海上自衛隊は,6月17〜29日,硫黄島周辺の海域で,令和6年度実機雷処分訓練および掃海特別訓練(日米共同訓練)を実施した。 参加部隊は,海上自衛隊が艦艇9隻(護衛艦1隻,掃海母艦2隻,掃海艦1隻,掃海艇5隻),米海軍が水中処分員など。主要訓練項目は対機雷戦(機雷掃海,機雷掃討および水中処分)。
6月7〜18日,自衛隊は米国主催多国間演習「ヴァリアント・シールド2024」に参加した。演習の目的は自衛隊の戦術技量の向上と,同盟国および同志国との連携強化。 演習の主要実施場所は,①自衛隊施設,在日米軍施設および区域,②わが国周辺海空域,③日本からフィリピン周辺に至る海域,④米ハワイ州パール・ハーバー・ヒッカム統合基地およびグアム島アンダーセン空軍基地,⑤アメリカ(北マリアナ諸島)およびパラオ周辺海空域。 主要訓練項目は各種戦術訓練など。演習参加部隊等は,自衛隊が統幕,陸上自衛隊,海上自衛隊,航空自衛隊等,②米軍がインド太平洋軍,在日米軍等,③その他として一部の訓練に複数の同志国が参加した(日本への来訪はなし)。
6月11日〜7月4日,海上自衛隊は各国と以下の共同および親善訓練などを実施した。 ▷日仏共同訓練(オグリ・ヴェルニー24),6月11日,仏領ポリネシアのタヒチ周辺海域で実施。訓練項目は戦術運動,PHOTOEX。 ▷日米共同訓練(ILEX24-3),6月13日,東シナ海で実施。訓練項目は洋上補給。 ▷日トルコ共同訓練,6月16日,関東南方の海域で実施。訓練項目は戦術運動,LINKEXおよびPHOTOEX。 ▷日米加比共同訓練,6月16日,南シナ海で実施。訓練項目は通信訓練,戦術運動およびPHOTOEX。 ▷日印共同訓練(JIMEX24),6月14〜15日,関東南方の海域で実施。訓練項目は各種戦術訓練(対潜戦,対水上戦,LINKEX),クロス・デッキおよびPHOTOEX。 ▷日セーシェル親善訓練,6月20日,セーシェルのヴィクトリア沖周辺の海空域で実施。訓練項目は通信訓練およびPHOTOEX。 ▷日スリランカ親善訓練,6月22日,スリランカのコロンボ沖の海空域で実施。訓練項目は戦術運動,通信訓練,PHOTOEX。 ▷日米共同訓練(ノーブル・レイブン24-2)
7月9日,海上自衛隊は,今年4月20日午後10時33分頃に伊豆諸島東方海域で,2機のSH-60K哨戒ヘリコプター(16号機護衛艦“はぐろ”搭載,43号機護衛艦“きりさめ”搭載)が衝突・墜落した事故(本誌第1021集本欄参照)の調査報告書を公表した。 事故当時,現場付近では3機の哨戒ヘリコプター(13号機,43号機,16号機)が行動中で,このうちの2機(13号機,43号機)は護衛艦“すずなみ”艦長の指揮下で,残る1機(16号機)は護衛艦“いせ”に乗艦した第4護衛隊群司令の指揮下で行動していた。さらに13号機と43号機は僚機間リンクにより連接されていたが,衝突した16号機と43号機は無線(ボイス)のみでつながっていた。 報告書は事故の原因を,①見張り要領不適切,②複雑な作戦環境下における高度管理不十分と結論付け,事故機内での見張りが不十分で,指揮官(第4護衛隊群司令,“すずなみ”艦長)
6月24日,三菱重工長崎造船所で,令和4年度計画による“もがみ”型護衛艦の9番艦“なとり”が進水した。就役は7年12月の予定。基準排水量3,900トン。
5月18日〜6月4日,以下の中露軍機がわが国の防空識別圏に相次いで飛来した。これらに対し,航空自衛隊は戦闘機を緊急発進させて対処した。 ▷5月18日,ロシアのIL-20情報収集機1機が日本海のわが国防空識別圏に飛来。 ▷5月27日,中国のWL-10偵察/攻撃型無人機1機が東シナ海のわが国防空識別圏に飛来。 ▷6月4日,中国のTB-001偵察/攻撃型無人機1機が東シナ海と太平洋のわが国防空識別圏に飛来。
5月13日〜6月2日,以下の中国艦艇が日本近海に出現した。 ▷5月13日午後4時頃,海上自衛隊は宮古島(沖縄県)の東約90キロを北進する旅洋Luyang III型ミサイル駆逐艦烏魯木齊Urumqi,江凱Jiangkai II型フリゲイト臨沂Linyi,福池Fuchi型補給艦東平湖Dongpinghuの3隻を確認した。これらに対し海上自衛隊は第46掃海隊(沖縄)所属の“ししじま”および第5航空群(那覇)所属のP-3C哨戒機により,警戒監視・情報収集を行なった。その後,3隻は沖縄本島と宮古島との間の海域を北進し,東シナ海へ向けて航行したことが確認されている。なお,これらの艦艇は昨年9月14日に沖縄本島と宮古島との間の海域を南東進したものと同一である。 ▷6月2日午前10時頃,海上自衛隊は魚釣島(沖縄県)の北西約80キロを南進する旅洋Luyang II型ミサイル駆逐艦鄭州Zhengzhou確認した。また同日正午頃,魚釣島の北西約80キロを南進する江凱Jiangkai II型フリゲイト黄岡Huanggangを確認した。これらに対し,海上自衛隊は第11護衛隊(横須賀)所属の“やまぎり”および
5月30日,英ロールス・ロイスは,同社の舶用ガスタービンであるMT30が,海上自衛隊が令和6年度計画で2隻の整備を進めているイージス・システム搭載艦(ASEV)の主機に採用されたと発表した。 MT30は単機出力40メガワット(53,600馬力)の高性能ガスタービンで,わが国ではすでに“もがみ”型護衛艦で採用されている。ASEVは経済性に優れたハイブリッド(COGLOG)推進を採用することが決定しており,運用状況に応じて,電動機2基(ガスタービン発電機とディーゼル発電機が付属)による電気推進と,MT30ガスタービン2基による機械推進のどちらかを選択して航行することができる。
6月3日,第48次派遣海賊対処行動水上部隊(中東地域における情報収集活動兼務)の護衛艦“さみだれ”が,呉基地を出港した。
5月20〜24日,令和6年度自衛隊統合防災演習が,防衛省市ヶ谷地区その他演習参加部隊等の所在地等で実施された。主要参加部隊等は,内局,統幕,陸海空幕,情報本部等,陸自が陸上総隊,各方面隊等,海自が自衛艦隊,各地方隊等,空自が航空総隊,航空支援集団等,そのほか防災関係機関,在日米軍,オーストラリア軍等が参加した。 主要訓練項目は,①日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震が発生した場合の指揮幕僚活動,②防災関係機関,米軍およびオーストラリア軍との連携,③航空機および車両による増強幕僚要員の輸送,早期戦力化。
海上自衛隊は令和6年度第1回米国派遣訓練(潜水艦)に,潜水艦“はくげい”を派出している。派遣期間は6月5日〜7月10日で,訓練海域はグアム島周辺。訓練項目は対潜戦。
5月11日〜6月9日,海上自衛隊は各国と以下の共同および親善訓練を実施した。 ▷日米新共同訓練(ノーブル・レイブン24),5月11〜13日,東シナ海で実施。参加部隊は海自が護衛艦“あきづき”,米海軍が遠征用海上基地艦1隻,ニュージーランド空軍がP-8A対潜哨戒機。訓練項目は各種戦術訓練(LINKEX,対水上戦)およびPHOTOEX。 ▷日マーシャル親善訓練,5月14〜16日,マーシャル諸島マジュロおよび同周辺海域で実施。参加部隊は海自が輸送艦“くにさき” (IPD24第1水上部隊),横須賀海上訓練指導隊,海上保安庁が外国海上保安機関に対する海上保安能力向上支援の専従部門海上保安庁 MCT (Mobile Cooperation Team)4名,マーシャル諸島海上警察が巡視船1隻,海上警察職員。訓練項目は航行訓練,立入検査訓練,海上保安庁主催救難訓練。なお“くにさき”は,5月13〜16日,マジュロに寄港した。 ▷日ミクロネシア親善訓練,5月20〜26日,ミクロネシアのコロニアで実施。参加部隊は海自が派遣特別警備小隊,
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