東京港西航路に設置された灯浮標群のうち、令和島外貨コンテナ埠頭前の第6号灯標が、このほどAISを利用したバーチャル航路標識に置き換えられた。長距離用の大型コンテナ船は現在1万TEU超え、全長300~350メートルのタイプが主流となっており、同埠頭に離発着する際、至近の6号灯標に接触する危険性がかねてより指摘されていた。
「海上保安の日」の5月12日、「海上保安レポート2021」が発刊された。特集は「緊張続く現場の『今』」「活躍広がる海上保安庁」「事案対応のイロハ」の3本。本誌6月25日発売号にて解説記事を掲載する。 https://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/r3/k210512/k210512.pdf
インドネシア海軍の東部艦隊司令部第2潜水隊に所属する209/1300型潜水艦ナンガラNanggalaが,4月21日に魚雷の実射訓練を実施していた時に,バリ島北方95キロ付近の海域で消息を絶った。潜航開始後に消息を絶ったとの情報がある。これを受けて,訓練に同行していた艦が捜索を開始した。そしてインドネシア海軍は4月24日になって,ナンガラが沈没したと発表した。同艦が潜航を開始した場所から3キロほどの地点で,同艦の部品の一部を発見・回収したため,沈没が確認された。併せて,乗組員53名も全員が死亡したと発表された。その後,三つに分断された艦の残骸が見つかったとの報もあった。なお,現場の水深は800メートルほどある。
台湾の台湾国際造船(CSBC:China Shipbuilding Corp.)で同国では初めて となる国産のドック型輸送揚陸艦(LPD)玉山Yushanが進水した。艦番号は 1401。満載排水量10,600トン,全長153メートル,幅23メートル,吃水6メート ル。兵員673名の乗艦が可能。2022年4月の引渡しを予定している。
ナバンティアのカルタヘナ造船所で4月22日,スペイン海軍向けS-80型潜水 艦の1番艦イサーク・ペラルIsaac Peralの進水式が行なわれた。進水後に港内 試験と試験航海を行ない,初めて航海に出るのは2022年,引渡しは2023年の予 定。
昨年6月12日に火災事故に見舞われたフランス海軍のリュビRubis級攻撃原潜 ペルルPerleは,火災の被害がなかった後部セクションを,すでに退役してい る同型艦サフィールSaphirの前部セクションと接合する方法で修理を実施す る。その作業が,4月13日にシェルブールで始まった。
フランス国防省が4月8日に,海軍の次世代空母PANG(Porte-Avions de Nouvelle Generation)に関する追加情報を明らかにした。 搭載機はラファルMに加えて,ヘリコプターを5~6機と,E-2Dアドバンスト ・ホークアイ早期警戒機を2機。将来的には,次世代戦闘機NGF(Next Generation Fighter)と,それに組み合わせる無人戦闘用機も搭載する。固定 翼機の射出装置は米海軍のジェラルドR.フォードGerald R. Ford級と同様に EMALS(Electromagnetic Aircraft Launch System)を使用する構想で,その 数は2~3基。戦闘機は1日あたり60ソーティの出撃を可能とする考え。ラファ ルMとNGFはEMALSによる射出試験を実施していないため,これは陸上設置の EMALSがある,アメリカのレイクハーストで確認のための試験を実施する必要 がある。
昨年に火災事故に遭い,廃艦が決まっていた米海軍の強襲揚陸艦ボノム・リ シャールBonhomme Richard LHD-6の解役式典が,4月14日にサンディエゴ海軍 基地で行なわれた。同艦は翌日にサンディエゴを離れており,テキサス州ブラ ウンズヴィルまで曳航したうえで,同地の解体業者インターナショナル・シッ プブレーキング社が解体を実施する。
米海軍の駆逐艦アーレイ・バークArleigh Burke DDG-51が,ヨーロッパ方面 の前方展開任務FDNF-E(Forward Deployed Naval Force-Europe)に加わるた め,スペインのロタ基地に到着した。同艦と入れ替わりに,2014年から前方展 開していたドナルド・クックDonald Cook DDG-75が帰国する
イタリア海軍の空母カブールCavourで実施していたF-35Bの艦上運用評価試 験が完了,F-35統合計画室は同艦におけるF-35Bの運用承認を勧告した。艦は3 月26日にノーフォークに戻った。
仏国防調達局(DGA)が3月19日に,ネーバル・グループ,アトランティーク 造船所,テクニクアトムの3社に対して,シャルル・ドゴールCharles de Gaulleの後継となる次世代空母(PA-Ng)の予備設計作業実施を指示した。大 まかなスペックは全長300メートル,排水量75,000トン,最大速力27ノット。
ロシアのアドミラルティ造船所で3月26日に,ロシア海軍太平洋艦隊向けの 改キロKilo型(636.3型)潜水艦マガダンMagadanが進水した。636.3型の9番艦 で,起工は2019年11月1日,2021年中の引渡しを予定している。
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