艦船ニュース
12月14日,監視取締艇“ぱるさあ”(SS-45)が解役された。平成8年(1996年)3月に就役した“ぽおらすたあ”型の10番艇で,配属先は就役から解役まで古仁屋海上保安署であった。なお,古仁屋には新たに12月14日に就役した同名の監視取締艇“ぱるさあ”(SS-12)が配属された。
1月9日,巡視艇“はやなみ”(PC-11)が解役された。平成5年(1993年)3月に就役した“はやなみ”型の1番艇で,配属先は就役から解役まで門司海上保安部であった
1月9日,巡視船“あまみ”(PM-95)が解役された。平成4年(1992年)9月に就役した“あまみ”型の1番船で,配属先は就役から解役まで佐世保海上保安部であった。 本船は2001年の九州南西海域工作船事件にて北朝鮮工作船への対応を実施したことで知られ,船内各所に北朝鮮工作員が発砲した銃弾の痕が残されていた。
12月22日,政府は令和6年度(2024年度)海上保安庁関係予算案を閣議決定した。海上保安庁関係予算の総額は2,611億円で,対前年度比1.07倍である。新たな脅威に備えた高次的な尖閣領海警備能力強化に213.2 億円,新技術等を活用した隙のない広域海洋監視能力強化に146.3 億円が充てられるほか,強固な業務基盤能力強化に815.2 億円が充当されている。 巡視船や航空機などの概要は以下のとおり。 ◆新たな脅威に備えた高次的な尖閣領海警備能力 ▷新規 ・大型巡視船 4隻:116億円 (PL型で令和9年度就役予定) ・巡視船搭載ヘリコプター 2機:0億円 (令和8年度就役予定,5年度補正着手) ▷継続 ・ヘリコプター搭載型巡視船 1隻:0.04億円 ・大型巡視船 6隻:97.1億円 ・巡視船搭載ヘリコプター 2機:0億円 ◆新技術等を活用した隙のない広域海洋監視能力 ▷新規 ・無操縦者航空機 2機:0億円 (令和7
インド国防省は12月20日にマザゴン・ドック造船所(MDL:Mazagon Dockyard Shipbuilders Ltd.)に対して,コースト・ガード向けの新型巡視船 NGOPV(Next-Generation Offshore Patrol Vessel)を6隻,総額161億4,890万 ルピーで発注した。このうち4隻は既存巡視船の代替用で,2隻が純増となる。
ナバンティアがサウジアラビアのジェッダにあるキング・ファイサル海軍基 地で,サウジアラビア海軍向けアバンテ2200 Avante 2200型コルベットの4番 艦,ジーザーンJazan(549)を納入した。この艦名は,同国南西にある街の名 前にちなんでいる。同艦は2021年7月にナバンティアのサン・フェルナンド造 船所で進水した後に現地に移送,艤装を実施して納入の運びとなった。
インド海軍はコルカタKolkata級駆逐艦の6番艦インパールImphalを用いて, PJ-10ブラモス超音速ミサイルの射程延伸型であるブラモスER (Extended-Range)の試射が行なった。発表があったのは11月27日のことで, インパールが就役する前に実施した試験の一環だと説明されている。ベースに なったPJ-10ブラモスは,ロシア製P-800(3M55)オニクスの輸出型であるヤホ ント(3M55E)から派生した超音速ミサイル。
12月25日にプーチン大統領を迎えて,ロシア海軍向けアドミラル・ゴルシコ フAdmiral Gorshkov級(22350型)フリゲイトの3番艦アドミラル・ゴロフコ Admiral Golovkoの就役式典が挙行された。
RIAノーボスチが11月30日に,ロシア海軍向け原潜の納入について報じた。 これは,ボレイABorei-A型(955A型)戦略原潜の皇帝アレクサンドルIII世 Emperor Alexander III(K-554)と,ヤーセンM Yasen-M型(885M型)攻撃原 潜のクラスノヤルスクKrasnoyarsk(K-571)で,いずれも太平洋艦隊向け。
12月26日に,ウクライナ軍がクリミアのフェオドシヤ港に対して巡航ミサイ ルによる攻撃を実施した。この攻撃で,フェオドシヤにいた露海軍黒海艦隊所 属のロプーチャRopucha型(775型)揚陸艦ノヴォチェルカッスク Novocherkasskが大破・沈没した。使用したミサイルは,ストーム・シャドー /SCALP-EGとの情報がある。
英海軍で2021年に退役したサンダウンSandown級機雷掃討艇ブライスBlyth (M111)が9月にルーマニアに譲渡され,11月15日にイギリスを出発して現地 回航の途に就き,12月19日にルーマニアのコンスタンツァに到着した。同艦に 続いて,旧ペンブロークPembroke(M107)の譲渡も予定されている。一方,イ ギリスがウクライナに供与したサンダウン級2隻を対象とする整備支援業務契 約を,バブコックが受注した。この2隻は,英海軍で用途廃止になったグリム ズビーGrimsby(M108)とショアハムShoreham(M112)で,2023年7月にウクラ イナ海軍で再就役,現艦名はチェルニヒウChernihivとチェルカッスイ Cherkasy。この供与計画は,UNCEP(Ukraine Naval Capabilities Enhancement Programme)という。
オランダ海軍はワルラスWalrus級潜水艦の後継計画を進めているが,これに 対してサーブ傘下のコックムスはオランダのダーメン造船所と組んで,C718と 呼ばれるモデルを提案することを明らかにした。これは,すでにコックムスが スウェーデン海軍向けに建造しているA26型ことブレーキングBlekinge級をベ ースとして,全長と船殼直径の双方を拡大して外洋行動に適した内容に仕立て 直したモデル。排水量は3,000トン超にスケールアップする。
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