米ロイアル・カリビアン傘下シルバーシー・クルーズのシルバー・ドーンSilver Dawn(40,700総トン,船客596人,2021年竣工)が1月13日,東京国際クルーズターミナルからワールド・クルーズに出航した。「コントロテンポ2025ワールド・クルーズ」と名付けられ,アジア,インド,アフリカ,ヨーロッパ,北米のコースで30カ国,59港を訪問,5月29日ニューヨーク着の137日間のクルーズである。これまで一般的なクルーズとは異なる季節に各地を訪れる日程になっており,充実した新たな体験ができる。なおコントロテンポ(Contorotempo)はイタリア語で音楽用語のオフビートを意味する。乗船客は東京の八芳園で催されたボンヴォヤージュ・ランチ・セレブレーションで和食を味わい,記念の鏡開きなどを楽しんだ後乗船し,同日23時に大阪へ向けて出港した。 (SILVERSEA CRUISES)
商船三井さんふらわあは1月10日,2025年度“昼の瀬戸内カジュアルクルーズ”の実施を発表した。瀬戸内海を昼間に航行する好評クルーズで,大阪〜別府間に就航する“さんふらわあ くれない”“さんふらわあ むらさき” で行なわれ,大阪南港(12:15発)〜別府(翌00:05着)と別府(12:00発)〜大阪南港(23:50着)があり,日程は前者が5月10日,24日,6月21日,7月12日,26日,9月6日,20日,10月4日の8航海,後者は7月20日,10月26日の2航海となっている。到着港では朝8時まで船内滞在が可能。料金は乗船当日の昼食弁当付きで22,000円から。乗用車,バイク,自転車での乗船も扱う。船内ではさまざまなイベントが行なわれるほか,
昨年デビューしたキュナード・ラインの新船クイーン・アンQueen Anneが,去る1月9日,初めてのワールド・クルーズに向けサウサンプトンを後にした。期間は108日間で,最初の寄港地ニューヨーク(1月17日)をはじめ18カ国30港を巡る。ルートはニューヨーク~カリブ海~パナマ運河~北米西岸~オセアニア~東南アジア~インド洋~南アフリカ~カナリア諸島で,サウサンプトン帰着は4月27日の予定。同日午後9時,歓送の打上げ花火に送られつつ出港した同船は約3,000人の船客を乗せているという。東アジアでは香港に寄港するが,日本へはやって来ない。 (CUNARD LINE)
2024年12月から2025年1月中旬に以下のとおり巡視船の船名変更と異動があった。 ▷巡視船“さんれい”→“さろべつ”,PS-18,2024.12.26,高知海上保安部→稚内海上保安部 ▷巡視船“いけま”→“うらど”,PL-86,2025.1.14,石垣海上保安部→高知海上保安部 今回の異動は,巡視船“もとうら”が解役されたことにともない,稚内海上保安部と高知海上保安部の巡視船を補充するために実施されたものである。
12月3日,測量船「いそしお」(HL-22)が解役された。本船は平成4年度計画で建造された旧“はましお”型の2番船で,配属先は就役から解役まで第10管区海上保安本部であった。公称船型は20メートル型。 就役中の約32年間にわたり,地球約8周分に相当する約31万5,000キロを航海し,10管区内での測量業務に従事したほか,平成19年9月の航空機墜落事故では海没した遭難機の発見に成功し,令和2年9月に発生した天草市沖合の遊漁船衝突事故では沈没船の発見に貢献した。
12月17日,巡視艇“いけかぜ”(CL-88)が解役された。本艇は平成7年度第2次補正計画で建造された“ひめぎく”型の78番艇。配属先は就役から解役まで三池海上保安部(第7管区)であった。
12月22日,巡視船“もとうら”(PM-12)が解役された。本船は昭和60年度(1985年度)計画で四国ドックにて建造され,同61年11月21日に就役した“なつい”型の12番船。就役当初は浦河海上保安署(第1管区)に配属され,平成24年(2012年)に稚内海上保安部(第1管区)に転属となった。公称船型は500トン型。 本船は,ロシア国境警備隊による日本漁船拿捕への対応に加え,利尻島や礼文島での急患搬送に従事していた。なお,解役に先立つ同16日,稚内港で網信幸稚内海保部長や工藤広稚内市長が参列のもと見送り式が開催され,小松久祥船長に花束が贈呈された。
12月19日,測量船“さくらひびき”(HS-32)が就役した。本船は令和4年度補正計画による“はましお”型測量船の2番船で,船名は一般公募された。配属先は第10管区海上保安本部。建造は木曽造船。公称船型は27メートル型。
12月27日,政府は令和7年度海保関係予算案を閣議決定した。令和7年度予算案の基本的な考え方は以下のとおり。 近年,尖閣諸島周辺海域における中国海警局に所属する船舶への対応や,大和堆周辺海域における違法操業への対応,北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイルの発射,外国海洋調査船による我が国の同意を得ない調査活動,激甚化する自然災害等,依然として予断を許さない状況にあり,これに加えて,ロシアによるウクライナ侵攻や中東情勢など,現下の国際情勢は一層厳しさを増している。 こうした様々な任務に的確に対応するため,「海上保安能力強化に関する方針」(令和4年12月関係閣僚会議)に基づき,巡視船・航空機等の大幅な増強整備などのハード面の取組に加え,新技術の積極的な活用や,防衛省・自衛隊,警察,外国海上保安機関等の国内外の関係機関との連携・協力の強化,人材育成などソフト面の取組も推進することにより,海上保安業務の遂行に必要な6つの能力(海上保安能力)を一層強化する。 また,治安・防災業務の充実,海上交通の安全確保,防災・減災,国土強靭化の推進のほか,本年1月に羽田空港において発生した航空機衝突事故等を受け
12月20日,総理大臣官邸で海上保安能力強化に関する関係閣僚会議が開催された。本閣僚会議は令和4年(2022年)12月に決定された「海上保安能力強化に関する方針」に基づく関係各省庁の取組みについて確認することを目的に行なわれており,閣僚級では総理大臣,内閣官房長官,国土交通大臣,外務大臣,防衛大臣が出席した。 今回は瀬口良夫海上保安庁長官より無操縦者航空機の体制増強および北九州空港への拠点移転,新型の多目的巡視船整備や警察・自衛隊との合同訓練をはじめとする連携強化について報告がなされた。 また,岩屋毅外務大臣からODAや同志国の軍事組織に対するOSA(政府安全保障能力強化支援)の活用,中谷元防衛大臣から統制要領検証のための海上保安庁との共同机上訓練や海自・海保の艦船艇による実動訓練と情報共有要領について発言があった。
12月4日,敦賀海上保安部(第8管区)は敦賀港内で職場体験活動を開催した。これは同保安部による「地域青少年キャリア教育支援プログラム」の一環として,地元の小中学生に進路選択の対象として海上保安庁を理解してもらうために行なわれ,当日は敦賀市立角鹿中学校3年生46人が参加。 参加者は,巡視船“えちぜん”(PL-92)に乗船し,同搭載艇による湾内航行訓練,乗員によるロープを用いた要救助者救出訓練を見学した。敦賀海上保安部は敦賀市内の小中学校の一部を「海上保安連携協力校」に指定し,同庁の認知度の向上と地域貢献を果たしている。
11月20日,海上保安庁は2025年度以降の海上保安大学校をはじめとする海上保安官採用試験での身長・体重制限を撤廃すると公表した。2024年度の採用では,海上保安学校学生採用試験の海洋科学課程以外の区分で制限があり,身長では男子157センチ以上,女子150センチ以上,体重では男子48キロ以上,女子41キロ以上と判定基準が定められていた。なお,視力・色覚・聴力に関する制限は従前のままとなる。 海上保安学校学生採用試験での航空課程および有資格者採用試験での飛行区分では,これまでどおり制限が維持される。 また,同日,海上保安学校学生採用試験について,海洋科学課程の1次試験の学科科目から物理を削除したことも公表している。
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