8月16日〜10月18日,海上自衛隊は各国と以下の共同および親善訓練を実施した。 ▷日米共同訓練,8月16日,フィリピン東方の海空域で実施。参加部隊は海自が護衛艦“ありあけ”,米海軍が揚陸指揮艦1隻。訓練項目は各種戦術訓練(LINKEX,戦術運動)およびPHOTOEX。 ▷日パラオ親善訓練,8月20日,パラオのコロール周辺の海空域で実施。参加部隊は海自が護衛艦“ありあけ”(IPD24第2水上部隊),パラオ海上保安局が巡視船1隻。訓練項目は立入検査訓練,PHOTOEXなど。なお“ありあけ”は,8月18〜20日,コロールに寄港し,19日には同地で行なわれた日パラオ外交関係樹立30周年記念行事に参加した。 ▷日星親善訓練,8月23日,関東南方の海空域で実施。参加部隊は海自が護衛艦“ゆうぎり”,シンガポール海軍がフリゲイト1隻。訓練項目は戦術運動,PHOTOEX。 ▷日スペイン親善訓練,8月23〜24日,地中海(23日),大西洋(24日)で実施。参加部隊は海自が練習艦“
9月30日〜10月9日,令和6年度海上自衛隊演習(総合図演)が実施された。実施場所は参加部隊等の所在地。参加部隊等は海幕,自衛艦隊,各地方隊,システム通信隊群,海上自衛隊幹部学校,海上自衛隊補給本部,自衛隊横須賀病院など。主要演練項目は①平時・有事の後方支援計画に係る一連の事務的手続き,②前号における問題点の把握と解決策の検討。
海上自衛隊は,8月27日〜11月18日,令和6年度第2回米国派遣訓練(潜水艦)に,潜水艦“せいりゅう”を派出した。訓練海域等はハワイ州パール・ハーバー・ヒッカム統合基地およびハワイ諸島周辺。訓練項目は施設利用訓練,対潜戦。
海上自衛隊は,10月5日〜11月18日,護衛艦“かが”を特別改造に伴うF-35B戦闘機の艦上運用試験のため,アメリカに派遣した。試験予定海域は,米西岸のカリフォルニア州サンディエゴ沖で,主要試験項目は,①F-35B短距離発艦,垂直着艦,②F-35B艦上運用。
10月4日,三菱重工神戸造船所で,令和3年度(2021年度)計画による“たいげい”型潜水艦の4番艦“ちょうげい”が進水した。就役は8年3月の予定。艦名は巨大な鯨を意味する「長鯨」に由来し,海上自衛隊としては初めてで,わが国としては徳川幕府の外輪汽船長鯨丸,日本海軍の潜水母艦長鯨に続き3代目。基準排水量3,000トン。
10月8日,酒田港西方海域で,酒田海上保安部(第2管区)所属の巡視船“つるぎ”(PS-201)の20ミリ多銃身機銃の部品が海中に落下した。これは,本船が単独での定期射撃訓練中に発生したもので,当該部品は銃身を束ねるマズル・クランプと呼ばれるパーツ。訓練前の検査では異常が発見されておらず,原因は調査中である。 なお,事故現場は推進約450メートルであることから,部品の回収は実施されない予定。
10月4日,国際水路機関(IHO)とユネスコ政府間海洋学委員会(IOC)が共同で設置する「海底地形名小委員会(SCUFN)」において,日本が提案した海底地形の名称が承認された。 これは,伊豆・小笠原弧中部の海底地形に対して,日本の元号をもとに名称を付与したもの。これらの海底地形名は,IHO/IOC 海底地形名集に掲載され,地図・海図や論文などで使用されることになる。 なお,SCUFNは,令和5年(2023年)末から海上保安庁本庁の小原泰彦海洋研究室長が議長を務めている。
9月23~26日,東京で北太平洋地域の海上保安機関による長官級会合「第24回北太平洋海上保安フォーラムサミット」が開催された。 本会合は,日本,アメリカ,中国,韓国,カナダの海上法執行機関の長官(アメリカはコースト・ガード太平洋方面司令官,中国は海警局副局長)により,公海上の漁業監視パトロールや密輸・密航などの不法取引対策,自然災害・油流出事故発生時の対応について,協議と情報交換が行なわれた。 日本からは瀬口良夫海上保安庁長官が代表として参加し,ホスト国として各種調整を実施したほか,第20回日韓海上保安当局間長官級協議を行ない,ASEANおよび太平洋島嶼国に対する海上保安能力向上支援について連携・協力することに合意した。
9月8~17日,海上保安庁はベトナム海上警察に対する能力向上支援を実施した。本支援は,海上保安庁MCTをはじめとする職員4名をベトナムのクアンナムに派遣のうえ,違法薬物事案を想定した立入検査訓練と犯人検挙のための制圧技術の実技訓練,意見交換を行なったもの。 今回の支援は平成27年(2015年)に署名された「海上保安庁とベトナム海上警察との間の協力覚書」に基づき実施されたもので,ベトナムに対する能力向上支援はこれが今年度第1回目となる。
8月25日~9月7日,海上保安庁はフィリピン・コースト・ガードに対する能力向上支援を実施した。本支援では,対外能力向上支援の専従部門である海上保安庁MCT職員3名をマニラに派遣し,搭載艇の揚降や曳航訓練,操船訓練やダメージ・コントロール研修などの船舶運用に関する項目と,制圧訓練など海上法執行能力に対する支援が行なわれている。 なお,今回の活動では,24メートル型巡視艇のほか,日本が供与した97メートル型多目的船(テレサ・マグバヌアTeresa Magbanua級,“くにさき”型巡視船がベースで満載排水量2,260トン)が使用された。
試し読みはコチラ 単品でご購入はこちら <目次内容> 【表紙】 戦艦「アイオワ」の主砲塔群と艦橋構造物 【カラー写真頁】 入渠修理完了! 今日の高速戦艦「ニュー・ジャージー」 新造潜水艦「ちょうげい」進水! 大規模演習も実施ドイツ周辺で確認されたロシア艦艇 インドネシア海軍練習帆船「ビマスチ」が横須賀寄港! DDH「かが」F-35B艦上運用試験のため呉を出港! 輸送艦「しもきた」同乗取材! 日米共同輸送特別訓練を実施 三沢基地&小松基地航空祭開催 無人化を進めるイギリス海軍の象徴! NATO共同演習「REPMUS24」におけるイギリス海軍の無人アセットたち ドイツ・ハンブルグで開催国際海事展示会「SMM2024」で登場した軍艦模型たち! オーストラリア海軍補助艦「リライアント」による車両輸送訓練 8月に日本へ寄港した艦艇が参加! オーストラリア・ドイツ・ニュージーランド海軍共同訓練の風景を見る 米ドック型輸送揚陸艦「サンディエゴ」が佐世保に到着! 中国新型情報収集艦「瞭望1号」が
ブラジル海軍は9月13日に,グリーンハウ級フリゲイトのハディマッケ (F-49)を用いて,MANSUP対艦ミサイルの試射を実施した。このミサイルは, UAEのEDGEグループが50パーセントを出資しているブラジルのSIATTと,ブラジ ル海軍などが共同で開発を進めているSSM。エグゾセMM40と似た外見を持つと され,全長5.6メートル,速力1,000キロ。 2018年11月27日に実施した1回目のプロトタイプ試射ではコルベットのバロ ッソ(V-34)を2019年3月20日に実施した2回目のプロトタイプ試射ではニテ ロイ級フリゲイトのインデペンデンシア(F-44)を使用した。プロトタイプで 3回の試射を実施した後,2022年からはパイロット・バッチ10発を取得して試 射を進めており,今回の試射はそのうち4回目にあたる。2025年末までに開発 を完了して,建造中のタマンダーレ級フリゲイトに搭載する考え。発射機は MBDA製のITL 70A B3を使う。(Jane's 2024/9/23)
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