米海軍は,演習LSE21(Large Scale Exercise 21)の一環として,8月15日 に実艦標的を対象とするSINKEXを実施した。このSINKEXでは,ロサンゼルス Los Angeles級攻撃原潜のシカゴChicago SSN-721がMk48魚雷だけでなく, UGM-84ハープーンを発射したのにも着目したい。
8月8日にフィンカンティエーリ・マリネット・マリーン造船所で,フリーダ ムFreedom級沿海域戦闘艦(LCS:Littoral Combat Ship)ナンタケット Nantucket LCS-27の命名式が挙行された。この艦名はマサチューセッツ州ケー プ・コッドの南30マイルにある島の名前にちなんだもの。
先月号でも報じたように,米新型原子力空母ジェラルドR.フォードGeraldR. Ford CVN-78にする耐衝撃試験(FSST:Full Ship Shock Trial)は,8月8日にフロリダ州ジャクソンヴィル沖の大西洋上で実施した3回目をもって終了した。その後,同艦は8月20日にノーフォーク基地を出航して,対岸にあるハンチントン・インガルス社のニューポート・ニューズ造船所に向かった。,ここでPIA(Planned Incremental Availability)と呼ばれる整備作業を実施する。そのニューポート・ニューズ造船所では8月25日に,フォード級空母の4番艦ドリス・ミラーDoris Miller CVN-81で使用する鋼材の切出しが始まった。
「産経新聞」によると、今年2月に高知県足摺岬沖で発生した貨物船「オーシャン・アルテミス」と海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう」の衝突事故について、第五管区海上保安本部は、過失傷害の疑いで潜水艦の元艦長を書類送検するという。 本件について海上保安庁からはまだ広報はないが、近く公表されるようだ。
8月11日朝、青森県八戸港の防波堤外側で座礁した木材チップ船クリムゾン・ポラリスCrimson Polaris(39,910総トン)は、その後船体が断裂し、燃料油などが流出していることを伝えたが、幸いな事に油の流出は後部船体からの数百トンのみに留まっている。 後部船体からは現在もわずかな油の漏洩が認められるが、前部船体は8月27日、曳船によって八戸港内に戻され、着岸した前部船体の周囲にはオイルフェンスが二重に張られ、残った燃料油などの回収が進められている。 またほぼ水没した後部船体には標識灯が設置され、巡視船艇や航空機、民間オーシャンタグによる監視が続けられているほか、流出油および漂着油の監視および除去作業も続けられている。
海上保安庁が製作する海図には、和文と英文が並記されたものと、英文のみで色調の異なるものがあるが、両者を統合させた新しいシリーズの海図第1号が、8月27日、リリースされた。なお現行の海図は、来年度以降、順次新しい海図に置き換えられる。
インドネシアの財務当局が,中古潜水艦を調達するIRSC(Interim Readiness Submarine Class)計画について,海外の金融機関から6億ドルの融 資を受ける件を承認した。潜水艦戦力の穴を埋めるギャップフィラーという位 置付けで,排水量1,800~2,800トン級を想定しているという。ただし,具体的 なクラス名には言及していない。
7月15日にハリファックスで,カナダ海軍向けの新型砕氷哨戒艦マーガレッ ト・ブルックMargaret Brookeの引渡式典が挙行された。同艦はAOPS(Arctic and Offshore Patrol Ship)計画の下で建造を計画しているハリー・デウォル フHarry DeWolf級6隻のうち,2番艦に当たる。
ティッセンクルップ・マリン・システムズ(TKMS)が,212CD型潜水艦6隻の 建造契約を55億ユーロで受注した。同級はドイツ向けに2隻,ノルウェー向け に4隻の建造を計画しており,まず2023年にノルウェー向けの1番艦を起工する 計画。ノルウェー向けは2029年から納入開始,ドイツ向けは2032年と2034年に 1隻ずつ納入,とのスケジュールが組まれている。排水量2,500トン,全長73メ ートル,幅10メートル。
サーブはドイツ軍の装備部門BAAINBw(Bundesamt für Ausrüstung, Informationstechnik und Nutzung der Bundeswehr)から,海軍のブランデン ブルクBrandenburg級(123型)フリゲイトを対象とする能力向上改修の契約を 受注した。契約額は46億クローネ。
8月4日にロシスで,英海軍のサンダウンSandown級機雷掃討艇ラムゼイ RamseyとブライスBlythの退役式典が挙行された。
レイセオン・テクノロジーズ傘下のレイセオン・インテリジェンス&スペー ス部門は7月20日,イタリア海軍の空母カブールCavourと英海軍の空母クイー ン・エリザベスが装備する着艦進入支援システム,AN/USN-3 JPALS(Joint Precision Approach and Landing System)について,カテゴリーI/IIの認証 試験が完了して導入実現を達成した,と発表した。
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