第3管区海上保安本部は8月27日,日本体育大学の学生87人に海上保安業務の見学・体験授業を横浜海上防災基地で実施した。 体験授業は2020年に締結した「日本体育大学と海上保安庁第三管区海上保安本部との包括連携協定」に基づくもので,海上保安業務についての説明後,巡視船“いず”(PL-31)や特殊救難隊の訓練などを見学し,救命胴衣を着用して訓練用プールで波と風のある状況を体験した。 (海上保安協会 新聞事業部次長 米田 堅持)
海上保安庁と気象庁は8月29日,黒潮の大蛇行が今年4月に終息したと発表した。大蛇行の期間は1965年以降では,1975年8月から80年3月までの4年8カ月を上回る最長の7年9カ月となった。 気象庁が5月に終息の兆しがあると発表後,測量船「平洋」(HL-11)と「光洋」(HL-12)が紀伊半島沖で5月31日~6月1日に行なった観測で,黒潮の流れがもっとも強い「流軸」は東経136度上では北緯33度,東経137度上では北緯32度30分付近にあり,大蛇行となる「東経136~140度の間で,黒潮が北緯32度より南に大きく蛇行した状態」にはあてはまらなかった。 また,気象庁の観測でも4月以降,潮岬で黒潮が接岸する傾向が確認されず,向こう1カ月は一時的な蛇行は予想されるものの,大蛇行が見られない状態が継続する可能性が高いと予測している。 (海上保安協会 新聞事業部次長 米田 堅持)
第50次ソマリア周辺海域派遣捜査隊(徳永省吾隊長=本庁)の8人が8月7日,本庁で帰庁報告を行なった。 2月2日から8月2日の182日間にわたって海上自衛隊の護衛艦“あさひ”に乗艦し,ソマリア沖・アデン湾で海賊行為の監視や情報収集にあたった。 ソマリア周辺海域への派遣は海賊対策の一環として,海上自衛隊の護衛艦に海上保安官が同乗するかたちで2009年3月からはじまり,今年6月末までに877回,日本籍船26隻を含む3,955隻(国土交通省調べ)の護衛を行なっている。 (海上保安協会 新聞事業部次長 米田 堅持)
海上保安庁は8月25日,令和8年(2026年)度予算の概算要求を発表した。要求総額は25年度当初予算を386億円(14パーセント)上回る3,177億円と,はじめて3,000億円を突破し過去最大となる。 新技術などを活用した広域海洋監視能力強化のため,無操縦者航空機(無人機)を4機,中型ジェット機1機を新たに導入するほか,尖閣諸島警備や老朽船の代替などで大型巡視船2隻,ヘリコプター搭載型巡視船,大型巡視艇,小型巡視艇各1隻を新造する。 また,海上保安大学校や海上保安学校の学生寮にカプセルホテルのような形でプライベート空間を確保するなど,教育訓練施設の充実も盛り込んでいる。 (海上保安協会 新聞事業部次長 米田 堅持)
海上保安庁音楽隊は東京芸術劇場(東京都豊島区)で10月27日に,第31回定期演奏会を開催する。 演奏会の模様はYouTubeにてライブ配信も行なわれる予定だ。 (海上保安協会 新聞事業部次長 米田 堅持)
瀬口良夫・海上保安庁長官は7月21日,東京ドームで行なわれたプロ野球の巨人-阪神戦の始球式で見事な投球を披露し,野球ファンを沸かせた。 瀬口長官は高校時代には練習試合などで,プロ野球選手として活躍した槙原寛己投手や工藤公康投手らとも投げ合ったこともあり,海上保安大学校野球部でも活躍した。 (海上保安協会 新聞事業部次長 米田 堅持)
7月6日,海上保安学校は恒例の五森祭を開催した。同イベントにはオープンキャンパスも合わせ1,952人が来場した。 学生たちは負傷者の搬送訓練や逮捕術など,日ごろの訓練の成果を披露するとともに,ライフベストの常時着用や緊急通報用ダイヤル118番のアピールなどを行なった。 同校前面海域で実施されたカッター・レースでは,松浦あずさ学校長が自ら艇に乗り込み,「シン・虫コナーズチーム2025」の指揮を執って会場を盛り上げた。 (海上保安協会 新聞事業部次長 米田 堅持)
7月24日,瀬口良夫海上保安庁長官は,国際刑事警察機構(ICPO)が反捕鯨団体シー・シェパード創設者のポール・ワトソン容疑者の身柄引き渡しを求める国際手配(赤手配)を解除したことについて,「極めて遺憾」としたうえで,「我が国の容疑者に対する逮捕状は引き続き有効であり,海上保安庁として関係国に対し容疑者の拘束,身柄引き渡しを求めていく方針に変わりはない」と述べた。 海保はポール・ワトソン容疑者が2010年に日本の調査捕鯨を妨害した容疑で逮捕状を請求し,ICPOに情報提供を求める国際手配(青手配)を請求,12年からは身柄拘束を要求する赤手配を請求していた。 (海上保安協会 新聞事業部次長 米田 堅持)
8月1日,海上保安大学校(広島県呉市)の練習船“いつくしま”(PL-23)は初の遠洋航海を終え,母港である海保大に帰港した。 本船は4月25日に海保大を出港,米サンフランシスコとホノルル,マーシャル諸島マジュロ,豪シドニー,印チェンナイ,シンガポールに寄港する24,000浬の行程を99日間かけて回った。 (海上保安協会 新聞事業部次長 米田 堅持)
7月1日,日本水難救済会名誉総裁の高円妃宮久子さまと長女承子さまは石川県の七尾港岸壁に着岸中の巡視船“のと”(PL-75)を視察された。両殿下は能登半島地震から1年半となったこの日に被災地の石川県七尾市と輪島市を訪問,地元市長らから被災状況や復興の現状などの説明を受けた。 また,震災当時に給水や人員や物資輸送に従事した “のと”を視察し,海上保安庁が行なった被害調査や急患輸送,測量船による港内調査などについての説明を受けられた。 (海上保安協会 新聞事業部次長 米田 堅持)
油防除や有害危険物質への対応を行なうスペシャリスト集団で,発足から30年目を迎える機動防除隊の新人隊員3人が3カ月の研修を終え,出動服(赤服)の貸与式が行なわれた。機動防除隊の隊員たちは,海難などで燃料油や積み荷の有害物質が流出した場合,対処方法の指導や助言,各機関との調整などを担う。 (海上保安協会 新聞事業部次長 米田 堅持)
海上保安大学校は5月末から6月中旬にかけて,本科2年生と初任科学生を対象に,巡視船を使った初のインターンを実施した。練習船“いつくしま”(PL-23)が遠洋航海で出港中の期間に,現場に配備されている巡視船に乗って業務を体験し,本科2年生の進路選択の参考にしてもらおうと実現したもの。 初任科学生が門司から呉,本科学生は呉から門司の間を乗船して乗組員からの生の声を聞いたほか,北九航空基地や関門海峡海上交通センターの見学なども行なった。(海上保安協会 新聞事業部次長 米田 堅持)
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