6月5日,舞鶴海上保安部 は,海上自衛隊舞鶴地方隊,舞鶴市消防本部,京都府水難救済会舞鶴救難所,萬丹屋,無人航空機操縦士養成協会と大雨災害時における行方不明者捜索救助訓練を実施した。これは,神崎海水浴場における溺者をドローンで捜索,同機から浮き輪を落として参加船艇などで救助するという訓練であった。
6月12日,新潟海上保安部所属の巡視船“えちご”(PLH-08)の航海長を業務上過失往来危険罪で新潟簡易裁判所に略式起訴を行なった。本船は,今年1月18日,新潟県柏崎市沖で座礁事故を起こして,現在もジャパン マリンユナイテッド舞鶴事業所で修理中である。
6月2日,島根県隠岐の島町の大久漁港付近で魚雷のような物体が見つかった。隠岐海上保安署によると,物体は岸から6メートル,水深3メートルの海底にあり,長さは約10メートル,直径50センチという。8日より海上自衛隊舞鶴水中処分隊が詳細を調査している。
6月7日未明,徳島県鳴門市の貨物船第二十一大盛丸(499総トン)が,岡山県笠岡市コゴチ島の浅瀬に座礁した。水島海上保安部によると,乗員5名にケガはなく,油の流出もないという。同船は翌8日未明に離礁した。
6月3日,国際航路標識協会(IALA)総会において,海上保安庁が理事に再任された。同協会は航路標識の改善と継続的な調和のため,各国の航路標識当局などから構成される非営利組織で,海上保安庁は昭和50年(1975年)から理事を務めている。
6月1~7日,巡視船“あきつしま”(PLH-32)は,フィリピンのバターン州マリベレス近海において,日米比3国共同訓練を実施した。米コースト・ガードからはカッター,ストラットンStratton(WMSL-752),フィリピンのコースト・ガードからは巡視船メルチョラ・アキノMelchora Aquino,巡視船ガブリエラ・シランGabriela Silangが参加し,船隊運動訓練や捜索救助訓練などを行なった。日米比による3国間の合同訓練はこれが初めてとなる。なお,“あきつしま”は5月23日,横浜を出港した。
5月12日,海上保安庁は「海上保安レポート2023」を発刊した。今年のテーマは「未来を守る,海上保安庁」で,海保業務に関する最新情勢と今後の展望,日本の未来を守り抜くために必要となる6つの海上保安能力について述べている。詳細は2023年8月号掲載の本文記事を参照されたい。
4月11~12日,尖閣諸島領海内(小島の南南東約4キロおよび魚釣島の南約16キロ)で操業する日本漁船2隻が航行していた。時を同じくして尖閣諸島周辺のわが国領海に侵入した中国海警局に所属する船舶(海警1302,海警1102)に対し,第11管区海上保安本部の巡視船が,領海からの退去要求や進路規制を繰り返し実施した。 併せて,日本漁船の周囲に展開しているわが国の巡視船が,当該中国海警局に所属する船舶を日本漁船に近づかせないように警戒を行ない,漁船の安全を図った。
4月18日,海上保安庁北九州航空研修センター所属の小型飛行機セスナ172型のSA-395号機(あまつばめ5号。機体番号:JA395A)が,大分県宇佐市の農地に不時着した。不時着の原因はエンジン・トラブルによるもので,教官と訓練生の2名が搭乗しており,軽傷を負ったものの,いずれも生命に別状はなかった。
4月18日,敦賀海上保安部は,海難事故や災害の発生に対処するため,福井県警本部と合同訓練を実施した。敦賀海上保安部からは巡視船“つるが”(PL-91)が。福井県警からはヘリコプター“くずりゅう”が参加し,合同離着船訓練を行なった。
4月24日,巡視船“こじま”(PL-21)が,令和5年度遠洋練習航海に向けて呉を出港した。今年度の遠航は,4年振りの世界一周で,総航程は25,000浬,期間は来たる8月2日まで(総日程101日)。乗船者は実習生52名(うち女性9名),乗組員39名(うち女性6名)で,寄港予定地は以下のとおり。 ▷サンフランシスコ(アメリカ,5月9~13日),▷ボルティモア(同,5月31日~6月5日),▷ピレウス(ギリシア,6月20~24日),▷シンガポール(7月14~19日),▷マニラ(フィリピン,7月23~27日)。
5月1日,海上保安庁は創設から75周年を迎えた。昭和23年(1948年)5月1日,運輸省(当時,現国土交通省)の外局として設立され,今年(令和5年〈2023年〉)節目の年となったもの。
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