去る1月26日,伊フィンカンティエーリ造船所アンコナ工場で,リージェント・セブン・シーズ・クルーズ(RSSC)のセブン・シーズ・グランデュアSeven Seas Grandeurが進水した。本船はこの3月に初来日したセブン・シーズ・エクスプローラーSeven Seas Explorer(55,254総トン,2016年竣工)の同型3番船で,約55,500総トン,船客定員746名,最新の環境技術を用いて建造されている。RSSCフリートの6隻目となり,全バルコニー付きスイート373室を備え,同社30年の集大成としてレストランなどのデザインを刷新するほか,数百万ドル規模のアート・コレクションを展示するという。来たる11月に引き渡され,地中海クルーズでデビューする予定。 (?RSSC)
世界最大のコンテナ船社スイスのMSCと同2位デンマークのマースクは去る1月25日,両社で組織しているコンテナ・アライアンス「2M」について,2025年1月末の提携終了で合意したと発表した。両者は同年2月から単独運航に移行する模様。2Mの結成は2014年に発表され,翌15年から北米,欧州,大西洋の東西基幹航路でサービスを開始した。契約期間は10年で,提携解消の際には2年前までの発表が決められており,両社は契約を延長せずに解消することとなった。
韓国の国防事業庁(DAPA:Defense Acquisition Program Administration) が,新型掃海艦MSH-IIの計画を開始することを明らかにした。予算は1兆7,800 億ウォン(14億4,000万ドル)で,まず2025年までに基本設計をまとめる。1番 艦の引き渡しは2029年を予定している。
アラブ首長国連邦のエッジ・グループ傘下にあるアブダビ造船所(ADSB: Abu Dhabi Ship Building)がアンゴラ海軍から71メートル級コルベットBR71 MkIIを3隻,総額39億4,000万ディルハム(10億ユーロ)で受注した。
中国海軍の航空部門がパイロット訓練生の募集に際して,初めて女性と一般 大学の卒業生に門戸を開いた。一般大学については理工系の出身であること, との条件があるほか,「中国共産党に忠実であり,本人とその家族が政治的に クリーンな記録の持ち主で,刑事または懲戒処分の記録がない」との条件もあ る。
コングスベルクは2月5日に,オーストラリア海軍向けのRGM-184A NSM(Nytt Sjonomalsmissil/Naval Strike Missile)艦対艦ミサイルを受注したと発表 した。計画名称Project Sea 1300の下,RGM-84ハープーンの後継として,2024 年からANZAC級フリゲイトとホバートHobart級駆逐艦に搭載することになって いる。
バロー・イン・ファーネスのBAEシステムズで2月9日に,英新型戦略原潜 ドレッドノートDreadnought級の3番艦,ウォースパイトWarspiteで使用する 鋼材の切出しが始まった。
ボーイングは2月23日に,F/A-18E/Fスーパー・ホーネットの米海軍向け製造 を2025年末に終了することを明らかにした。生産終息によって他のプログラム に人員を回したり加速したりできる,と同社では説明している。またF/A-18に ついては既存機の維持管理や近代化改修に注力するとしている。
カルロス・デル・トロ米海軍長官は2月27日に,タイコンデロガTiconderoga 級巡洋艦の16番艦チャンセラーズヴィルChancellorsville CG-62について,艦 名をロバート・スモールズRobert Smallsに改めると発表した。 チャンセラーズヴィルは,南北戦争中の1863年4月30日から5月6日にかけて 戦闘があった場所にちなむ命名。この戦闘では,ロバートE.リー将軍が率いる 南軍が大胆な機動作戦を仕掛けて,2倍以上の兵力を擁するジョセフ・フッカ ー将軍率いる北軍を打ち破った。ところが,この戦績にちなむ命名が「南部連 合と関連する命名の見直し」を求める動きにひっかかり,改名が決まったも の。新艦名となるロバート・スモールズはサウス・カロライナ州の出身で,奴 隷の出。1862年5月13日に,南部連合海軍の蒸気船プランターPlanterを封鎖下 のチャールストン港から脱出させて,北軍に降伏したことで知られる。戦後は 州議会を経て下院議員を5期務めた。
ハンチントン・インガルスのニューポート・ニューズ造船所で,“ Multi-Class Submarine Production Facility”という新たな原潜建造施設の 起工式が行なわれた。これは,ディストリクト・オブ・コロンビアDistrict of Columbia級戦略原潜とヴァージニアVirginia級攻撃原潜の建造を担当する 新施設3種類のうちのひとつ。同社と米海軍では資金を分担して,ニューポー ト・ニューズで2016~2025年にかけて総額10億ドルの投資を実施する計画があ り,その一環。
アーレイ・バークArleigh Burke級駆逐艦の40番艦ピンクニイPinckney DDG-91は,ジェネラル・ダイナミクス傘下のナショナル・スチール&シップビ ルディング(NASSCO)で,昨年からDDG Mod2.0改修に入っている。 同艦の改修作業は順調に進んでいる模様で,艦橋の両舷にはAN/SLQ-32(V) 7 SEWIP(Surface Electronic Warfare Improvement Program)ブロック3電子 戦装置の空中線が取り付けられた。SEWIPブロック3の主な眼目は,電子攻撃 (EA:Electronic Attack)能力の強化にある。 また,DDG Mod2.0改修ではAN/SPY-1D(V)レーダーをAN/SPY-6(V)4に換装 することになっており,合わせせてイージス戦闘システムもベースライン10に 更新する。最終的に20隻あまりがDDG Mod2.0改修の対象となる見込みで,
ロッキード・マーチンのスペース・システムズ部門が米海軍戦略システム計 画室から,ズムウォルトZumwalt級駆逐艦を対象とする極超音速飛翔体CPS (Conventional Prompt Strike)の搭載に関連する,11億7,851万ドルの契約 を受注した。
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