日本郵船のLNG燃料石炭専用船松陽Shoyoが10月2日,大島造船所で竣工し,同12日戸畑港の陸上LNG出荷施設から直接LNG燃料の供給(Shore to Ship方式)を受け,九州電力向けの石炭輸送に就航した。Shore to Ship供給は,わが国外航LNG燃料船では初めて。なお2024年3月の新造LNGバンカリング船竣工後はShip to Ship方式の運用も予定する。7船倉を備えるパナマックス型石炭船で,95,233重量トン,全長235.0メートル,幅38.0メートル,主機WinGD 6X62DF-2.0型二元燃料ディーゼル1基,1軸。LNG燃料によりSOx約100パーセント,NOx約80パーセント,CO2約30パーセントの排出削減を見込み,環境負荷低減を図る。船名は九州電力松浦発電所(長崎県松浦市)から見る夕陽をイメージして命名された。日本郵船では同型2,3番船も大島造船所で建造し,2025年竣工の予定。 (日本郵船)
沿岸急行船で知られるノルウェーのフッティルーテン・グループは9月19日,探検クルーズのブランドをフッティルーテン・エクスペディションから「HX」に変更すると発表した。移行は2023年12月に完了し,これによりブランドのアップグレードを図るほか,ウェブサイトなども更新される。6隻の客船の塗装変更は今後1年半にわたり順次行なう予定。なお,19世紀から運航している沿岸急行船のベルゲンとキルケネスを結ぶ航路は,ノルウェー旅行の代名詞として定着している「フッティルーテン」をそのまま使用する。 (HX)
9月10~16日,海上保安庁は,今年度第1回目のベトナム海上警察職員に対する能力向上支援を実施した。この取組みは,外国海上保安機関に対する能力向上支援の専従部門である海上保安庁Mobile Cooperation Team (MCT)3名を,独立行政法人国際協力機構(JICA)の枠組みでベトナムに派遣し,能力向上支援を行なうもの。
9月18~22日,カナダのバンクーバーにおいて第23回北太平洋海上保安フォーラムサミットが開催され,石井昌平海上保安庁長官が出席した。本会合では,今後の活動について議論されたほか,多国間の連携・協力の推進が確認された。次回の会合は日本で開催予定。
9月20日,海上保安庁は火山観測を実施した。西之島では白色噴煙が高さ約3,000メートルまで上昇しており,島の周囲に濃い赤褐色から緑色の変色水を認めた。
10月21日,舞鶴西港でブルーフェスタ2023が開催され,舞鶴海上保安部(第8管区)の巡視船“わかさ”(PL-93)が参加した。このほか,海上自衛隊舞鶴警備隊の多用途支援艦“ひうち”や京都府舞鶴警察署の警備艇“ゆら”,大阪税関舞鶴税関支署の税関監視艇“あおば”,京都府港湾局の港湾業務艇“みずなぎ”などが参加し,体験航海や一般公開を実施している。
10月4日(予備日:同5日),秋田沖の海空域で,海上自衛隊は海上保安庁との共同訓練を行なった。 参加部隊は海上自衛隊が大湊地方総監部,護衛艦“おおよど”,海上保安庁が第2管区海上保安本部,巡視船“しんざん”“つるぎ”,巡視艇“すぎかぜ”,固定翼機(ビーチ350),無操縦者航空機(シーガーディアン)。訓練項目は重要施設等に向かう不審船対処を想定した,①情報共有訓練,②共同追跡・監視訓練,③停船措置訓練。
9月8日,第45次派遣海賊対処行動水上部隊の護衛艦“いかづち”が,アデン湾西部で,EU海上部隊所属のイタリア哨戒艦1隻と海賊対処共同訓練を実施した。主要訓練項目は近接運動,クロスデッキ,写真撮影。
9月27日,第46次派遣海賊対処行動水上部隊(中東地域における情報収集活動兼務)の護衛艦“あけぼの”が,定係港の佐世保を出港した。
海上自衛隊は9月22日〜10月6日,令和5年度米国派遣訓練(電磁機動戦)に,第81航空隊所属のEP-3電子戦データ収集機を派出した。訓練空域は米ワシントン州ホイッドビー・アイランド海軍航空基地および同周辺空域,訓練項目は電磁機動戦訓練。
10月3〜6日,海上自衛隊は令和5年度海上自衛隊演習(図上演習〈共同演習〉)を行なった。実施場所は海上作戦センターおよび演習参加部隊等の所在地で,参加部隊は自衛艦隊,各地方隊,システム通信隊群,海上自衛隊補給本部など。主要演練項目は各種作戦および各事案への対応要領など。
海上自衛隊は令和5年度第2回米国派遣訓練(潜水艦)に,潜水艦“せきりゅう”を派出している。派遣期間は9月19日〜12月21日で,訓練海域等はハワイ諸島周辺,米ハワイ州パール・ハーバーのヒッカム統合基地。訓練項目は対潜戦。
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