米サンストーン・シップスが次世代探検クルーズ客船バウンドレス(Boundless)クラスを発注すると5月に報じられた。最大10隻を中国の造船所で建造するという。現在,全長約104メートルのチャーター用探検クルーズ客船インフィニティ・クラスを中国招商局工業集団(CMIH)で連続建造中で,6隻目が2023年に竣工を予定する。新クラスは全長約125メートルと大型化され,現在とは別の造船所で建造の見通しで,2025年秋に1番船の竣工を見込む。これによりインフィニティ・クラスの7隻目以降はキャンセルされる。 (SUNSTONE SHIPS)
東京都はクルーズ客船の受入れを東京国際クルーズターミナルと晴海埠頭の2カ所で行なう方針だ。青海の東京国際クルーズターミナルは2020年9月に開業し,現在1バース430メートルを備え,2バース化の計画がある。晴海客船ターミナルは2022年2月20日で閉館し,7月頃から建物の解体工事を始める予定で,跡地に規模を縮小した客船受入れ施設を建設することになっている。少なくとも青海が2バースの運用になるまでは,レインボーブリッジを通過可能な中小型客船は晴海でも受け入れる体制で運用するとされる。 (東京都港湾局)
ブラジルの国営造船所EMGEPRONは6月13日,南極観測に使用する支援船 NApAntを1億5,000万ドルで受注した。
現代重工は6月27日,フィリピン国防省から海軍向けの2,400t級OPV6隻を5 億7,300万ドルで受注した。また,インドネシアのPT PALはフィリピン国防省 から,揚陸艦(LPD)2隻を受注した。
オーストラリア政府がネーバル・グループとの間で,プロジェクト・シー 1000ことアタックAttack級潜水艦の計画打切りに伴う補償合意をまとめた。支 払う違約金は5億5,500万ユーロ(8億3,000万ドル)だという。
6月17日,中国海軍3隻目の空母となる003型福建Fujian(艦番号18)が, 上海の長興島にある江南造船所で進水した。進水前の同艦を俯瞰撮影した写真 を見ると,飛行甲板の艦首部分に2カ所とアングルド・デッキ部分に1カ所, 細長い仮設上屋が設置されていることから,同艦は3基のカタパルトを設置す るものと推察される。アイランドは従来の中国空母と同様に対空捜索用のフェ ーズド・アレイ・レーダーを持つほか,平面アンテナを埋め込んで統合マスト 化されている。アイランドの占有面積は大幅に縮小されたが,内部を煙路が貫 通していることから,スペースの余裕はあまりなさそうだ。
ポーランド海軍向けコルモランⅡ Kormoran Ⅱ (258型)掃海艦3隻の追加 発注が,6月26日に実現した。これで同級は総勢6隻の陣容となる。総額25億 ズロチ(5億6,400万ドル)の案件で,2026~27年に納入の予定。
6月30日,スウェーデン南部カールスクローナにあるコックムスの造船所 で,スウェーデン海軍向けA26型潜水艦の1番艦ブレーキングBlekingeの起工 式が行なわれた。
ヴァーヘニンゲンに拠点を構えるハル・ベーン社(Hull Vane BV)が,オラ ンダ海軍のホランドHolland級OPV(Offshore Patrol Vessel)に取り付けるハ ル・ベーンを納入した。これは艦尾の水線下,後方に向けて張り出すコの字型 の部材で,曳き波や艦の動揺に起因するエネルギーを利用して推進力に変換, 省エネ化を図ろうというもの。
ネーバル・グループがロリアンの同社造船所で6月14日に,オランダ海軍向 け新型掃海艦の1番艦フリッシンゲンVlissingenの起工式を実施した。これ は,オランダ海軍とベルギー海軍が6隻ずつ共同調達する2,800トン級掃海艦 のうち,オランダ向けの一番手。
セヴェロドヴィンスクのセヴマシュで建造を進めている露海軍向けヤーセン Yasen M型(885M型)の3番艦,クラスノヤルスクKrasnoyarskが,6月26日に 白海で最初の試験航海を実施した。原型となる885型からの通算では4隻目とな る。
オースタルUSAはNAVSEAから,中型浮ドック(AFDM:Auxiliary Floating Dry Dock Medium)の詳細設計と建造,慣熟訓練,納入,データ・パッケージ などを,1億2,805万ドルで受注した。契約期間は2025年8月までで,オプショ ン契約分まで含めた総額は1億2,815万ドル。
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