郵船クルーズは,大桟橋国際旅客ターミナル2階にクルーズ専用ラウンジ「アスカラウンジ」を4月12日からオープンした。70席のスペースがあり,原則としてSロイヤルスイート,Aアスカスイート利用客とアルバトロスソサエティ,プラチナメンバーの乗客が,乗船開始1時間前から乗船受付まで利用できる。これは国土交通省による官民連携の国際クルーズ拠点形成事業の一環で,郵船クルーズが横浜市と連携して進めていたもの。このラウンジは同事業の完成第1号となった。 (郵船クルーズ)
フィンランド湾横断フェリーなどを運航するエストニアのタリンクが3月27日,LNG燃料フェリーの新造を発表。ラウマ・マリーン・コンストラクション(RMC)で建造所され,引渡しは2022年1月の予定。50,000総トン,全長212メートル,船客定員2,800名で,主機に二元燃料ディーゼルを備え,航海速力は27ノット。
北海道~関東などでRORO貨物船を運航する近海郵船は,去る4月1日から敦賀~博多の日本海航路を開設した。就航船は旧“まりも”を改名した“なのつ”(8,348総トン,1999年竣工,12メートル・トレーラー128台積載)で,当面は1隻による週3便(敦賀発月水金,博多発火木土)だが,7月には“とかち”(9,858総トン,2002年竣工)を投入し,2隻体制による週6便の日曜を除くデイリー化に移行する計画。 (近海郵船)
静岡県の清水港と土肥港を結ぶ航路を運営する駿河湾フェリーの新たな事業体として,一般社団法人「ふじさん駿河湾フェリー」が,4月1日に静岡県と関係市町(静岡市,伊豆市,下田市,西伊豆町,松崎町,南伊豆町)により運営主体として設立された。事業継承は6月以降の見通しで,カーフェリー富士の運航はエスパルスドリームフェリーに委託する。
コスタ・クルーズ初のLNG燃料客船の1番船コスタ・スメラルダCosta Smeraldaが,去る3月15日,フィンランドのマイヤー・トゥルク造船所で進水した。引渡しは来たる10月の予定。183,900総トン,全長337メートル,幅42メートル,吃水8.8メートル,主機ディーゼル・エレクトリック(ディーゼル4基),航海速力17ノット,最大船客定員約6,554名,乗員1,646名。 (MEYER TURKU)
去る3月12日,米サンストーン・シップスの新しい探検船の1番船グレッグ・モーティマーGreg Mortimerの進水セレモニーが,建造所の中国招商局重工(CMHI)で開かれた。サンストーンが「インフィニティ・クラス」と称する10隻建造予定のシリーズで,8,000総トン,全長104.4メートル,幅18.4メートル,吃水5.1メートル,船客定員160名。流線形のXバウ船型を採用し,ポーラー・クラス6(PC6)を有する。 (ULSTEIN)
小型ラグジュアリー客船を運航するシードリーム・ヨット・クラブが,3月20日,初の新造船シードリーム・イノヴェーションSeaDream Innovationをオランダのダーメン造船所グループに発注した。15,600総トン,全長155メートル,船客定員220名(キャビン数110室)。PC6の耐氷構造を備えて極地航行も可能。来たる10月から建造を開始し,2021年9月に竣工の予定。 (SEADREAM YACHT CLUB)
郵船クルーズは3月20日,飛鳥Ⅱの2019年下期(10~12月)のクルーズを発表した。行楽の秋,クリスマス,新年の3シーズンの特色を活かした18本が組まれた。「爽秋の仙台・函館」,博多発着「A-style」,「ザ・グレン・ミラーオーケストラ」のほか日本オーストリア友好150年を祝した「秋の休日 ウィーンスタイル」といった多彩な企画に加え,定番のクリスマス・クルーズ,年末年始「ニューイヤー グアム・サイパン」などを実施する。
3月23日14時頃,米ヴァイキング・オーシャン・クルーズのヴァイキング・スカイViking Sky(47,842総トン,船客定員930人,2017年竣工)が,荒天のノルウェー沖をトロムソからスタバンゲルへ向かう途中,エンジン・トラブルで漂流した。海岸近くの岩礁に座礁の危険もあったが,主機1基が復旧してアンカーに成功,波浪で救助船が接舷できないためヘリコプターによる救助活動で約半数の乗客を救出,その後エンジンの復旧(全4基のうち3基)により自力航行し,翌日午後には港に入った。怪我人は出たものの乗員乗客は全員無事だった。トラブル原因は油圧低下によるエンジンの緊急停止とされる。
英サガ・クルーズの新造船スピリット・オブ・アドヴェンチャーSpirit of Adventureのスチールカット・セレモニーが3月27日,独マイヤー・ヴェルフトで行なわれた。58,250総トン,船客999人で,2020年7月に竣工予定。来たる6月竣工のスピリット・オブ・ディスカヴァリーSpirit of Discoveryの姉妹船。 (SAGA CRUISES)
米ホランド・アメリカ・ライン(HAL)の新造船ラインダムRyndamの鋼板カット・セレモニーが3月13日,伊フィンカンティエーリ造船所マルゲラ工場で行なわれた。99,500総トン,船客2,662人。2016年竣工のコーニングスダムKoningsdam,2018年竣工のニュー・スタテンダムNieuw Statendamに続くピナクル・クラスの3番船で,2021年5月に竣工予定。 (HOLLAND AMERICA LINE)
米シーボーン・クルーズ・ラインは3月13日,新探検船の船名をシーボーン・ヴェンチャーSeabourn Ventureと発表した。23,000総トン,132室の小型船で,建造は伊T.マリオッティと蘭ダーメン造船所の共同ブランド,マリオッティ・ダーメンが行なう。2隻の潜水艇を搭載し,ポーラー・クラス6(PC6)を取得する。2021年に北極圏クルーズでデビューの予定。
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