10月16日、文化審議会から文部科学大臣に、現役灯台4基を重要文化財に指定する旨の答申があった。現役灯台が重文に指定されるのは、これが初めて。対象となる灯台は、千葉県銚子市の犬吠埼灯台、山口県下関市の六連島灯台と角島灯台、福岡県北九州市の部埼灯台。なお、現役を退いたのちに重文指定を受けた灯台には、明治村に移設された品川灯台などがある。ちなみに11月1日は、わが国初の洋式灯台である観音埼灯台(神奈川県横須賀市)が起工されたことに因んで「灯台記念日」に定められているので(今年は152周年)、全国43カ所の灯台で一般公開などが行なわれ、上記4灯台のうち角島灯台では10月31日に夜間公開が行なわれる。
海上保安庁の季刊誌「海保ジャーナル」の2020年秋号(No.83)が、このほど発刊した。特集は北九州航空基地の隣接地に今年オープンした、海上保安学校宮城分校の「北九州航空研修センター」。https://www.kaiho.mlit.go.jp/doc/journal/journal-83-web.pdf
海上保安庁は海技士の免状や無線士の免許、操縦士の資格など、すでに免許や資格を有し、実務経験もある人材を適宜募集していることは本誌「海上保安庁ニュース」欄でも〆切のタイミングが許す限り紹介してきたが、このほど令和2年度の2回目となる募集の要領が公表された。受付期間は今週金曜日(10月16日)から11月16日までで、11月29日に第1次試験が実施される。合格者は北九州の海上保安学校門司分校(「世界の艦船」増刊号「海上保安庁のすべて」参照)で約6カ月の研修を受け、来年7月より勤務に就く。詳細は下記広報文を参照されたい。https://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/r2/k201012/k201012.pdf
9月27日午後3時頃、尖閣諸島の西方12浬(わか国の領海内)で、宮古島海上保安部の「しもじ」型巡視船「くりま」(PS-32)と、台湾漁船「新凌波236号」(宜蘭県蘇澳船籍)が接触した。双方とも怪我人や船体への大きなダメージはない。現場海域を担当する第11管区によれば、台湾漁船が操業していた場所はわが国の領海内で、並走しながら退去を命じていた時に「くりま」の後部舷側防舷物と漁船の船首が接触したという。漁船はその後領海から退去したため、「くりま」はパトロールに戻った。この件について台湾側のメディアも、場所が尖閣諸島の西12浬であることも含めて冷静に伝えており、2時間半ほどで海岸巡防署の巡視船「基隆」が現着、漁船を保護したという。
タイの議会が8月の初頭に,総額225億バーツ(7億2,390万ドル)で中国から S26T型潜水艦2隻を追加調達する件を承認した。ところが,これに対して国内 からの反発が出ており,すぐに発注するのは困難な状況。さらに時間をかけ て,中国側と折衝を進めることになる模様。背景には,COVID-19(新型コロナ ウィルス感染症)のパンデミックに起因する,経済・財政上のダメージがあ る。
2017年3月に退役したインド海軍の軽空母ヴィラートViraatだが,その後も 解体されずに係留されたままの状態が続いていた。しかしようやく解体が実現 する運びとなり,9月にムンバイ北北西にあるアラン・シップ・スクラップ・ ヤードに搬入することになった。
台湾の龍德造船で建造を進めている台湾海軍向けの機雷敷設艇岷江Minjiang が進水した。FMLB-I(Fast Mine Laying Boat-I)と称する艦で,起工は2019 年5月24日。同艦は年内の引渡しを予定しており,さらに2~4番艇も建造中。 これらは2021年の引渡しを予定している。
スペインのナバンティアは8月10日に,オーストラリア海軍向けに建造して いる補給艦2隻のうちの1番艦サプライSupplyが試験航海を完了したことを明ら かにした。この後は,建造所があるスペインのフェロルを9月2日に出航して, オーストラリアに回航の途上にある。35日間の航程を予定しているので,本誌 の発売より少し後に到着する見込みとなる。
1944年6月6日のノルマンディ上陸作戦(いわゆるDデイ)で使われた英海軍 の戦車揚陸艇LCT7074が,ポーツマスのソウスシーにある「Dデイ・ストーリー 博物館」の展示品に加わることになり,搬入作業が行なわれた。LCTは, Landing Craft(Tank)という意味。
8月5日付けの「環球時報」が,中国海軍向けの新しい空母型揚陸艦075型1番 艦について「8月5日に,最初の試験航海に出た」と報じた。
ロシア国防省がアドミラルティ造船所に,通常動力潜水艦3隻の新造契約を 発注した。内訳は改キロKilo型(636.3型)2隻とラダLada型(677型)1隻。ま た,スヴョスドチカ造船所に対して,北洋艦隊に所属するアクラAkula型攻撃 原潜(971型)を対象とする補修・アップグレード改修の契約を発注した。
8月19日にサンディエゴで,アヴェンジャーAvenger級掃海艦スカウトScout MCM-8の退役式典が行なわれた。書類上の除籍は一週間後の8月26日。このほか 同型艦のチャンピオンChampionMCM-4とアーデントArdent MCM-12も,サンディ エゴで解役式典を実施して退役となった。
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