佐渡汽船は7月7日の取締役会で,直江津~佐渡島(小木)航路の双胴高速カーフェリー“あかね”(5,702総トン,船客定員628人,乗用車152台積載)を売却する方針を決めた。同船は豪インキャット社製のウエーブピアサーで,2015年4月に在来型カーフェリーに代わって就航。初年度は目標に近い約18万人が利用したが,島の人口減などもあって現在は約12万人に留まり,毎年約10億円の赤字となっている。代船としてジェットフォイルを投入すれば赤字幅を約4億円圧縮できる見込みとされ,中古船1隻をリースまたは購入,2021年4月から投入したい意向。“あかね”の建造には佐渡市,上越市などが資金援助しており,わずか5年での代替に批判も出ており,今後は同社と両市,新潟県で協議を本格化させる。 (佐渡汽船/INCAT)
帆走クルーズ客船フライング・クリッパーFlying Clipper(8,770総トン,船客300人)が,英トレードウインド・ボヤージのチャーターで運航される見通しとなった。同社は英サガ・クルーズの元幹部などが設立した新クルーズ船社で,2021年4月頃から北欧クルーズ,9月頃からアジア,オーストラリア,アラスカ方面を巡る計画という。同船は1911年竣工のフランスⅡFranceⅡをモデルにした世界最大の横帆艤装船で,米スター・クリッパーズがクロアチアのブロドスプリト造船所で建造。複雑な艤装に手間取るなどして2017年の竣工が2年遅れたため引渡しに際して係争となり,現在は造船所所有のブロドスプリト483として係船されている。 (BRODOSPRIT)
「うみがめマリンの大冒険」(紙芝居)は、海洋環境保全の啓発活動用教材として、海上保安庁の職員が2000年に製作したものだが、海上保安協会は日本財団の「海と日本PROJECT」の一環としてこれをリニューアル・デジタル化。「海の日」(7月23日)から公開が始まった。https://www.jcga.or.jp/umigamemarin/jp/index.htmlデジタル化に際しては、マイクロプラスチックなど初製作後に顕在化した環境問題などについても触れているほか、日本語も含めた6カ国語に対応している。https://www.jcga.or.jp/umigamemarin/index.html
6月19日の巡視船「いなさ」(唐津海上保安部)の解役に伴う措置として、対馬海上保安部の巡視艇「やえぐも」が6月24日付けで唐津海上保安部に配属替えとなった。船名の変更はない。
海上保安庁は令和元年度補正予算に大型無人機の実用性をはかるための費用を盛り込んだが、その実証飛行がこの秋から始まる。テストに使用されるのは米ジェネラル・アトミクス社のシー・ガーディアン(MQ-9B)で、期間は約2カ月が予定されている。
イスラエルに本拠を置くエルビット・システムズの英現地法人,エルビット・システムズUKが,エルビット製のシーガルUSVによる対潜戦のトライアルを実施した。これは,将来ASWにおける自律システムの可能性について模索するのが目的。
6月9日,台湾海軍がドック型揚陸艦(LPD)の1番艦を起工した。2018年4月に46億3,500万台湾ドル(1億5,630万ドル)の契約を発注し,2019年5月から建造工程をスタートさせていた。2022年4月の竣工を予定している。
韓国蔚山の現代重工(HHI)で建造していたニュージーランド海軍向けの補給艦アオテアロアAotearoaが完成して,ニュージーランドに向けて回航された。現代重工が6月10日に発表したもので,その後の6月26日に,同艦はオークランドに到着した。就役は7月下旬の予定で,母港は同国西部のニュー・プリマスとなる。
カナダ公共調達省は,シースパン社傘下のバンクーバー造船所に,カナダ海軍向けの新型補給艦JSS(Joint Support Ship)の建造契約を24億カナダ・ドルで発注した。
ドイツ国防省は,同海軍向けの新型多用途戦闘艦MKS1804隻の建造契約を発注した。これは議会が予算支出を承認したのを受けて実現したもので,総建造予算は46億ユーロ。
6月12日の午前10時35分(現地時間)に,フランスのツーロンで入渠整備を実施していた同海軍のリュビRubis級攻撃原潜ペルルPerleで艦内火災が発生した。ただちに消防隊が出動,14時間あまりの消火活動の末,翌日の午前1時50分頃に鎮火した。発令所や魚雷発射管室,一部の居住区が火災の被害に遭った模様。
ロシア海軍のボレイBorei型SSBNクニャージ・ウラジミールKnyaz Vladimir(K-549)の就役式典が6月12日に行なわれた。
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