10月28日 ,第9管区海上保安本部は,新潟県原子力防災訓練で,巡視船“さど”(PL-76)による住民避難訓練を行なった。この訓練では,柏崎刈羽原子力発電所からおおむね5キロ以内の住民を妙高市まで船舶で輸送する避難訓練が行なわれ,“さど”は柏崎港から直江津港までの区間で住民を輸送した。なお,同訓練は政府による原子力総合防災訓練と一体で開催された。
10月25日,第2管区海上保安本部は,仙台港において警察,消防,医療機関など12機関と合同で,大型旅客船での火災発生を想定した救助訓練を行なった。同訓練は,フェリー船内の火災で多数の負傷者が発生した想定で乗客,乗員の救助を行なうものであり,海上保安庁はフェリー船内での負傷者の搬送や機動救難士による要救助者の吊上げなどを実施した。
10月6~21日,海上保安庁モバイルコーポレーションチーム(MCT)の職員3名を国際協力機構の枠組みでジブチ共和国に派遣した。MCTは,能力向上支援の専従部門で,ジブチのコースト・ガード職員に対して今年度2回目となる能力向上支援を行なった。この活動では,同国の海上法執行能力向上を目的に,高速艇2隻で停船・追跡訓練や船舶を模した陸上コンテナ施設で船舶移乗訓練を実施した。
11月10日,砕氷艦“しらせ”が,第65次南極地域観測協力のため横須賀を出港した。派遣期間は11月10日〜翌年4月8日で,往路は11月25〜30日に豪フリーマントルに寄港し,昭和基地沖には12月下旬〜1月下旬に滞在する。復路は3月18〜23日に豪フリーマントルに寄港し,4月8日に横須賀に帰投の予定。極地では艦上観測,野外観測,基地設営などの支援作業に従事する。
海上自衛隊と米海軍は,11月17~27日,日向灘で,令和5年度機雷戦訓練(日向灘)および掃海特別訓練(日米共同訓練)を実施した。 参加部隊は,海上自衛隊が,艦艇20隻(護衛艦1隻,掃海母艦2隻,掃海艦2隻,掃海艇15隻),航空機2機(MCH-101掃海・輸送ヘリコプター2機),水中処分員(横須賀,呉,佐世保,舞鶴,大湊,沖縄水中処分隊),米海軍が艦艇2隻(掃海艦2隻),航空機2機(MH-53E掃海ヘリコプター2機),水中処分員,UUV操作員など。主要訓練項目は,機雷戦(機雷敷設,機雷掃海,機雷掃討および水中処分),PHOTOEX。
10月26日,北海道西方の海空域で,海上自衛隊と海上保安庁の共同訓練が行なわれた。参加部隊は海上自衛隊が大湊地方総監部,ミサイル艇“くまたか”,海上保安庁が第1管区海上保安本部,巡視船“ほろべつ”“おくしり”。訓練項目は情報共有訓練,ミサイル艇および巡視船の運動要領等に関する訓練。
10月16日〜11月7日,海上自衛隊は以下の日程で,各国と共同訓練および親善訓練などを行なった。 ▷日米共同訓練,10月16~18日,東シナ海で実施。参加部隊は,海自が護衛艦“のしろ”,米海軍が空母1隻,巡洋艦2隻,駆逐艦1隻。訓練項目は各種戦術訓練(LINKEXなど)。 ▷日米共同訓練,10月16~18日,南シナ海で実施。参加部隊は,海自が護衛艦“あけぼの”,米海軍が駆逐艦1隻,沿海域戦闘艦1隻。訓練項目 は各種戦術訓練(戦術運動,LINKEXなど),PHOTOEX。 ▷日米豪加新共同訓練(ノーブル・カリブー),10月23日,南シナ海で実施。参加部隊は,海自が護衛艦“あけぼの”,米海軍が駆逐艦1隻,オーストラリア海軍がフリゲイト1隻,カナダ海軍がフリゲイト1隻,ニュージーランド海軍がフリゲイト1
11月10日~20日,令和5年度自衛隊統合演習(実動演習)が行なわれた。 実施場所は,①自衛隊施設,在日米軍施設および区域,②民間空港・港湾,③川崎市,柏崎市,御前崎市,唐津市,佐世保市,諫早市,対馬市,壱岐市,奄美市,奥尻町,東通村,楢葉町,東海村,大和村,徳之島町,天城町,伊仙町,与那国町,④わが国周辺海空域。 参加部隊などは,自衛隊が幕僚監部など(統合幕僚監部,陸上幕僚監部,海上幕僚監部,航空幕僚監部および情報本部),陸上自衛隊(陸上総隊,各方面隊など),海上自衛隊(自衛艦隊,各地方隊など),航空自衛隊(航空総隊,航空支援集団など),共同の部隊(自衛隊情報保全隊,自衛隊サイバー防衛隊),米軍が太平洋陸軍,太平洋艦隊,
11月10日~20日,日本周辺海空域で,令和5年度海上自衛隊演習(実動演習〈共同演習〉)が実施された。参加部隊は,海上自衛隊が護衛艦“ひゅうが”ほか艦艇約15隻,P-1哨戒機ほか航空機約20機,米海軍が空母1隻ほか艦艇約10隻,P-8対潜哨戒機ほか航空機約10機,オーストラリア海軍が駆逐艦1隻ほか艦艇1隻,P-8A1機,カナダ海軍がフリゲイト1隻ほか艦艇2隻,CP-140哨戒機1機,フィリピン海軍が派遣幕僚。主要演練項目は,各種戦術訓練(対潜戦,対水上戦など),洋上補給。
10月24日,ジャパン マリンユナイテッド横浜事業所鶴見工場で,令和2年度計画による“あわじ”型掃海艦の4番艦“のうみ”が進水した。就役は7年3月の予定。基準排水量690トン。
11月14日,令和3年度計画による“もがみ”型護衛艦の8番艦“ゆうべつ”が,三菱重工マリタイムシステムズ(玉野)で進水した。就役は7年3月の予定。基準排水量3,900トン。
既報のように,10月17日,川崎重工神戸工場で,令和2年度(2020年度)計画による“たいげい”型潜水艦の4番艦が,“らいげい”と命名され,進水した。就役は7年3月の予定。 本艦では新たに発電効率を強化したシュノーケル・システムを搭載した川崎12V 25/31型ディーゼルが搭載される。(写真:海上自衛隊)
Showing 12 of 542 total posts