次の巡視艇と監視取締艇がこのほど解役となった。 記載は船名、番号、最終配属地、解役日。 巡視艇「にじかぜ」(CL-40) 徳山海上保安部 11月26日 監視取締艇「しりうす」(SS-61) 鳥羽海上保安部 11月18日 監視取締艇「かりいな」(SS-58) 徳山海上保安部 11月22日
先頃公表された令和3年度補正予算で整備される6500トン級PLHは、「しきしま」の代船であることがわかった。 「しきしま」は当初延命措置が検討されていたが、その後の検査で船体の老朽化が予想以上に進んでいることが判明、大規模な改修を施した場合と新造した場合のコスト・パフォーマンスを比較した結果、新造することになった。
本誌2021年12月号の記事「わが国の水路業務 その発祥から現在まで」の中で、海軍観象台の所在地を麻布の「板倉」と記したが(142頁)、これは「飯倉」の間違いなので訂正します。 なお飯倉の名は交差点や公園などに現在も残っているが、1970年代の住居表示法の改訂に伴い、住所名からは消滅した。 また海軍観象台は1888年に文部省が管轄する東京天文台となり、1892年には参謀本部陸地測量部がそこに日本経緯度原点を定めたが、その場所を示した金属環は史跡として整備されており、自由に見学することができる。(東京都港区麻布台2-18-1、東京タワーの西約200メートル)
このほど公表された令和3年度補正予算案によると、海上保安庁は次の船艇および航空機を新たに整備する。 〇増強 3500トン型PL3隻 1000トン型PL1隻 中型ヘリコプター1機 〇代替 6500トン級PLH1隻 砕氷型PLH1隻 PS、PC各1隻 CL3隻 タイプなど詳細は後日改めてお伝えする。
2017 年度(平成29 年度)補正計画のヘリコプター2機搭載型(れいめい型)巡視船「あさづき」(PLH-35)が,11 月12 日,三菱重工下関造船所で竣工した。配属地は11 管区の石垣海上保安部である。慣熟訓練ののち,11 月下旬には石垣に回航の予定。 なお,同船にはスーパーピューマ225 型(2018 年度第2次補正計画機)が1機搭載され,同機には先頃「ちゅらわし」 の愛称も与えられることになったが,こちらの就役は少し遅れており,船上に姿を見せるのは12 月以降になるようだ。
平成30年度(2018年度)第2次補正計画の3500トン型(みやこ型)巡視船「おおすみ」(PL-202)が、11月4日、三菱重工マリタイムシステムズ社玉野本社工場(元・三井E&S造船玉野工場)で進水した。竣工は来年度(令和4年度)の予定。 配属先はまだ明らかにされていないが、横浜海上保安部所属の「つがる」型ヘリ巡「おおすみ」(PLH-03)の動向とともに気になるところだ。
東京海上保安部の「ぷれあです」型監視取締艇「ひどら」(SS-25)が、11月8日付けで徳山海上保安部に配属替えとなった。
千葉海上保安部の「ぷれあです」型監視取締艇「りぶら」(SS-21)が、11月1日付けで尾鷲海上保安部に配属替えとなった。船名等の変更はない。 尾鷲までは陸送され、3日無事現地に到着した。本艇の異動により転出する艇については後日紹介の予定。 一方千葉保安部に代替艇の配属はない。というのも、本型のうち東京近辺に配備された艇は五輪警備を念頭に整備された臨時の増強艇なので、今後は各地の老朽艇と逐次交代する。
海上保安庁音楽隊は毎年秋、定期演奏会を開催しているが、昨年はコロナ禍のため中止となり、今年は緊急事態宣言こそ解除になったものの再拡大(第6波)の懸念も拭えないことから、無観客ライブ配信することになった。 11月4日(木曜日)、1845時頃から会場の様子が配信され始め、1900時演奏開始、2000時頃終演の予定。 演奏曲の詳細やリンク先アドレスは、まもなく海保ホームページやツイッターで告知される予定で、後日の抜粋配信もあるという。 ちなみにわが国ではコロナの感染は沈静化しつつあるが、ワクチン接種が進まずマスクの着用者も少ないロシア、ワクチン接種率は7割を超えたものの、やはりマスク着用者が少なく、さらにデルタ株の変異株(デルタプラス)も出現している英国では感染が再び拡大している。 ★追記 海上保安庁音楽隊初となるオンライン演奏会(第27回定期演奏会)が、今夜(11月4日)1900時配信開始される。 https://www.youtube.com/watch?v=mc3TsvlELI8 演目などは以下を参照されたい。 https://www.kaiho.mlit.go.jp/
第十一管区海上保安本部は、26日午前、沖縄周辺海域の軽石の漂流状況を航空機により調査した。 https://www.kaiho.mlit.go.jp/11kanku/karuishi.pdf また同日午後、海の安全情報として、迂回やストレーナーのチェックなど、同海域を航行する船舶への注意喚起を行なった。 福徳岡ノ場の噴火により生じた大規模な軽石の漂流は、観光地の海岸に大量に堆積したり漁船の出漁を難しくするなどの影響が出ているが、漂流範囲や量などについて、いまだ全体像が見えずにいる。 漁港などで確認された海上の軽石層の厚みは15センチほどなので、大型船が航行不能になる事態には至っていないが、吃水が浅くエンジン冷却水の取水口の位置も浅い小型船艇は、巡視艇「しまぐも」のようにストレーナーが目詰まりをおこして航行不能になる可能性がある。またウォータージェット推進船は、少量の軽石なら海水とともに吹き出してしまうが、大量に吸い込むとインペラーが損傷する恐れもある。 なお23日夜、沖縄糸満市の沖合55キロで航行不能になった「しまぐも」は、24日午後2時頃、巡視船に曳航されて無事中城新港に到
10月12日、海上保安庁は「福徳岡ノ場」と「西之島」の航空観測を実施した。 ◎福徳岡ノ場 海面上での活動は認められず、波浪により新島は徐々に小さくなっているが、島の周囲には変色域があり、さらにその東側には新島とは別の変色域が確認された。画面左奥は南硫黄島。 fuku210912-3.jpg (5440×2928) (mlit.go.jp) ◎西之島 火口丘からは再び大量の白煙が立ちのぼり、白煙は火口以外の島の各所からも噴出している。また島はほぼ全周にわたり変色域に囲まれている。 photo2_20211012M.jpg (2470×1646) (mlit.go.jp)
船舶の衝突リスク予測など、海上交通の管制業務にAIを活用した技術の検証実験を行なったことを、このほど交通部が公表した。 膨大な量のAISデータや実際の管制業務記録は、海難発生時の証拠や、海上保安学校の管制課程の教材に利用されているが、これらを学習したAIが、衝突リスクなどをどの程度正確に予測し、運用管制官の支援に役立つかを検証するのが目的で、実験は今年4月18日から24日かけて行なわれた。 その後の有用性確認作業を経て今回の公表となったが、海上交通センターの運用管制官が警告や勧告を行なった危険度の高い事象のうち、約95%に対して同様の判定を下したという。 ただし本システムを実装する場合、現行の管制システムとのマッチングも考慮しなければならないので、今後は技術の熟成に努めるようだ。 なお今回の実証実験は令和2年度予算によるものだが、コロナ禍により実施は3年度にずれこんだ。
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