3月22日,平成30年度(2018年度)計画による“もがみ”型護衛艦の2番艦“くまの”が,三菱重工マリタイムシステムズ(旧三井E&S造船玉野艦船工場)で就役した。 配属先は掃海隊群で,定係港は横須賀。“もがみ”型は対潜戦,対機雷戦,島嶼防衛など各種戦に従事する画期的な多機能護衛艦(FFM)で,三菱重工長崎造船所で公試中のネームシップも令和4年度(2022年度)初頭に就役の予定。基準排水量3,900トン。
3月9日,三菱重工神戸造船所で,平成29年度計画による新型潜水艦“たいげい”の自衛艦旗授与式が行なわれ,海上自衛隊に引き渡された。 配属先は第2潜水隊群第4潜水隊で,定係港は横須賀。本型は潜水艦22隻体制に対応した新設計艦で,低雑音化と耐衝撃性に配慮した船体を採用し,“そうりゅう”型の11,12番艦と同じく主蓄電池にリチウム・イオン電池を採用した。基準排水量3,000トン。
2月14日,第22航空群第22航空隊(大村)隷下の第224飛行隊が解隊された。 同飛行隊はUH-60J救難ヘリコプターを運用する救難飛行隊として活動してきたが,大村地区におけるUH-60Jの運用が終了したことを受けて今回の措置となった。なお22空隷下の鹿屋航空分遣隊では引き続きUH-60Jの運用が行なわれる。
3月5日,トンガ王国国際緊急援助活動統合部隊の輸送艦“おおすみ”が,任務を終えて定係港の呉に帰投した。同艦は1月15日のトンガにおける火山噴火を受けて,同24日に呉を出港,2月17日まで現地で救援物資輸送などの援助活動を行なっていたもの。
2月16日〜3月8日,海上自衛隊(一部陸上自衛隊を含む)は以下の日程で,米海軍(一部米海兵隊を含む)と日米共同訓練を実施した。 ▷2月16〜17日,沖縄東方の海空域で実施。参加部隊は海自が護衛艦“いなづま”,練習艦“はたかぜ”,米海軍が空母エイブラハム・リンカーンAbraham Lincoln CVN-72,巡洋艦1隻,駆逐艦1隻。訓練項目は各種戦術訓練。 ▷2月19〜22日,沖縄周辺の海空域で実施。参加部隊は海自が護衛艦“みょうこう”,米海軍が空母エイブラハム・リンカーン,巡洋艦1隻,駆逐艦1隻。訓練項目は各種戦術訓練。 ▷2月28日〜3月4日,関東南方からグアム北方の海空域で実施。参加部隊は海自が護衛艦“しらぬい”“ひゅうが”,陸自が水陸機動団,米海軍が駆逐艦4隻,貨物弾薬補給艦1隻。訓練項目は対地射撃,
2月21〜25日,令和3年度日米共同統合防空・ミサイル防衛訓練が,陸自松戸駐屯地,下志津駐屯地,青野原駐屯地,飯塚駐屯地,宮古島駐屯地および八重瀬分屯地,海自横須賀地区ならびに空自横田基地,入間基地,春日基地,築城基地,新田原基地および那覇基地で実施された。 参加部隊は自衛隊が統幕,陸上総隊,東部方面隊,中部方面隊,西部方面隊,陸自高射学校,自衛艦隊および航空総隊,米軍が第7艦隊司令部,艦艇数隻ほか。 主要訓練項目はシミュレーションによる弾道ミサイル対処および防空戦闘に係る日米共同対処訓練,シミュレーションによる弾道ミサイル対処および防空戦闘に係る日米共同での不測事態対処訓練。
3月8日,政府はロシアによる国際法違反の侵略を受けているウクライナに対し,防弾チョッキ,鉄帽(ヘルメット),防寒服,天幕,カメラ,衛生資材,非常用糧食および発電機などを移転することを決定した。これらの輸送は3月8日,小牧基地を出発したKC-767空中給油・輸送機などによって順次行なわれた。
令和3年度(2021年度)計画の監視取締艇2隻が、このほど海上保安庁に引き渡された。メーカーはヤマハ発動機で、新型。記載は船名、番号、配属地、竣工日である。 おりおん SS03 名護海上保安署 3月18日 とびうお SS05 種子島海上保安署 3月22日
令和2年度(2020年度)第3次補正計画の20メートル型(ひめぎく型)巡視艇「あしかぜ」(CL202)が、3月22日竣工した。建造所は本瓦造船で、配属地は福山海上保安署。
郵船クルーズは3月4日,飛鳥Ⅱの夏商品を発表した。5月30日発から8月21日発まで22本を実施する。夏の定番の祭りや花火鑑賞クルーズが数多く組まれ,船上でも盆踊りや縁日を開催して日本の夏を満喫する。船だからこそ見られる風景にスポットを当てたクルーズでは「しまなみ周遊」や「しまなみ探訪」「島めぐり」のコースを楽しむ。そのほか,6月の横浜発着12日間の日本一周では長崎,金沢,青森などを巡り世界遺産の地を訪れる。「A-styleクルーズ~夏彩~」や加山雄三名誉船長乗船の「若大将クルーズ」など,恒例のクルーズも組まれている。 (郵船クルーズ)
3月3日,フェリーさんふらわあ運航の大型カーフェリー“さんふらわあ くれない”が,三菱重工下関造船所で進水した。式では長野恭紘別府市長の命名の後,支綱を切断,薬玉が割れ,船台を滑り降りた。本船はわが国初のLNG燃料フェリーで,三菱造船に2隻発注されたうちの1番船。来たる12月に引き渡され,2023年1月から現有の“さんふらわあ あいぼり”(9,245総トン,1997年竣工)の代船として大阪~別府航路に就航する予定。17,300総トン,全長199.9メートル,幅28メートルで,LNG燃料と重油を使用できる二元燃料(Dual Fuel)主機を2基搭載し,航海速力22.5ノット,船客定員716名,13メートル・トラック137台積載。既存船よりトラック積載数を大幅に増やし,ドライバーズルームを拡充。旅客向けには大浴場面積を2倍,レストラン席数を1.5倍に拡大するほか,3層吹抜けのアトリウムを設けるなど,ゆとりある開放的なパブリックスペースを設置する。引き続き建造される2番船“
日本財団の無人運航船プロジェクト「MEGURI2040」の一環として,日本海洋科学が代表のDFFAS(Designing the Future of Full Autonomous Ship)コンソーシアムは,去る2月26日~3月1日,無人運航機能を装備した内航コンテナ船“すざく”(749総トン)と陸上支援センターを用い,東京港~津松阪港~東京港の往復約790キロで,遠隔操船や陸上支援などを含む無人運航実証実験を実施した。1日当たりの航行隻数が約500隻(東京湾)という輻輳海域で無人運航したのは世界で初めて。今回の成功により,船舶の安全航行や労働負荷低減への寄与が期待されるのはもちろん,内航船業界が抱える船員高齢化や労働力不足の解決とともに,陸上支援センターでの遠隔操船の実証により,船員の新たな働き方や労働力の創出も期待されている。 (日本財団)
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