2025年2月18~21日にシンガポールで開催された航路標識機関(IALA)第1回総会で,日本が理事国に選出された。今回の総会は国際航路標識協会の国際機関化後初となるもので,理事国選挙は同20日に実施されている。 また,21日には,寺田吉道国土交通審議官が航路標識分野における国際基準の策定や技術革新,人材育成について講演を行なった。 同日の理事会で海上保安庁から,本庁国際戦略本部の粟井次雄顧問がIALAの人材育成部門であるWorld Wide Academy (WWA)の評議会メンバーに,本庁交通部企画課国際・技術開発室の野口英毅専門官がDTEC委員会の議長に選出されている。
2025年2月21~28日,東南アジア公海上での海賊哨戒とジブチ共和国コースト・ガードとの訓練のため,大型ジェット飛行機ガルフV型を派遣した。東南アジアでの哨戒では,マレーシア,インドネシア,フィリピン,ブルネイの海上保安機関職員を同機に搭乗させ,マラッカ海峡付近の海域でレーダーによる監視活動と,情報を機上からオペレーション本部に報告するまでの手順を確認している。 ジブチとの訓練は同24日に実施され,アデン湾で逮捕した海賊の身柄を日本へ円滑に護送するための海賊護送訓練が行なわれた。 なお,彼末浩明海上保安監)を団長とする訪問団がジブチとマレーシア関係機関を表敬訪問し,ジブチ・コースト・ガードのワイス長官,マレーシア海上法執行庁(MMEA) のサイフル次長と会談した。
海上保安庁は2025年5月9日,小笠原諸島父島の北西沖約180キロにある金曜海山に対する海域火山基礎情報調査の結果を公表した。本調査は本年2月21~28日に測量船拓洋(HL-02)と自律型潜水調査機器(AUV)“ごんどう”によって実施されたもの。これにより,金曜海山を形成している北東峰と南西峰の2つの峰のうち,北東峰の火口とみられる地形は不明瞭であったが,南西峰の火口は明瞭に確認できたことから,南西峰の火山活動は北東峰に比べて新しいものであると考えられた。 また,AUV“ごんどう”は,水深661メートルの南西峰の山頂部の北側斜面部で溶岩流の痕跡を発見した。これらの結果から,金曜海山の山頂部では火口を形成する爆発的な噴火が,斜面部では溶岩流を伴う比較的穏やかな噴火が起きたことが判明している。
試し読みはコチラ 単品でご購入はこちら <目次内容> 特集名:日米艦隊決戦 【表紙】 黒鋼の咆哮、蒼穹に刻む意志 ー戦艦 長門・陸奥・日向・伊勢ー 【カラー写真頁】 写真とCGによる日本海軍の「埋もれた歴史掘り起こし」1 第二航空戦隊を示す白帯塗装 真珠湾に向かう「蒼龍」「飛龍」 解説・CG制作:鷲見博 本格的な塗装は不要!フジミの1/700戦艦「大和」天一号作戦時 FFMの8番艦!新造護衛艦「ゆうべつ」就役 佐世保からフィリピンまで同乗取材!IPD25における護衛艦「いせ」と「すずなみ」のハイライト 第1回呉地方隊防災訓練を実施 「アメリカ」級強襲揚陸艦「トリポリ」米海軍佐世保基地に配備! 英空母「プリンス・オブ・ウェールズ」機動部隊の近況を見る!
○高雄の台湾国際造船(CSBC:China Shipbuilding Corp.)で建造している台湾海軍初の国産潜水艦海鯤Haikun(SS-711)が,最初の試験航海を実施,完了した。(Defense Industry Daily 2025/6/19) ○ナバンティアのフェロル造船所で建造している,スペイン海軍向けF-110型フリゲイトの1番艦ボニファスBonifaz(F111)で,艦首ブロックの搭載が行なわれた。これで同艦の主船体はおおむね組み上がった。(Navantia 2025/6/10) ○韓国の固城郡にあるSKオーシャンプラントで,韓国海軍向けFFXバッチ3フリゲイトことチュンナムChungnam級の2番艦キョンブクGyeongbuk(FFG829)が進水した。2021年に受注,2023年に起工して建造を進めている。(Naval News 2025/6/22) ○アラブ首長国連邦のEDGEグループがクウェートから,62メートル級高速戦闘艇ファラジ3Falaj 3型と兵站支援業務などを,総額90億ディルハム(24億5,000万ドル)で受注した。UAEでも同型艦4隻を発注してお
英海軍の艦載早期警戒ヘリコプター,マーリンAsaC.3が,完全運用能力(FOC:Full Operational Capability)を達成した。当初は2022年初頭達成の計画だったが,開発の難航から3年半ほどの遅延となった。 計画名称はクロウズネスト,タレス製のサーチウォーター・レーダーと,セルベルス・ミッション・システムを,必要に応じて対潜型のマーリンHM.2に搭載する形態。(Naval News 2025/6/16)
ティッセンクルップ・マリン・システムズ(TKMS)が6月5日に,サーブの豪現地法人との間で,協業を企図した了解覚書(MoU)に調印した。 これは,オーストラリア海軍のフリゲイト調達計画Project Sea 3000に,TKMSがMEKO A-200型を提案している件と関連する動きで,MEKO A-200にサーブの9LV指揮管制装置を組み合わせる考えがあるものと推察される。TKMSはオーストラリア海軍向けMEKO A-200型に,豪CEAテクノロジーズが開発したCEAFAR2レーダーを搭載する提案を実施している。そこに今回の件を加味すると,TKMSはオーストラリア海軍で導入実績があるシステムを推していることが分かる。 なお,ティッセンクルップ・マリン・システムズAGは6月4日に,これまで略称だったTKMSへのリブランドを実施した。(Naval News 2025/6/5)
HD現代重工で6月11日に,フィリピン向け2,400トン級OPVの1番艦,ラジャ・スレイマンRajah Sulaymanが進水した。2022年に6隻を受注したうちの1番手で,2026年3月の引渡しを予定しており,2028年までに6隻すべてを完納の予定。全長94メートル,幅14メートル,巡航速力15ノット,航続距離5,500浬。76ミリ砲,30ミリ機銃,デコイ発射機,捜索レーダー,電子光学センサーを装備する。(Naval News 2025/6/13)
○7月1日,フリゲイトのタマルTamal(F71)が就役した。ロシアのヤンター造船所で建造したタルワーTalwar級発展型のうち2隻目で,ロシア海軍向けに建造していたがウクライナ製主機を入手できなくなりインドが引き取った。現時点では本艦が,海外でインドが建造・輸入する最後の艦となる。(Naval News 2025/7/1) ○6月18日にヴィシャカパトナムで新しい小型対潜艦(ASW-SWC:Anti-Submarine Warfare Shallow-Water Craft)アルナラArnala(P68)の就役式典が行なわれた。配備先は東部方面艦隊。建造所はガーデン・リーチ造船所(GRSE)。同級は16隻整備計画で,GRSEとコーチン造船所で各8隻建造する。排水量1,500トン,全長77.6メートル,幅10.5メートル,吃水2.7メートル。主兵装はRBU-6000対潜ロケット発射機1基,3連装短魚雷発射管2基,30ミリ遠隔操作式機銃1基,12.7ミリ遠隔操作式機銃2基。(Naval
中国海軍空母の山東Shandong(17)が,055型駆逐艦の遵義Zunyi(107),054A型フリゲイトの運城Yuncheng(571)と衡水Hengshui(572),補給艦査干湖Chaganhu(905)を伴い,6月7日に宮古島の近隣を通航して太平洋に進出した。 また同日,空母遼寧Liaoning(16)が,052D型駆逐艦,055型駆逐艦,901型補給艦を1隻ずつ伴い,南鳥島の南西約300キロの海域を航行しているのが確認された。こちらは5月下旬に,宮古島の南方を通航して太平洋に進出していた。中国海軍が手持ちの空母2隻を,同時に太平洋に展開させたのは初めてのこと。 このほか6月10日に,口永良部島の西約60キロの海域で,東調Dongdiao型情報収集艦天狼星Tianlangxing(794)の存在が確認された。(USNI News 2025/6/10)
5月29日にトルコのギョルジュク造船所で,214TN型潜水艦の3番艦ムラット・レイスMuratreis(S332)が進水した。同級はAIPを備えており,1番艦のピーリーレイスPirireis(S330)が5月に就役したばかり,2番艦フズルレイスHizirreis(S331)は公試中で,さらに4~6番艦を建造の予定。(Naval News 2025/5/30)
デンマーク軍参謀総長のミカエル・ヒュルガー大将が国防省に対して,同海軍のイーヴァル・ヒュイトフェルトIver Huitfeldt級フリゲイト3隻を対象とするアップグレード改修計画の中止を勧告したと報じられた。 その理由として,2024年3月9日に紅海で発生したSAM射撃指揮システムのソフトウェア障害が未解決で,センサーと射撃指揮システムのアップグレードに数十億クローネの経費が見込まれ,すでに代艦建造計画が走り始めていることなどを挙げている。このほか同級では,76ミリ砲弾が発射後に過早起爆するトラブルも起きた。 ただし退役ではなく,アップグレードの範囲を削って哨戒艦に転用する方針だという。(Naval News 2025/6/5)
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