去る8月15日,広島市南区の似島の西約2.3キロの瀬戸内海海上で、旅客船黒潮VII(19総トン,長さ14.2メートル)から「火災を起こした」と海上保安庁に118番通報があった。 岩国海上保安署の“ことびき”(PC-52,よど型),広島海上保安部の“しまぎり”(PC-41,ことなみ型),“あきかぜ”(CL-185,ひめぎく型)の巡視艇3隻と広島市消防局の消防艇が出動し,海に飛び込んだ乗客も含めて,乗員2名,乗客14名(子供3名)の全員を無事に救助した。 巡視艇や消防艇などが消火にあたったが,黒潮VIIは黒煙を上げて炎上を続け,約1時間後に沈没した。
留萌海上保安部の500トン型巡視船“ちとせ”(PM-08,なつい型)が,去る8月28日付けで解役となった。船齢は39年を超え,航行距離は約46万キロに及んだ。就役から解役までずっと留萌の所属であった。これに伴い,“なつい”型は残り4隻となる。
5月18日,米コースト・ガード(USCG)のマカリスター中将と海保の瀬口海上保安監が東京で「日米協力覚書付属文書」に署名した。この文書は2010年に結んだ協力覚書の付属のもので,あわせて日米海上保安機関の共同の取組みに 「SAPPHIRE (サファイア)」の呼称が与えられた。これは「Solid Alliance for Peace and P rosperity with Humanity and Integrity on the Rule of law based Engagement」(法の支配の取組みにおける誠実と仁愛に基づいた平和と繁栄のための強固な連携)のイニシャルをとったもので,海保のモットーである正義仁愛の仁愛が入っている。付属文書のなかで,アジアの海上保安機関などに対する能力向上支援を合同で実施することも盛り込まれた。
5月24日,奥島高弘海保長官とアブ・エム・アルテミオ ,フィリピン・コースト・ガード長官が本庁で長官級会合を開催した。両者は引き続き,人材育成,海賊対策などのさまざまな分野で連携・協力を発展させることで一致した。
現地時間5月20日,米サンフランシスコ沖合で遠洋航海中の“こじま”(3,136総トン)が米コースト・ガード(USCG)と合同捜索救助訓練を実施した。
5月11日,名古屋海上保安部所属のヘリコプター2機搭載型巡視船“みずほ”(PLH-41,約6,000総トン)が海賊対策派遣のため,東南アジアへ向けて名古屋を出港した。フィリピン・インドネシアとの合同油防除訓練なども行ない,6月13日に帰港する予定。
第10管区海上保安本部がプレジャーボート,ミニボートなどの安全対策を啓発する動画を作成,公開した。マリンレジャーを含め海へ出かける人に対して,ルールを守って安全に楽しむことを呼びかけた。昨年のプレジャーボートの事故の4割がメンテナンスや点検不足,ミニボートの事故の7割が転覆や浸水が原因であった。
4月28日,清水海上保安部(静岡)の“ぷれあです”型監視取締艇“れいら”(SS-34,5.6総トン)が同保安部御前崎海上保安署へ配属替えåとなった。船名変更は行なわない。配属替えに伴い,新たに清水保安部に配属となる監視取締艇はなかった。
3月27日,東京から南に約1,130キロの位置にある海底火山「噴火浅根」が噴火した。これを受けて29日,羽田基地所属航空機が観測を実施したが,変色水域や浮遊物等は確認されなかった。引き続き航行警報により付近航行船舶に注意を呼びかけている。
4月15日,中城海上保安部の大型巡視船“みやこ”(PL-201,約3,500総トン)が宮古島海上保安部へ配属替えとなった。同管区内の異動のため船名変更は行なわない。
監視取締艇3隻が海上保安庁に引き渡された。記載は船名,番号,配属地,建造所,竣工日の順である。 びいなす SS-02 大分海上保安部 ヤマハ発動機 3.30 などである。
令和3年度(2021年度)計画の監視取締艇2隻が、このほど海上保安庁に引き渡された。メーカーはヤマハ発動機で、新型。記載は船名、番号、配属地、竣工日である。 おりおん SS03 名護海上保安署 3月18日 とびうお SS05 種子島海上保安署 3月22日
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