チリの極地クルーズ・オペレーター,アンタークティカ21の新船マゼラン・エクスプローラーMagellan Explorerが,2月28日,チリの建造所ASENAVで進水した。4,900総トン,全長90.7メートル,航海速力14ノット,船客定員100人,ポーラー・クラス6(PC6)を取得し,来たる11月28日から南極クルーズに就航する予定。 マゼラン・エクスプローラーの完成予想図。(ANTARCTICA 21)
気仙沼~大島航路でカーフェリーを運航する大島汽船は,4月7日,気仙沼大橋の開通に伴って気仙沼19時発の最終便で定期航路運航を終了した。最終便は東日本大震災で被災したが復旧したフェリー亀山が担当した。この航路は100年以上の歴史があった。
仏アトランティーク造船所で建造されていたMSCクルーズの新船MSCベリッシマが2月27日に引き渡され,3月2日にサウサンプトンで命名式を挙行し,同4日発ジェノヴァへのクルーズでデビューした。本船は一昨年就航したMSCメラヴィリアMSC Meravigliaの同型2番船。171,598総トン,全長315.8メートル,速力22.7ノット,船客定員4,488名。
コスタ・クルーズの新型1番船コスタ・ヴェネチアが,去る2月28日,伊フィンカンティエーリ造船所モンファルコーネ工場で引き渡された。本船はコスタで初となる中国マーケット向けにデザインされた客船で,翌3月1日に同地で命名式を挙行,内覧クルーズを実施したあと,8日から極東へ向かう53日間クルーズをスタートした。135,225総トン,全長323メートル,速力23ノット,船客定員4,232名。
ヴァージン・ヴォヤージの新造1番船スカーレット・レディが,去る2月8日,フィンカンティエーリ造船所セストリ・ポネンテ工場で進水した。本船はヴァージン初の客船として4隻発注されているタイプの1番船で,2020年初頭に竣工する予定。110,000総トン,全長278メートル,速力22ノット,船客定員2,770名,乗員1,160名。
1月31日に韓国産業銀行(KDB),大宇造船海洋と現代重工HDの3者で条件付き基本合意した現代重工による大宇の買収について,3月8日,現代重工とKDBは大宇の55.7パーセントの株の買収に関する本契約を締結した。現代重工グループとKDBが出資する新会社「韓国造船海洋」(仮称)を設立し,傘下に現代系の造船3社(現代重工,現代尾浦造船,現代三湖重工)と大宇が入る。大宇の雇用は維持されるという。
米ロイアル・カリビアン・クルーズ(RCCL)は2月18日,傘下の米ロイアル・カリビアン・インターナショナル(RCI)が運航する世界最大のクルーズ客船オアシス級6番船の建造で,仏アトランティーク造船所と基本合意したと発表した。6番船は231,000総トン,船客5,714人とされ,既存船よりやや大型化される。竣工は2023年秋の予定。
商船三井フェリーの新造RORO船“ぶぜん”が2月28日,東京~苅田航路に就航した。両港を直行運航し,25時間30分で結ぶ。船名の“ぶぜん”は苅田港が位置する福岡県東部の旧国名豊前国に由来。11,674総トン,全長179.9メートル,航海速力23ノット,大型トラック約160台,乗用車約220台積載。東京~苅田航路は“みやこ丸”“むさし丸”との3隻体制となり,デイリー運航(東京発日曜日を除く週6便)になった。
フェリーさんふらわあは3月4日,2019年度の“昼の瀬戸内感動クルーズ”の実施を発表した。5月12日,6月2日,10月20日,11月10日の日程で4回実施するが,5月はフェリーさんふらわあ設立10周年を記念して,新造の“さんふらわあ きりしま”で初めて行う。大阪南港12時発で瀬戸内海を航行し,志布志へ翌朝6時30分到着するワンナイトとなる。6月,10月は“さんふらわあ ぱーる”,11月は“さんふらわあ ごーるど”が就航し,神戸六甲アイランド10時40分発,大分22時着のスケジュール。
スイスに本拠を置くMSCクルーズは先頃,2021年の世界一周クルーズを発表した。MSCポエジアMSC Poesia(92,627総トン,船客定員3,223人,2008年竣工)が1月5日にジェノバを発ち,119日間かけて回る。桜の季節には日本に寄港し,東京,清水,大阪,長崎,那覇,石垣島へ寄港する予定。
米ノルウェージャン・クルーズ・ライン(NCL)初の中国マーケット専用船として,2017年に竣工したノルウェージャン・ジョイNorwegian Joy(167,725総トン,船客3,802人)は,上海,天津を拠点に就航したが,近々改装されて4月下旬にも北米へ移り,5月4日からシアトル発着のアラスカ・クルーズに就航することになった。
米ノルウェージャン・クルーズ・ライン・ホールディングス(NCLH)傘下の米リージェント・セブン・シーズ・クルーズ(RSSC)の新造船セブン・シーズ・スプレンダーSeven Seas Splendorの進水式が,2月9日,伊フィンカンティエーリ造船所アンコナ工場で行なわれた。2016年竣工のセブン・シーズ・エクスプローラーSeven Seas Explorer(55,254総トン,船客定員754人)の姉妹船で,2020年2月に就航予定。
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