6月20日,令和2(2020)年度計画による“もがみ”型護衛艦の6番艦“あがの”が,三菱重工長崎造船所で就役した。基準排水量3,900トン。配属先は護衛艦隊第14護衛隊で,定係港は舞鶴。
4月24日〜5月9日,以下の中国艦艇が,日本近海に出現した。 ▷4月24日午前4時頃,海上自衛隊は魚釣島(沖縄県)の北西約80キロの海域を南進する旅洋Luyang III型駆逐艦2隻(包頭Baotou,紹興Shaoxing)を確認した。これらは26日に奄美大島(鹿児島県)と横当島(鹿児島県)との間の海域を南西進し,東シナ海へ向けて航行したことが確認されている。 これらに対し海上自衛隊は,第13護衛隊所属の“じんつう”(佐世保),第1掃海隊所属の“ひらど”(横須賀),第1航空群所属のP-1哨戒機(鹿屋)および第5航空群所属のP-3C(那覇)により,警戒監視・情報収集を行なった。 ▷5月5日午前10時頃,海上自衛隊は,草垣群島(鹿児島県)の南約40キロの海域において,同海域を東進する江凱Jiangkai II型フリゲイトの常州Changzhou,江島Jiangdao型コルベットの六安Luanの計2隻を確認した。その後,2隻は大隅海峡を東進し,
5月20日,令和6年度遠洋練習航海部隊が,東京港晴海埠頭から西回り世界一周の遠洋航海に出港した。期間は5月20日〜11月11日の175日間,総航程は役35,000浬(約65,000キロ)。 派遣艦艇は練習艦“かしま”“しまかぜ”で,2隻には練習艦隊司令官西山高広海将補以下,第74期一般幹部候補生課程修了者約190名(うち女性約30名)を含む約570名が乗艦している。訪問国(寄港地)は以下のとおり。ブルネイ(ムアラ),セーシェル(ビクトリア),南アフリカ(ケープタウン),セネガル(ダカール),イタリア(ナポリ),トルコ(イスタンブール),スペイン(バレンシア),ドイツ(ハンブルク),イギリス(ロンドンおよびサウザンプトン),アメリカ(ノーフォークおよびハワイ),メキシコ(アカプルコ)。
4月11日〜5月10日,海上自衛隊は各国海軍と以下の共同訓練を実施した。 ▷日米韓共同訓練,4月11〜12日,東シナ海で実施。参加部隊は海自が護衛艦“ありあけ”,米海軍が空母1隻,駆逐艦3隻,P-8A対潜哨戒機,韓国海軍が駆逐艦1隻。訓練項目は各種戦術訓練(LINKEX,海上阻止訓練,捜索救難訓練,対潜戦)およびPHOTOEX。 ▷日米共同訓練,4月12〜13日,東シナ海から四国沖に至る海空域で実施。参加部隊は海自が護衛艦“ありあけ”,米海軍,が空母1隻,駆逐艦2隻,P-8A。訓練項目は各種戦術訓練。 ▷日米共同訓練,4月16日,沖縄東方の海空域で実施。参加部隊は海自がP-3C哨戒機,米海軍がP-8A。訓練項目は各種戦術訓練(LINKEX)。 ▷日米共同訓練,4月18〜19日,日本周辺(太平洋上)で実施。参加部隊は海自がP-3C哨戒機,米海軍がP-8A。
海上自衛隊は,令和6年度インド太平洋方面派遣(Indo-Pacific Deployment 2024: IPD24)に,護衛艦“いずも”“かが”以下の艦艇などを派遣している。 派遣期間は5月3日〜12月15日で,派遣部隊は第1水上部隊が輸送艦“くにさき”およびLCAC2隻,第2水上部隊が護衛艦“いずも”“はぐろ”“ありあけ”,第3水上部隊が護衛艦“のしろ”,第4水上部隊が護衛艦“かが”,第1航空部隊がP-1哨戒機1機,第2航空部隊がP-1哨戒機1機,潜水艦部隊が潜水艦数隻。このほか海上自衛隊の特殊部隊である特別警備隊から派遣特別警備小隊が訓練に参加する。 訪問予定国はアメリカ,インド,オーストラリア,キリバス,トンガ,バヌアツ,パプア・ニューギニア,パラオ,フィジー,
4月20日午後10時38分頃,伊豆諸島鳥島の東約150浬の海域で,訓練中のSH-60K哨戒ヘリコプター2機(16号および43号機)が墜落した。事故当時,墜落した2機はほかのヘリコプター1機と,夜間,潜水艦の探知訓練を行なっていたもので,当日の訓練にはヘリコプター6機,艦艇8隻が参加していた。 その後に回収されたフライト・レコーダーの解析によると,墜落した2機は空中で衝突したと見られる。墜落機のうち,1機は大村航空基地,もう1機は小松島航空基地の所属機で,それぞれ別の護衛艦から発進していた。 両機には機長,副操縦士,航空士2名がそれぞれ搭乗しており,5月11日現在,遭難した8名のうち,1名の遺体が回収されたが,残る7名は行方不明となっている。なお,海上自衛隊は,フライト・レコーダーの解析後,墜落の直接原因が衝突によるものと判明したことを受けて,それまで見合わせていたSH-60J/Kの飛行訓練を,5月3日以降は単機での訓練に限り再開している。
3月16日,幹部候補生学校を卒業した第76期飛行幹部候補生課程修了者らは,3月16日〜4月28日の日程で,護衛艦“むらさめ”で令和5年度外洋練習航海(飛行)を実施している。訪問国(寄港地)はインドネシア(バタム島),タイ(サタヒップ),東ティモール(ディリ)。
3月16日,練習艦“かしま”,護衛艦“さわぎり”,掃海母艦“うらが”から成る近海練習航海部隊が江田内を出港した。3隻には第74期一般幹部候補生課程修了者らが分乗している。江田内出港後の日程は以下のとおり。 ▷柱島沖(3月16〜17日),▷神戸(同18〜21日),▷那覇(同29〜31日),▷佐世保(4月2〜4日),▷大湊(同7〜9日),▷舞鶴(同11〜13日),▷三机(同14日),▷呉(同15日〜5月4日),▷串本(同6日),▷横須賀(同7〜8日),▷東京晴海(同8〜20日)。
4月6〜7日,海上自衛隊は,南シナ海で実施された日米豪比共同訓練に参加した。 南シナ海では中国が威圧的なプレゼンスを繰り返しており,今回の訓練は,「自由で開かれたインド太平洋」に向けた4カ国による初の「海上共同活動(Maritime Cooperative Activity)」として,フィリピンの排他的経済水域内で行なわれた。 参加部隊は海自が護衛艦“あけぼの”,米海軍が沿海域戦闘艦1隻,P-8A対潜哨戒機,オーストラリア海軍がフリゲイト1隻,同空軍がP-8A,フィリピン海軍がフリゲイト1隻,哨戒艦1隻。訓練項目は各種戦術訓練(対潜戦訓練,戦術運動,LINKEX),PHOTOEX。
3月11日〜4月26日,海上自衛隊は各国海軍と以下の共同および親善訓練を実施している。 ▷日バーレーン親善訓練,3月11日,バーレーン沖で実施。参加部隊は海自が護衛艦“さざなみ”,バーレーン海軍が哨戒艇1隻。訓練項目は近接運動,PHOTOEXなど。なお“さざなみ”は,3月9〜11日,バーレーンのミナサルマンに寄港した。 ▷日米共同訓練(ILEX24),3月17日,日本海で実施。参加部隊は海自が補給艦“はまな”,米海軍が駆逐艦1隻。訓練項目は洋上補給。 ▷日米共同訓練(SWATT24),3月18日〜4月6日(停泊フェーズ:3月18〜21日,洋上フェーズ:3月22日〜4月6日),横須賀から沖縄東方に至る海空域で実施。参加部隊は海自が護衛艦“こんごう”,米海軍が強襲揚陸艦1隻,駆逐艦4隻,給油艦1隻,潜水艦。訓練項目は①
令和5年度(2023年度)末の3月21日,“もがみ”型護衛艦の1,2番艦(もがみ,くまの)が,掃海隊群(横須賀)から護衛艦隊第11護衛隊(横須賀)に編成替えとなった。 2隻は一昨年の就役以来,掃海隊群の直轄艦として,無人機雷排除システムや簡易機雷敷設装置などの機雷戦装備の運用確認試験などに従事していたもので,このほどその役割を終えて異動となった。今回の措置により,第11護衛隊はそれまで所属していた“あさぎり”型3隻(やまぎり,ゆうぎり,あまぎり)とともに,5隻で隊を編成することとなった。
3月5日,第5航空群(那覇)を基幹とする第54次派遣海賊対処行動航空隊要員が,民航チャーター機で那覇空港から出国した。また3月12日,第2航空群(八戸)を基幹とする第53次派遣海賊対処行動航空隊要員が,民航機で青森空港に帰国した。
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