3月9日~6月7日,海上自衛隊は各国と以下の訓練を実施した。 ▷令和7年度米海軍主催固定翼哨戒機多国間共同訓練(3月9~24日,グアム島周辺海空域,対潜戦訓練) ▷日スリランカ親善訓練(3月11日,コロンボ沖,戦術運動等) ▷日パプアニューギニア親善訓練,3月14日,ポートモレスビー港内,通信訓練) ▷日豪共同訓練(3月17~21日,東シナ海,各種戦術訓練等) ▷日米共同訓練(3月19日,相模湾,対潜戦訓練) ▷豪海軍主催多国間共同訓練(3月23~30日,シドニーおよび同周辺海域,各種戦術訓練) ▷日シンガポール親善訓練(3月24日,南シナ海,戦術運動等) ▷豪海軍主催多国間共同訓練(4月1日~5月5日,シドニー,バス海峡および同周辺海域,各種戦術訓練等) ▷日ベトナム共同訓練(4月5日,ダナン沖,救難訓練等)
4月24日,海上自衛隊は,令和6年11月10日に発生した,掃海艇“うくしま”の火災・沈没事故について最終事故調査結果を公表した。報告書は事故原因について,「極めて稀な事象が同時並行的に発生」したと結論づけ,火災発生の原因は,機械室上部の発電機の戻り油管フランジ部からの燃料油漏洩と推定し,自艇消火不能の原因は,艦内電源喪失時の主機等停止と機械室火災時の消火要領不十分,艇長・隊司令の指揮監督不十分等を指摘している。さらに再発防止策として,燃料戻り油管フランジ部の改修等による火災発生の防止,応急能力の強化,応急器材の整備(指導監督の強化)等が示された。 (写真:海上自衛隊)
海上自衛隊は,5月16日~10月24日の日程で,令和8年度遠洋練習航海を実施している。派遣艦艇は練習艦“かしま”“やまぎり”,指揮官は練習艦隊司令官東良子海将補。部隊には第76期一般幹部候補生課程卒業生を含む約530名が参加している。訪問国(寄港地)は,アイスランド(レイキャビク),アメリカ(アンカレッジ,サンディエゴ,ダッチ・ハーバー,ノーフォーク,ニューヨーク,パール・ハーバー),カナダ(ハリファクス,ヴァンクーバー) ,パナマ(パナマ・シティ),メキシコ(マンサニーヨ)。 (写真:海上自衛隊)
6月6日,第54次派遣海賊対処行動水上部隊(中東地域における情報収集活動兼務)の護衛艦“たかなみ”がソマリア沖に向け,定係港の横須賀を出港した。 (写真:海上自衛隊)
5月25日正午頃,海上自衛隊は,沖ノ鳥島の南西約880キロの太平洋上を,随伴艦4隻とともに行動中の中国海軍の空母遼寧Liaoningを確認した。遼寧は翌26~28日,艦載機の発着艦を繰り返した。これらに対し,防衛省・自衛隊は第5水上戦隊所属の護衛艦“あさひ”(佐世保)により,警戒監視・情報収集を行なった。 (写真:統合幕僚監部)
新聞報道等によると,このほど政府は自衛隊幹部の階級呼称を諸外国の軍隊に準じたものに変更する方針を定めた。これにより,海幕長たる海将は大将,1佐は大佐,1尉は大尉等となるが,曹士は従来のままとされる。なお変更には自衛隊法等の改正が必要となり,変更時期については明らかにされていない。
3月23日付けで,俵千城海将(前統合作戦副司令官)が,統合作戦司令官に就任した。また同日付けで,髙田哲哉海将(前航空集団司令部幕僚長,23日付けで海将に昇進)が統合幕僚学校長に,吉岡猛海将(前海上自衛隊幹部学校副校長,同)が情報作戦集団司令官に,それぞれ就任した。さらに23日付けで自衛艦隊隷下に水上艦隊が新編されたことを受けて,伍賀祥裕海将(前護衛艦隊司令官)が,初代水上艦隊司令官に就任した。 (写真:海上自衛隊。向かって左が伍賀水上艦隊司令官)
2026年3月19日,海洋観測艦“わかさ”が除籍された。本艦は“ふたみ”型の2番艦で,昭和58年度計画により日立舞鶴で61年2月25日に就役した。最終配属先は第1海洋観測隊で,定係港は横須賀。
2026年3月10日,令和3年度(2021年度)計画による“たいげい”型潜水艦の5番艦 “ちょうげい”が,三菱重工神戸造船所で就役した。配属先は第2潜水隊群第2潜水隊で,定係港は横須賀。基準排水量3,000トン。
2026年3月9日,令和4年度計画による新型海洋観測艦“あかし”が,三菱重工下関造船所で就役した。本艦は最新かつ充実した海洋観測機材を備え,艦橋構造物が大型化された。推進方式はディーゼル・エレクトリックで,バウ・スラスターと全周旋回式のアジマス・プロペラを備える。配属先は海洋業務・対潜支援群第1海洋観測隊で,定係港は横須賀。基準排水量3,500トン。
2026年3月6日,令和4年度計画による“ひびき”型音響測定艦の4番艦“びんご”が,三菱重工マリタイムシステムズ玉野本社工場で就役した。配属先は対潜支援群第1音響測定隊で,定係港は呉。基準排水量2,900トン。
2026年3月13日,令和5年度計画による“さくら”型哨戒艦の3番艦”ひのき”,4番艦”すぎ”が,ジャパン マリンユナイテッド横浜事業所磯子工場で進水した。 本型の1,2番艦については,昨年11月13日に同工場で進水しており,いずれも9年3月までに就役の予定。本型は,主に南西諸島方面の警戒・監視用に,海上自衛隊が整備中の新艦種の警備艦で,就役後は本年度末に自衛艦隊に新編される水上艦隊隷下の哨戒防備群に配属される。基準排水量1,920トン。
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