4月9日,鳥取沖で,海上自衛隊は海上保安庁と共同訓練を実施した。参加部隊は海自が第14護衛隊の護衛艦“せとぎり”,海保が8管本部,アグスタ139ヘリコプター。訓練項目は災害発生時の救助者の輸送を想定した,①情報共有,②人員移送訓練。
4月9日,海上自衛隊とフィリピン海軍は,スービック沖で,日比親善訓練を行なった。参加部隊は海自が外洋練習航海部隊(飛行)の護衛艦“すずつき”,フィリピン海軍がフリゲイトのホセ・リサールJose Rizal。主要訓練項目は戦術運動,通信訓練。
4月13~17日,海上自衛隊は以下の日程で米海軍と共同訓練を実施した。 ▷13〜14日,日本海で実施。参加部隊は海自が護衛艦“こんごう”,米海軍が巡洋艦モービル・ベイMobile Bay CG-53,駆逐艦スプルーアンスSpruance DDG-111。訓練項目は各種戦術訓練(弾道ミサイル情報共有訓練を含む)。 ▷8〜17日,日本周辺(東シナ海および日本海を含む)で実施。参加部隊は海自が護衛艦“いなづま”“こんごう”,米海軍が空母エイブラハム・リンカーンAbraham Lincoln CVN-72,巡洋艦モービル・ベイ,駆逐艦スプルーアンス,給油艦ティペカノーTippecanoe T-AO-199,貨物弾薬補給艦リチャードE.バードRichard E. Byrd T-AKE-4。訓練項目は各種戦術訓練(対潜戦,対水上戦,洋上補給,PHOTO EXなど)。
4月23日午後1時15分頃,北海道知床半島沖で,乗員・乗客26名が乗船した観光船KAZU I(カズワン,19総トン)から第1管区海上保安本部に,「船が沈みかかっている」との通報があった。 これを受けて,同日午後7時40分,1管本部長から航空自衛隊第2航空団司令に,要救助者の捜索を求める災害派遣要請が行なわれ,陸海空自衛隊は固定翼機とヘリコプターによる捜索活動を開始し,現地対策本部などに連絡員を派遣した。さらにその後,護衛艦“せんだい”,掃海艇“いずしま”,掃海艦“ひらど”が現場周辺海域に派遣され,捜索に加わった。 遭難した観光船はGMDSS(海上における遭難および安全の世界的制度)の対象外であったため,救難信号を出す機器等を装備しておらず,正確な遭難位置の特定は困難を極めたが,同29日に“いずしま”が水深約120メートルの海底に沈む観光船を確認した。5月11日現在,乗客14名の死亡が確認され,12名が行方不明となっている。
4月28日,平成30年度(2018年度)計画による“もがみ”型護衛艦のネームシップが,三菱重工長崎造船所で就役した。配属先は掃海隊群で,定係港は横須賀。“もがみ”型は対潜戦,対機雷戦,島嶼防衛などの各種戦に従事する多機能護衛艦(FFM)で,去る3月22日に同年度計画による2番艦“くまの”が一足早く就役している。基準排水量3,900トン。
3月30日,タイランド湾で,海上自衛隊とタイ海軍による日タイ親善訓練が実施された。参加部隊は海上自衛隊が護衛艦“すずつき”,タイ海軍が哨戒艇1隻。主要訓練項目は戦術運動,通信訓練。
3月14〜16日,南シナ海で,日米豪共同訓練が行なわれた。参加部隊は海上自衛隊が護衛艦“ゆうだち”,米海軍が駆逐艦マンセンMomsen DDG-92,P-8A哨戒機,オーストラリア海軍がフリゲイトのアルンタArunta,同空軍がAP-3C哨戒機。訓練項目は各種戦術訓練。
3月17日,東シナ海で,海上自衛隊とフランス海軍による日仏共同訓練(オグリ・ヴェルニー)が実施された。参加部隊は海上自衛隊が護衛艦“きりさめ”,フランス海軍がフリゲイトのヴァンデミエールVendémiaire。訓練項目は各種戦術訓練。
3月中,海上自衛隊は以下の日程で米海軍と共同訓練を実施した。 ▷8日,10日,相模湾で実施。参加部隊は海自がSH-60K哨戒ヘリコプター,米海軍がMH-60R多用途ヘリコプター。訓練項目は対潜戦。 ▷17〜18日,三陸沖で実施。参加部隊は海自がP-3C哨戒機,米海軍がP-8A哨戒機。訓練項目は対潜戦など。 ▷28〜29日,東シナ海で実施。参加部隊は海自がEP-3電子戦データ収集機,米海軍がEP-3E電子偵察機。
3月24日,防衛装備庁は陸上自衛隊が令和4年度計画で調達する中型級船舶(LSV,積載量1,700トン)1隻と小型級船舶(LCU,同350トン)1隻の建造に関わる一般競争入札の公告を行なった。2隻は3自衛隊共同の部隊に配備され,島嶼防衛能力強化のため,南西諸島方面の陸自部隊などに隊員,装備品,物資などを輸送するもので,建造費は2隻合計で102億円,建造納期はいずれも令和6年3月29日となっている。
4月22日,4,900トン型油槽船の1番船YOT-01が竣工し,海上自衛隊呉基地で引渡し式が行なわれた。配属先は呉警備隊。本船は令和元年度(2019年度)計画により新来島波止浜どっくで建造されていたもので,同じく同所で建造中の2番船YOT-02も本年夏頃に就役の予定。載貨重量4,900トン。
4月7日,佐世保地方隊佐世保警備隊所属の輸送艇1号が除籍された。本艇は昭和61年度(1986年度)計画による輸送艇1号型のネームシップで,63年3月17日に就役した。現役中は終始佐世保地方隊に配属され,離島への業務輸送などに従事した。現時点で後継艇はなく,今後,その役割は陸上自衛隊の輸送船舶が引き継ぐことになるのだろう。
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