bundesamt für Ausrüstung, Informationstechnik und Nutzung der Bundeswehr)から,海軍のブランデン ブルクBrandenburg級(123型)フリゲイトを対象とする能力向上改修の契約を 受注した。契約額は46億クローネ。
8月4日にロシスで,英海軍のサンダウンSandown級機雷掃討艇ラムゼイ RamseyとブライスBlythの退役式典が挙行された。
レイセオン・テクノロジーズ傘下のレイセオン・インテリジェンス&スペー ス部門は7月20日,イタリア海軍の空母カブールCavourと英海軍の空母クイー ン・エリザベスが装備する着艦進入支援システム,AN/USN-3 JPALS(Joint Precision Approach and Landing System)について,カテゴリーI/IIの認証 試験が完了して導入実現を達成した,と発表した。
英海軍および装備部門のDE&S(Defence Equipment and Support),MBDAの 三者が,英海軍のデアリングDaring級(45型)駆逐艦を対象とするSAMの強化 について発表した。これは,同級に対してMBDA製のCAMM(Common Anti-air Modular Missile)を追加搭載するもの。最初の改修艦は2026年の夏に完工す る予定で,2032年までに全艦の改修を終える計画になっている。
米ミサイル防衛局(MDA:Missile Defense Agency)と米海軍は,7月24日に ハワイ北西の海域で,イージスBMDの試射FTM-33(Flight Test Aegis Weapon System 33)を実施した。これは,短射程弾道ミサイル(SRBM:Short Range Ballistic Missile)の模擬標的2発に対して,RIM-174 SM-6デュアルⅡを2発 ずつ連射して迎え撃つという内容。
米第3艦隊報道官のシーン・ロバートソン(Sean Robertson)中佐は,2020 年7月13日に発生した強襲揚陸艦ボノム・リシャールBonhomme Richard LHA-6 の火災について,同艦に乗り組んでいた一等水兵を起訴したことを明らかにし た。
ネーバル・グループが6月24日に,同社がアルゼンチン海軍に納入したゴー ウインドGowind型OPVの2番艦,ピエドラブエナPiedrabuenaの就役が実現した ことを明らかにした。1番艦ブシャールBouchardは既報のようにデモンストレ ーターのラドロワL'Adroitを転用しているため,本艦が初の新造艦となる。
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