米カーニバル・クルーズ・ライン(CCL)は6月23日,2023年までに2隻の船隊増強を明らかにした。同じカーニバル・コーポレーション傘下船社間の移籍で増強する。一隻は18万総トン型の次世代船「エクセル」クラスのうち,独アイーダ・クルーズ向けに発注している2023年竣工船を振り向ける。このクラスはマルディ・グラMardi Grasとカーニバル・セレブレーションCarnival Celebrationの2隻がCCL用に建造されている。もう一隻は伊コスタ・クルーズが運航中のコスタ・マジカCosta Magica(102,784総トン,2004年竣工)で,改装してCCLブランドの船名に変更し2022年半ばに投入する。同船はCCLのデスティニー・クラスをベースにコスタ用に建造された。 (AIDA CRUISES/COSTA CRUISES)
宇宙・海事分野のシステム開発などを手がけるスイスのアルマテックは,新タイプの水中翼船ゼロ・エミッション海上シャトルZESST(Zero Emission Speed Shuttle)の日本就航を目指している。ZESSTは高効率水素燃料電池とリチウム・イオン電池を搭載しグリーン水素で稼働する水中翼船。船体に植物性繊維を基盤とした軽量の複合材を使用し,高速性,快適性,安全性を備え,しかも化石燃料を使用しないためGHGなどを一切排出しない。400人規模までの旅客に対応可能で,市場に見合ったタイプを現地で共同設計し,現地の造船所で建造する。来たる9月から日本プロジェクトを開始し,2023年秋から全長25メートル,100人乗り規模の実証艇を建造する。日本市場参入のため,去る5月19日,船舶の電動化をプロデュースしているe5ラボと日本導入に向けたプローモーションの提携で契約したほか,2025年の大阪・関西万博でZESSTを紹介する予定という。 (ALMATECH/e5ラボ)
13日午前6時20分頃、小笠原諸島の南硫黄島のすぐ近くにある海底火山・福徳岡ノ島が大噴火しているのを、気象衛星「ひまわり」が捉えた。気象庁からの通報により海上保安庁も観測機を派遣したが、到着した13日午後3時頃は噴火の真っ最中で、噴煙は6000メートル以上にも達していることから、接近しての観測はできなかった。 その後15日に再び観測機を派遣すると、新島が形成されており、午後0時50分頃、再び噴火も始めた。福徳岡ノ島が海上の島となったのは35年振り。 福徳岡ノ場|海域火山データベース|海上保安庁 海洋情報部 (mlit.go.jp) 一方、14日午前6時頃、同じく気象衛星の観測により、西之島も再び噴火が確認されたが、海保機が到着した時は噴火は確認できなかった。
昨日(11日)朝、青森県八戸港の防波堤外側で座礁した木材チップ船クリムゾン・ポラリスCrimson Polaris(39,910総トン、パナマ船籍、日本郵船運航)の船体が破断し、燃料油などの流出が始まっていることが、今朝(12日)4時過ぎ、監視中の巡視船により確認された。 公表された現地の映像によると、船体は船橋構造の少し前で断裂、前部船体は船首を、後部船体は船尾を上にして傾斜し、周囲には油が広がっており、昨年7月にモーリシャス沖で座礁後船体が断裂した撒積船ワカシオWakashio(101,932総トン)と同様の状態になっている。
平成29年度(2017年度)補正予算の「れいめい」型3番船「あさづき」(PLH-35)が、7月30日から海上公試を始めた。建造所は三菱重工下関造船所で、問題がなければこの秋にも竣工すると思われる。
兵庫県明石市の海岸では、他のマリンレジャー客のすぐ近くを高速で通過する水上バイク(複数)が何度も目撃され、動画にも撮られているが、この繰り返される危険行為に対し、明石市の泉市長は8月10日、運転者(容疑者不詳)を殺人未遂などで刑事告発した。告発状は同日、同海域を所掌する第五管区の海上保安本部に提出された。 なお、危険運転をする水上バイクについては海上保安庁にも通報があり、その都度海保も巡視艇などを派遣しているほか緊急パトロールも実施しており、明石市は監視カメラの設置も検討している。
横浜海上防災基地内にある海上保安資料館・横浜館が、8月2日から当面の間、休館となった。理由は「諸般の事情」とされているが、コロナ禍を勘案したものであることは明らか。 同館は赤レンガパークに隣接しており、内部には引き上げられた北朝鮮の工作船が保存展示されていることから、横浜の観光名所のひとつにもなっている。 なお呉の大学校構内にある本館も、今年4月26日以降休館が続いている。
国際航海(遠洋航海実習)を行なっていた海上保安大学校の練習船「こじま」が、去る7月15日、無事呉に帰投、大学校の専用桟橋に舫いを取った。帰着時の模様は近く同大のホームページで紹介される。 航海期間は38日間で、総航程は約1万里。乗船者は実習生46名、乗組員37名で、実習生の9名、乗組員の3名は女性。 なお帰投前の7月9,10日には2カ所目の寄港地であるパラオのコロールに立ち寄り、同国海上保安機関のパトロール艇と合同訓練を行なった。
7月27日から、カメラマン米田氏の写真展「海上保安庁 主計の世界 船飯の舞台裏」が始まった。今回は補給や乗員の衛生、そして“胃袋”を管理する「主計」担当者にスポットを当てる。 期間は7月31日土曜日まで。開場時間は12~19時(最終日は17時)。場所は赤坂のギャラリー「Jalona(ジャローナ)」(東京都港区赤坂2-6-22デュオ・スカーラ赤坂II B-102)。 最寄り駅は東京メトロ千代田線赤坂駅2番出口または同南北線溜池山王駅7番出口、ともに徒歩2分。
6月30日〜7月3日,オーストラリア東方海空域で,海上自衛隊は,「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて関係を強化するため,米海軍,オーストラリア海軍および韓国海軍と共同訓練を行なった。 参加部隊は海上自衛隊が護衛艦“まきなみ”および搭載機1機(SH-60K哨戒ヘリコプター),米海軍が駆逐艦ラファエル・ペラルタRafael Peralta DDG-115,オーストラリア海軍が駆逐艦ブリスベーンBrisbane,韓国海軍が駆逐艦ワン・ゲオンWang Geon。 訓練項目は電子戦訓練,戦術運動,通信訓練。
6月中,海上自衛隊とインド海軍は以下の日程で共同訓練を行なった。 ▷13日,インド洋で実施。参加部隊は海上自衛隊が練習艦“かしま”“せとゆき”,インド海軍がコルベットのクリシュKulish。訓練項目は戦術運動,通信訓練。 ▷29日,東シナ海で実施。参加部隊は海上自衛隊が補給艦“はまな”,インド海軍がコルベットのキルタンKiltan。訓練項目は洋上補給。
6月22〜24日,紀伊半島沖の海空域で,海上自衛隊と米海軍による対潜特別訓練が実施された。参加部隊は海上自衛隊が潜水艦1隻,P-1哨戒機3機,米海軍がP-8A哨戒機4機。主要訓練項目は対潜訓練。
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