艦船ニュース
8月4日,呉海上保安部(第6管区) は広島県水難救済会 と合同で,竹原市立大乗小学校で安全講習会を実施した。教諭と児童の合計50名が参加し,海や川で遊ぶ際の注意事項の説明ののち,ペットボトルやランドセルを使った浮き方や救命胴衣の着用方法などを学んだ。
8月1,2日,海上保安庁は,国連薬物犯罪事務所 からの協力依頼を受けてインドネシアのスラバヤに海上保安庁職員を派遣し,海洋状況把握(MDA)に係る研修を行なった。
8月2日,練習船“こじま”(PL-21,呉海上保安部所属)は,総航程約46,300キロ,総日数101日の航海を終えて母港の呉に帰投した。 本船は4月24日,実習生52名(うち女性9名),乗組員39名(うち女性6名)の計91名を乗せて呉を出港し,東回りでアメリカ(サンフランシスコ,ボルティモア),ギリシア(ピレウス),シンガポール,フィリピン(マニラ)に寄港しつつ訓練を行ない,世界中の海をめぐることで国際感覚を養った。
4月1日,北海道の釧路航空基地に機動救難士が配員され,6月4日,発足式が挙行された。 機動救難士の配員は全国で10カ所目となり,今秋以降には,3機目のヘリコプターも配備される予定である。昨年4月に発生した知床沖観光船事故を受けて,海難救助への即応体制や災害対処能力の強化が進んでいる。
6月21日,巡視艇“でいご”(CL-153,那覇海上保安部所属)とパラオ巡視船ケダムKedamが,沖縄近海で通信設定訓練と連携行動訓練を実施した。 海上保安庁とパラオが訓練を実施するのはこれが初めてである。ケダムは2017年12月,日本財団からパラオに供与されたが,修理先の鹿児島からパラオに帰投する際,今回の訓練を行なったもの。なお,これに先立つ同15日,ケダムの乗員は種子島海上保安署を訪問している。
7月28日,令和5年版防衛白書が,閣議了解のうえ,公表された。今回の白書は,昨年12月の安保3文書改定を受けたものとなり,3文書の策定経緯や内容などが詳しく述べられている。さらに,アジア太平洋地域で軍事的圧力を強める中国と,ウクライナ侵攻を続けるロシアが連携を強めることに対し,日本を含む国際社会は,「戦後最大の試練の時を迎え,新たな危機の時代に突入しつつある」との警鐘を鳴らしている。 さらに,わが国防衛力の抜本的強化に当たって重視する能力として,スタンド・オフ防衛能力,統合ミサイル防衛能力,無人アセット防衛能力など7つの重視分野が挙げられた。 統合ミサイル防衛能力では,わが国の取りうる手段として,①ミサイル防衛システムにより公海およびわが国の領域の上空で,敵のミサイルを迎撃する,②そのうえで,わが国へのさらなる攻撃を防ぐため,必要最小限度の自衛の措置として,相手の領域において,スタンド・オフ防衛(敵基地攻撃)能力を活用することが示された。この手段として,イージス・システム搭載艦の整備,指向性エネルギー(レーザー)兵器による小型無人機への対処能力強化,極超音速兵器への対処能力の研究な
自衛隊は国際平和協力業務および国際緊急援助活動に係る医療に関する技量の向上などのため,パシフィック・パートナーシップ2023(PP2023)に,輸送艦,護衛艦などを派遣している。活動場所は,フィジー(8月17〜20日),トンガ(同28日〜30日),パプア・ニューギニア(10月11〜20日)の3カ国である。 活動および訓練内容は,①参加国軍および現地医療関係者とともに行なう医療活動,②立入検査訓練,③文化交流で,参加部隊は①が統合幕僚監部,海上自衛隊第1術科学校,自衛隊横須賀病院,第1航空団および自衛隊入間病院,②が自衛艦隊(護衛艦乗員),③が自衛艦隊(輸送艦乗員)および東京音楽隊。
7月11日,海上自衛隊は,砕氷艦“しらせ”の令和5年度総合訓練の日程を公表した。訓練期間は8月29日〜9月29日で,寄港地等は以下のとおり。 横須賀出港(8月29日),十勝(9月1〜4日),浜田(同8〜11日),岩国(同15〜18日),三河(同22〜25日),横須賀入港(同29日)。主要訓練項目は,①各種部署訓練,②航空機発着艦訓練,③観測関係者の艦上訓練支援(海洋観測訓練支援)。
7月1日〜8月4日,海上自衛隊は,以下の日程で各国海軍などと共同訓練および親善訓練を行なった。 ▷日パプア・ニューギニア親善訓練,7月11日,珊瑚海で実施。参加部隊は海自が護衛艦“いずも”(IPD23第1水上部隊),パプア・ニューギニア国防軍が哨戒艇1隻。訓練項目は通信訓練,戦術運動など。なお,7月7〜11日,“いずも”はパプア・ニューギニアのポート・モレスビーに寄港した。 ▷日米豪韓共同訓練(PACIFIC VANGUARD23),7月1〜10日,グアム島周辺海空域で実施。参加部隊は海自が護衛艦“しらぬい” (IPD23第1水上部隊),潜水艦,米海軍が駆逐艦1隻,潜水艦,貨物弾薬補給艦1隻,給油艦1隻,P-8A対潜哨戒機,米海兵隊が第3海兵機動展開部隊第5航空艦砲連絡中隊,オーストラリア海軍が司令部幕僚,韓国海軍が駆逐艦1
7月16〜28日,陸奥湾で,令和5年度機雷戦訓練(陸奥湾)および掃海特別訓練(日米印伊共同)が実施された。参加部隊は海上自衛隊が,艦艇13隻(掃海母艦1隻,護衛艦2隻,掃海艦2隻,掃海艇8隻),航空機8機(MCH-101掃海・輸送ヘリコプター,P-3C哨戒機,P-1哨戒機),米海軍が掃海艦,MH-53E掃海ヘリコプター,水中処分員,インド海軍が水中処分員,イタリア海軍が水中処分員。 主要訓練項目は訓練機雷を使用しての機雷敷設訓練,機雷掃海,機雷掃討,水中処分員による機雷処分訓練および潜水訓練。
7月28日,防衛省は令和5年(2023年)版防衛白書(下掲記事参照)で,イージス・システム搭載艦の新しいイメージ図を公表した。 イメージでは“まや”型とよく似た護衛艦型の艦が,白波の立つ荒れた海面を高速で航行しつつ,巡航ミサイル,弾道ミサイル,ドローンへの攻撃を行なっており,冬季の日本海の荒れた海象状況の下でも,作戦行動を行なえる耐航性を持つことがうかがえる。 艦全体の印象は,昨年12月の令和5年度政府予算案で示されたイメージを,より現実に即して描きなおしたものと思われ,前甲板に127ミリ単装砲,その後方に前部VLSを装備している。さらに艦橋構造物の上部にはSPY-7多機能レーダーを装着した構造物,さらにその上方にはSPQ-9B対水上(多機能)レーダー,ESM,タカンなどを装備したマストが描かれている。 上部構造物と一体化した2本の煙突はいずれも細身で,“まや”型のようにCOGLAG推進の採用が考えられるが,これについての言及はない。 1,2番煙突間にはSSMの発射筒らしきものが見え,後部構造物上には遠隔操作式の12.7ミリ単装機銃,SPG-62イルミネーターらしきものも描かれ
インド海軍の東部艦隊で1991年に就役,2023年まで運用していたククリ Khukri級(25型)コルベット,キルパンKirpan(P44)が,ベトナム海軍に供 与され,7月22日にカムランの海軍基地で引渡し式典が行なわれた。
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