米ロイアル・カリビアン・インターナショナル(RCI)の新造船アイコン・オブ・ザ・シーズIcon of the Seasのスチールカット・セレモニーが,6月14日にフィンランドのマイヤー・トゥルク造船所で行なわれ,建造が始まった。同社初のLNG燃料駆動船アイコン・クラスの1番船で,20万総トン,船客5,000人規模とされ,2023年秋のデビューを予定している。このクラスは3隻建造され,2024年と25年に2番船,3番船が竣工の予定。 (RCI)
MSCクルーズは6月10日,「エクスプローラ・ジャーニーズ」という新たなラグジュアリー・ブランドの創設を発表,新造第1船エクスプローラⅠExplora I のCG画像を公表した。フィンカンティエーリ造船所に2018年に4隻発注されていたうちの1番船で,モンファルコーネ工場で建造され,2023年にデビューの予定。続けて26年までに残り3隻が建造される。すでに発表当日に1番船のスチールカット式典が実施された。約64,000総トンで,船客定員は1室2名ベースで922名。最新鋭の環境保全技術を搭載し,将来的には代替エネルギーによる運航も見込んでいるという。 (MSC CRUISES)
ネーバル・グループが6月24日に,同社がアルゼンチン海軍に納入したゴー ウインドGowind型OPVの2番艦,ピエドラブエナPiedrabuenaの就役が実現した ことを明らかにした。1番艦ブシャールBouchardは既報のようにデモンストレ ーターのラドロワL'Adroitを転用しているため,本艦が初の新造艦となる。
イラン国営メディアIRNAが,イランが自国で建造した駆逐艦デナDenaと,掃 海艇シャヒーンShahinを就役させた,と報じた。 デナの搭載兵装は,艦首に76ミリ単装砲,艦橋直前にメラブ(Mehrab)艦対 空ミサイル×2,煙突後方にSSMを4発,それと3連装魚雷発射管が2基。CIWSは なく,代わりに40ミリ単装機銃を装備する。
インドの国防調達会議は6月4日,同海軍向け通常動力潜水艦プロジェクト 75-Iの計画を承認した。AIP(Air Independent Propulsion)装備の潜水艦6隻 を,総額61億4,000万ドルで建造・取得する。 建造所の候補としては,インドのマザゴン・ドック造船所(MDL:Mazagon Dockyard Ltd.)とラーセン&トゥブロ,海外勢ではロシアのルービン設計局, フランスのネーバル・グループ,スペインのナバンティア,ドイツのティッセ ンクルップ・マリン・システムズ,韓国の大宇造船海洋が挙げられている。
カナダ海軍の極地向け哨戒艦AOPS(Arctic and Offshore Patrol Ship)の1 番艦ハリー・デウォルフHarry DeWolfの就役式典が,6月26日,ノヴァスコシ ア州のハリファックスで挙行された。同級は6隻の建造が決まっているほか, さらに2隻を追加する計画もある。建造中の2番艦も,2021年中に引渡しの予 定。
去る6月29日,グラスゴーのBAEシステムズで,ケンブリッジ公爵ウィリアム 王子を迎えて,英海軍向け26型フリゲイトの3番艦ベルファストBelfastの鋼材 切出し開始式典が行なわれた。1番艦グラスゴーGlasgowは先日に前後の船殼を 接合する工程に入っており,2番艦カーディフCardiffはゴーヴァン造船所で船 殼を製作中。
英国防省は6月9日,クイーン・エリザベスQueen Elizabeth級空母の2番艦プ リンス・オブ・ウェールズPrince of Wales艦上で,初めてF-35Bによる発着艦 を実施したことを明らかにした。これは,同艦を対象とする領収試験(Sea Acceptance Trials)の一環として実施したという。なお,同艦は当初から AN/USN-3 JPALS(Joint Precision Approach and Landing System)を搭載し ている。
米海軍の2022会計年度予算要求において,ズムウォルトZumwalt級駆逐艦に 極超音速滑空飛翔体CPS(Conventional Prompt Strike)を12発搭載する構想 が存在することが明らかになった。
6月4日にハンチントン・インガルス社のインガルス造船所で,アーレイ・バ ーク級DDGフライトⅢの一番手,ジャックH.ルーカスJack H.Lucas DDG-125が 進水した。
米海軍は水上艦を担当するPEO Ships(Program Executive Office Ships) の下に,アーレイ・バークArleigh Burke級駆逐艦とタイコンデロガ Ticonderoga級巡洋艦の後継となる次世代水上戦闘艦DDG(X)を担当する新部 門を発足させた。名称はGuided-Missile Destroyer(DDG〈X〉)Program Office(PMS 460)という。まず16名で業務を開始して,調達戦略,設計/技術 関連データ,建造・試験・配備・維持管理に関する計画の策定から手を付け る。メーカー側と協力しながら2022年に予備設計をまとめて,2028会計年度か ら建造を開始する構想。
部内向けに作製された「世界の海上保安機関の現状に関する調査研究報告書」が,このほど海上保安協会から販売されることになった。A4 判63 頁の冊子の内容は,前半が岩並前海上保安庁長官による総論で,後半は世界の海上保安機関の概要を表形式で紹介している。 Microsoft Word - HP ?.docx (jcga.or.jp) 海上保安機関(コースト・ガード)といっても所掌する業務はまちまちで,所属する組織も国によって異なり,中国の海警局のように次第に軍事色を強めるところもあれば,武力紛争を抑制する緩衝機関として,逆に軍とは一線を画すようになったところもあるなど,その形態は多岐にわたり全体像を掴みにくい。にもかかわらず,その概要をまとめた資料は乏しいだけに,この報告書の存在は貴重である。 購入方法は,海上保安協会のホームページ「うみまるショップ」からか,FAX ないしメールで直接協会に申し込む。価格は送料税込みで1,400 円。 うみまるショップ (xn--p8j1fc3cznsc6g4e.jp)
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