セレブリティ・クルーズの新船セレブリティ・フローラCelebrity Floraが,去る5月13日,オランダのデ・ホープ造船所で引き渡された。本船はガラパゴス諸島向けに特別にデザインされた専用のクルーズ船で,同エリアの就航船では最もエネルギー効率に優れ,DPSを備えて船位保持に錨を用いず海底を傷つけないなど,同諸島の環境に負荷を与えない配慮がなされている。5,922総トン,全長101.5メートル,幅17メートル,吃水4.5メートル,主機ディーゼル・エレクトリック,航海速力10~12ノット,船客定員100名。来たる6月30日から同諸島のバルトラ島起点の通年クルーズに就航する。 〈CELEBRITY CRUISES〉
シルバーシー・クルーズが運航する探検クルーズ船シルバー・ディスカヴァラーSilver Discoverer(5,218総トン,船客定員129人,1989年竣工,元おせあにっく ぐれいす)が,リバー・クルーズを中心に手掛ける仏クロワジ・ユーロプに売却された。同船は米サンストーン・シップスが所有し,シルバーシーが用船している。今年4月に売買覚書を交わした模様で,7月下旬から8月上旬頃シンガポールで引き渡され,ラ・ベル・デ・オセアンLa Belle Des Océansと改名し就航する。 (SILVERSEA CRUISES)
海底探査技術の国際コンペティション「Shell Ocean Discovery XPRIZE」で,日本の「Team KUROSHIO(チーム・クロシオ)」が準優勝となり,賞金100万ドルを獲得した。この競技は海中ロボットなどを用いて超広域高速海底マッピングの実現を目標とするもので,世界22カ国から32チームが参加。昨年11~12月の決勝はギリシア沖で8チームにより実海域競技が行なわれた。「Team KUROSHIO」は海洋研究開発機構(JAMSTEC),東大生産技術研究所,九州工大,海上・港湾・航空技術研究所,三井E&S造船など8つの企業・団体からなる。
三井E&Sホールディングスは5月10日,「三井E&Sグループ事業再生計画」を発表,その中で三井E&S造船千葉工場の商船新造事業の縮小を明らかにした。既受注船の引渡し(2020年度の予定)後に,千葉工場における商船新造事業を縮小し,段階的にエネルギー・エンジニアリングや大型鋼構造物事業に注力する体制に変換してく方針。
エイチ・アイ・エス(HIS),クルーズプラネット,ベストワンドットコムの旅行3社は5月16日,去る3月にデビューしたばかりのMSCクルーズの最新船MSCベリッシマMSC Bellissima(171,598総トン,船客定員5,686人)を,合同でチャーターすると発表した。来年のゴールデンウイークに,4月28日発の横浜発着9日間クルーズを実施するもので,石垣島,宮古島,高知,台湾に寄港し,料金は158,000円から。
商船三井客船は5月13日,“にっぽん丸”の2019年10月~2020年4月のクルーズを発表した。海外2本を含む18本で,ワンナイトから9泊までのショートとミドル・クルーズで構成される。3年に1度開催される瀬戸内国際芸術祭をテーマにした博多発着の「瀬戸内国際芸術祭クルーズ」,花火と離島を楽しむ「熱海花火と世界遺産小笠原」のほか,クリスマス(1~2泊)を4本,新春のオペラなどの実績のあるクルーズも充実。年末年始は定番だった「グアム・サイパン」に替え,台湾を訪れる「迎春クルーズ~高雄・基隆」を実施する。4月の「飛んでクルーズ沖縄」では沖縄本島北端の国頭村(くにがみそん)に初寄港。 (編集部)
海上保安庁の「世界水路の日」記念展示に関する情報です。
海上保安大学校の練習巡視船「こじま」が、4月26日、世界一周の遠洋航海に旅立った。総行程は26,000浬で、8月4日呉に帰投の予定。https://www.jcga.ac.jp/gakusei/kojimaH31/190426.html
海上保安庁の「白書」である「海上保安レポート」の最新版(2019年版)が、このほど発売になった。特集のテーマは「増大する危機に立ち向かう」。税込み定価1080円で、政府刊行物を常備している書店では店頭で購入できるほか、一般の書店やネット販売でも取り寄せができる。https://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/r1/k20190514/k190514.pdf
4月23日,スペイン国防省はナバンティアとの間でF-110フリゲイト5隻の建造契約を締結した。
4月24日,蔚山の現代重工で,ニュージーランド海軍向けの新型補給艦アオテアロアが進水した。
4月18日,ネイバル・グループのロリアン造船所で,仏海軍向けFREMMフリゲイトの9番艦アルザスが進水した。
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