セヴェルナヤ造船所(北方造船所)で建造したロシア海軍向けステレグシュ チイStereguschiy級(20380型)フリゲイトの7番艦マーキュリーMerkuriyが, フィンランド湾で試験航海を開始した。黒海艦隊向け。 また12月23日にアドミラルティ造船所で,ラダLada型(677M)型潜水艦の3 番艦ヴェリキー・ルキVelikiy Lukiが進水した。同級はさらに,4番艦ヴォロ グダVologdaと5番艦ヤロスラブリYaroslavlも建造中。 このほか,12月29日に新造艦3隻が一挙に就役した。内訳はボレイA Borey-A 型戦略原潜(955A型)の3番艦(原型からの通算では6番艦)ゲネラリシモ・ス ホロフGeneralissimus Suvorov,アレクサンドリトAlexandrit級掃海艇 (12700型)の7番艦アナトーリー・シュリモフAnatoliy Shlemov,ブーヤンM Buyan-M型コルベット(21631型)の10番艦グラードGrad。いずれも,就役式典 の模様はプーチン大統領とショイグ国防相がオンラインで視察した。
2017年から入渠整備を実施していたロシア空母アドミラル・クズネツォフ Admiral Kuznetsovが,12月20日に出渠した。ただしすべての作業が終わった わけではなく,完工予定は2024年とされている。なお,出渠時に同艦でボヤが 発生したとの報道がある。
ジェネラル・ダイナミクス傘下のバス鉄工所で建造しているアーレイ・バー クArleigh Burke級駆逐艦フライトⅢの一番手となる75番艦ジャックH.ルーカ スJack H.Lucas DDG-125が,12月12~15日に建造所側の試験航海(ビルダーズ ・トライアル)を実施した。この後は官側の領収試験に移行する。
カルロス・デル・トロ米海軍長官が12月13日に,アメリカAmerica級強襲揚 陸艦の4番艦LHA-9について,艦名をファルージャFallujahとすると発表した。 2004年の4月と同年11~12月に激しい戦闘が行なわれたイラクの街にちなむ命 名。米海軍の揚陸艦で中東の地名が艦名となるのは,本艦が初めてと思われ る。なお同艦は12月19日に,ハンチントン・インガルスのインガルス造船所で 建造が始まっている。
ラファエル・アドバンスト・ディフェンス・システムズが開発している対空 ミサイル・システムC-DOMEが,イスラエル海軍のサール6 Sa'ar 6型コルベッ ト,オズOzによる最後の迎撃試験を実施,実戦化に向けた道筋を付けた。 C-DOMEは,陸上で弾道ミサイルやロケットの迎撃に用いられているアイアン・ ドームをベースとして開発した,短射程の艦対空ミサイル・システム。
11月25日にトルコのイスタンブール造船所で,パキスタン海軍向けMILGEM 型コルベットの3番艦,カイバルKhaibarが進水した。順番としては3番艦だ が,引渡しは2番手になる見込みとの報道もある。
マザゴン・ドック造船所(MDL Mazagon Dock Ltd.)で建造していた15B型 ミサイル駆逐艦の2番艦モルムガオMormugaoについて,11月24日に引渡しが 実現した。
ネーバル・グループは11月7日,フランス海軍向けの新型水上戦闘艦FDI (Fregates de Defense et d'Intervention)の1番艦,アミラル・ロナルク Amiral Ronarc'hを建造ドックで浮揚させた(実質的な進水)
仏国防調達局(DGA)が11月16日,フランス海軍向けFREMM(Fregates Europeennes Multi-Missions)フリゲイトの最終艦ロレーヌLorraineを領収し た。通算8番艦で,防空型(FREMM-DA:Defense Aerienne)としては2隻目に 当たる。
BAEシステムズのゴーヴァン造船所で建造を進めている英海軍向け26型フリ ゲイトの1番艦グラスゴーGlasgowは,11月25日に進水に向けた浮揚プロセ スを開始した。その後の12月2日に浮揚が完了して,クライド川を少し下っ た対岸にある,スコッツタウン造船所に移動した。同艦は2028年末の就役を 予定している。
11月16日,サンクト・ペテルブルグのアドミラルティ造船所で,ロシア海 軍向け改キロKilo型(636..3型)潜水艦ウファUfaの就役式典が行なわれた。 太平洋艦隊向けとしては4隻目の艦となる。
11月19日,ハンチントン・インガルス社のニューポート・ニューズ造船所 で,ヴァージニアVirginia級攻撃原潜の27番艦アーカンソーArkansas SSN-800の起工式が行なわれた。米海軍で,この艦名をいただく艦は同艦が5 隻目となる。
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