5月25日,令和5年度遠洋練習航海部隊が横須賀を出港した。遠航の概要は以下のとおり。 ▷期間:令和5年5月25日~10月20日(149日間)。 ▷総航程:約52,400キロ。 ▷指揮官:練習艦隊司令官今野泰樹海将補。 ▷派遣艦艇:練習艦“かしま”“はたかぜ”。 ▷人員:第73期一般幹部候補生課程修了者約160名(うち女性約20名)を含む約560名。 ▷訪問国(寄港地):アメリカ(ダッチハーバー,サンディエゴ,パール・ハーバー),カナダ(ヴィクトリア),メキシコ(マンサニーヨ),ペルー(カヤオ),チリ(バルパライソ),アルゼンチン(ブエノスアイレス),ブラジル(リオ・デ・ジャネイロ,レシフェ),コロンビア(カルタヘナ)。
6月2日~7月13日の期間で,海上自衛隊は令和5年度米国派遣訓練(護衛艦)のため,ハワイに護衛艦“すずつき”と搭載航空機を派遣した。訓練項目はミサイル射撃訓練。
5月11日~6月10日,海上自衛隊は以下の日程で各国海軍と訓練を行なった。 ▷日インドネシア親善訓練,5月11日,ジャワ海で実施。参加部隊は海自が護衛艦“くまの”(令和5年度〈2023年度〉インド太平洋方面派遣〈IPD23〉第3水上部隊),インドネシア海軍がコルベット,パチムラPattimura。訓練項目は戦術運動,PHOTOEXなど。 ▷日仏共同訓練(オグリ・ヴェルニー23-2),5月29日,関東南方海域で実施。参加部隊は海自が護衛艦“やまぎり”,フランス海軍が駆逐艦ロレーヌLorraine。訓練項目は各種戦術訓練(戦術運動,LINKEXなど),PHOTOEX。 ▷日米豪加共同訓練(ノーブル・ウルフ),6月3~5日,東シナ海で実施。参加部隊は海自が護衛艦“しらぬい”(IPD23第1水上部隊),P-1哨戒機,米海軍がミサイル駆逐艦チャンフーンChung-Hoon DDG-93,オーストラリア海軍がフリゲイト,アンザックAnzac,カナダ海軍がフリゲイト,モントリオールMontreal,補給艦アステリクスAsterix。訓練項目は各種戦術訓練(
5月8日~6月4日,海上自衛隊は以下の日程で,各国海軍と訓練を行なった。 ▷5月8~10日,日本周辺の太平洋上で実施。参加部隊は海自がEP-3電子戦データ収集機,OP-3画像データ収集機で,米海軍がEA-18G電子戦機。主要訓練項目は電磁機動戦訓練。 ▷5月18,19日,太平洋から東シナ海で実施。参加部隊は海自が護衛艦“ありあけ”,米海軍が原子力空母ニミッツNimitz CVN-68,ミサイル駆逐艦ウエインE. メイヤーWayne E. Meyer DDG-108。訓練項目は各種戦術訓練(LINKEXなど)。 ▷5月23,24日,本州南方で実施。参加部隊は海自が護衛艦“しらぬい”(IPD23第1水上部隊),米海軍が空母ニミッツ,ミサイル巡洋艦バンカー・ヒルBunker Hill CG-52,ミサイル駆逐艦ウエインE.メイヤー。訓練項目は各種戦術訓練(対水上戦,LINKEXなど)。 ▷5月25日,相模湾で実施。参加部隊は海自がSH-60K哨戒ヘリコプター,米海軍がMH-60R多用途ヘリコプター。訓練項目は対潜戦。 ▷6月4
4月7日,海上自衛隊の呉教育隊に,新隊員246名が入隊した。このうち28名が女性だが,呉教育隊に女性が入隊するのは初めてのことである。女性隊員の教育は,従来横須賀教育隊のみで行なわれていたが,このほど,呉と佐世保(4月9日入隊)でも実施されることとなった。
5月8日,防衛装備庁は,令和5年度STOVL(F-35B戦闘機)用バージ(はしけ)の整備に関する調査研究の事業者を募集する公告を行なった。事業者の応募資格として,航空自衛隊が艦艇において運用する飛行機等の運用環境の知識(施設基準・特有の性能等)を有していること,海上自衛隊の“いずも”型護衛艦の特別改造の設計および建造に関する実績を有することなどが挙げられている。
4月17日,防衛装備庁は,令和5年度護衛艦(05FFM)2隻と,5年度潜水艦(05SS)1隻の競争入札参加希望者に対する技術資料募集の公告を行なった。05FFMは“もがみ”型の11,12番艦で,当初から前甲板にMk41VLSを搭載する。05SSは“たいげい”型の7番艦で,新型潜水艦戦闘管理システム,新型シュノーケル発電システムを装備する。
5月9日,海上自衛隊は,本年1月10日に修理後の公試運転中の護衛艦“いなづま”が,周防大島沖のセンガイ瀬で座礁した事案についての,調査結果を公表した。 これによると,座礁の原因は,①艦長の指揮監督不適切,②哨戒長および航海指揮官の知識・技量および安全意識不十分,③ブリッジ・リソース・マネジメントの機能不全,④不適切な安全管理としており,いくつも重なった人為的ミスが,今回の事故を引き起こしたと結論している。なお事故によるけが人はなかったが,ソナー,プロペラなど,艦首から艦尾に至る船体下部の広範囲の部分が損傷し,その修理にかかる概算費用は約40億円と見積もられ,修理には数年を要すると見込まれる。 これを受けて酒井海幕長は,同日の記者会見で,艦長の指揮監督の不適切さが事故の大きな要因と指摘し,今後,艦長を養成するプロセスを再検討するなどの,再発防止策について言及した。
既報のように,自衛隊と海上保安庁は,4月6日に宮古島付近の海上で遭難・墜落した陸上自衛隊のUH-60JA多用途ヘリコプターの捜索に当たっていたが,同16日,潜水艦救難艦“ちはや”が,伊良部島北6キロ,水深106メートルの海底で,ヘリの残骸と遭難者らしき2名を発見した。さらに5月2日には,民間の作業船により,フライト・レコーダーを含むヘリの残骸の一部などが引き上げられた。5月10日現在,遭難者10名のうち,第8師団長の坂本雄一陸将以下6名の死亡が確認されている。
5月9日,海上自衛隊は,八戸航空基地の第2航空群で, 試験的に導入したMQ-9Bシーガーディアン無人機の実運用テストを開始した。これは,現在,海上自衛隊が固定翼哨戒機で行なっている警戒監視などの任務の一部を,将来的に無操縦者航空機により代替可能か検証するものである。MQ-9B は,米空軍のMQ-9リーパー攻撃型無人機をベースに,海上偵察仕様に変更したもの。 すでにわが国では,昨年10月から,海上保安庁が八戸航空基地で,リース契約によってMQ-9Bの運用を行なっており,5月9日現在は3機体制となっている。海上自衛隊が実運用テストを行なう機体は,海保の3機目の機体と共用である。
4月11〜26日,海上自衛隊は以下の日程で,各国海軍と訓練を行なった。 ▷日ブルネイ親善訓練,11日,ムアラ周辺の海空域で実施。参加部隊は海自が護衛艦“きりさめ”,ブルネイ海軍が哨戒艦1隻。訓練項目は戦術運動,PHOTOEXなど。 ▷日仏共同訓練(オグリ・ヴェルニー23),20〜21日,関東南方の海空域で実施。参加部隊は海自が護衛艦“くまの”(IPD23第3水上部隊),フランス海軍がフリゲイト1隻。訓練項目は各種戦術訓練(戦術運動,LINKEXなど)。 ▷日米韓共同訓練, 17日,日本海で実施。参加部隊は海自が護衛艦“あたご”,米海軍が駆逐艦1隻,韓国海軍が駆逐艦1隻。訓練項目は弾道ミサイル情報共有訓練を含む各種戦術訓練。 ▷カンボジア海軍との親善行事および親善訓練,24〜26日,シアヌークヴィル港およびリアム海軍基地等で実施。参加部隊は海自が掃海母艦“うらが”および掃海艦“あわじ”(IMED23部隊),カンボジア海軍がリアム基地所属隊員。実施項目は応急機材の実演展示。
4月21日,房総沖で,海上自衛隊と米海軍による対潜特別訓練が実施された。参加部隊は海自がP-3C,米海軍がP-8A。主要訓練項目は対潜戦。
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