海上保安庁は6月7日に続き、6月15日にも西之島の航空観測を実施したが、それによると前回を上回る大規模な噴火が確認された。爆発こそ伴わないものの、中央火口からは黒褐色の連続した噴煙が激しく噴出し、最大高度は2000メートルに達するほか、火口丘の中腹から溶岩が海にまで流れ込んでいる。このため海上保安庁では引き続き火口を中心に半径1.4浬以内を警戒範囲と定め、周辺を航行する船舶に注意を呼びかけている。 /content/images/GIJUTSUKOKUSAI/kaiikiDB/2020nishinoshima/20200615photo/photo2_20200615m.jpg
海上保安庁は6月7日、西之島の航空観測を実施した。それによると活動は相変わらず活発な状態にあり、立ち上る噴煙の色が前回(5月18日)の白色から濃い灰色に変わっていた。一般的には白色の噴煙はその成分のほとんどが水分で、火山灰など噴出物を含むと灰色など白以外の色になり、西之島の噴煙も過去に白色と灰色を繰り返している。/content/images/GIJUTSUKOKUSAI/kaiikiDB/2020nishinoshima/20200607photo/photo2_20200607m.jpg
平成29年度計画の「くにさき」型巡視船「つるが」(PL-91)が、5月15日、JMU磯子工場で竣工した。配属先は8管の敦賀海上保安部である。
現在店頭に並ぶ7月号の「海上保安庁ニュース」では、西之島の活動が依然活発であることを、4月29日に撮影された航空写真とともに報じたが、その後5月18日にも航空観測が実施された。それによると、活動は衰えるどころかより活発になっているようにも見え、火砕丘は富士山に似た綺麗な懸垂曲線を描いている。/content/images/GIJUTSUKOKUSAI/kaiikiDB/2020nishinoshima/20200518photo/photo2_20200518m.jpg
水島海上保安部の「ことなみ」型巡視艇「おきなみ」(PC-43)が4月21日付けで松山海上保安部に、新居浜海上保安署の「ひめぎく」型巡視艇「にいかぜ」(CL-69)が同24日付けで水島海上保安部に、それぞれ配属替えとなった。
石垣海上保安部の「はてるま」型巡視船「いしがき」(PL-62)が、4月24日付けで同じ管内の中城海上保安部へ配属替えとなった。
4月10日、三菱重工長崎造船所で、ヘリコプター搭載型巡視船「あかつき」が進水した。「れいめい」の同型船で、今年度中に竣工する。
4月7日、「しもじ」型巡視船「みかづき」(PS-40)が、墨田川造船で進水した。年明けの竣工後は小笠原海上保安署に配備される。
北九州空港南部エリアに、海上保安庁の北九州航空基地が開設された。配属機はファルコン2000型1機、ビーチ350型2機、アグスタ139型2機と、練習機セスナ172型5機の計10機。24時間空港内の基地のため運用の幅が広がったほか、海上保安学校宮城分校の航空研修センターも並置されている。
稚内海上保安部は、稚内灯台からの動画配信を始めた。同灯台は野寒布岬の先端にあり、頂上からは礼文島や利尻島が一望できる。動画は階段を登るところから始まり、頂部では回廊からの景色や灯器の巨大なレンズ、電球など内部構造も見学することができる。
「世界の艦船」5月号「海上保安庁ニュース」で、3月9日の航空観測でも西之島の活動の衰えは確認されなかったと報じたが、その後海上保安庁は3月15日、4月6日、同19日にも航空機による観測を実施し、同島の噴火活動が依然継続していることを確認した。下の写真は4月19日に撮影したもので、3月9日に比べると噴煙の量は減っているが、火口の周囲には硫黄の化合物が大量に堆積し、標高も増している。 https://www1.kaiho.mlit.go.jp/GIJUTSUKOKUSAI/kaiikiDB/2020nishinoshima/20200419photo/photo2_20200419m.jpg
広島県呉市の海上保安大学校内に建設中だった国際交流センターが、2月27日竣工した。同施設は国際講義棟と宿泊研修等から成り、エントランスには煉瓦ホール(旧海軍工廠の火工部機械場を多目的ホールとしてリフォームした施設)を転用している。 海上保安庁はアジア諸国の海上保安機関のスキルアップにも注力し、これまで国内や現地で各種講義や実技研修を行なってきたが、今後はその人材交流がさらに進むことが期待される。
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