8月27日,アメリカ政府は弾道弾迎撃用のSM-3ブロックIIAミサイルの日本への売却を,33億ドル(約3,500億円)相当で承認した。同ミサイルの開発にはわが国も参加しており,建造中の“まや”型イージス護衛艦2隻のほか,改造後の“あたご”型イージス護衛艦2隻でも運用される。
8月19日,海上自衛隊は砕氷艦“しらせ”の令和元年度総合訓練の日程を公表した。訓練期間は9月30日から10月15日までで,寄港日程は以下のとおり。▷9月30日:横須賀出港,▷10月3〜7日:名古屋,▷同11〜14日:川崎,同15日横須賀入港。主要訓練項目は各種部署訓練,航空機発着艦訓練,観測関係者の艦上訓練支援。
8月23〜26日,インドネシア海軍の練習帆船ビマ・スーチBima Suciが神戸の阪神基地を親善訪問した。これに対し海上自衛隊は第42掃海隊の掃海艇“つのしま”“なおしま”をホストシップの任に充てて歓迎の意を示すとともに,寄港中さまざまな親善行事を催した。
9月11日,第4次安倍再改造内閣が発足し,第20代防衛大臣として河野太郎衆議院議員(前外務大臣,神奈川県第15区選出で当選8回)が就任した。
海上自衛隊は令和元年度第1回米国派遣訓練(潜水艦)のため,第2潜水隊群第第4潜水隊の“ずいりゅう”をハワイ諸島方面に派遣する。派遣期間は9月12日〜12月18日,訓練項目は対潜戦訓練等。
9月4〜9日,海上自衛隊幹部学校およびその他参加部隊所在地で,令和元年度海上自衛隊演習(図上演習〈日米共同演習〉)が実施された。目的は有事における部隊運用,海上諸作戦等の演練,戦術技量の向上と米海軍との連携強化。訓練統裁官は自衛艦隊司令官で,参加部隊は自衛艦隊の各司令部,各地方総監部,システム通信隊群および海上自衛隊補給本部等の人員3,200名。
8月28日〜9月16日,海上自衛隊は第2航空隊のP-3C哨戒機1機を令和元年度米国派遣訓練(航空機)のため,ハワイ諸島方面に派遣した。派遣目的は戦術技量の向上と米海軍との連携強化。訓練海空域は同諸島周辺海空域で,訓練項目は対潜戦訓練,魚雷投下訓練等。
9月1日,オマーンのマスカット港および周辺海域で,第33次海賊対処水上部隊の護衛艦“あさぎり”とオマーン海軍の哨戒艦アル・シーブAl Seebが親善訓練を実施した。訓練項目は通信訓練,戦術運動。
8月13〜24日,バシー海峡周辺から関東南方に至る海空域で,イージス護衛艦“みょうこう”と,米海軍の空母ロナルド・レーガンRonald Reagan CVN-76ほか艦艇数隻による日米共同訓練が実施された。訓練の目的は戦術技量の向上と米海軍との連携強化で,訓練項目は各種戦術訓練であった。
9月7日,首都直下地震の発生を想定した内閣府主催の大規模地震時医療活動訓練に,陸海空自衛隊が参加した。主要訓練項目は広域医療搬送等訓練,航空搬送拠点臨時医療施設運営支援等訓練で,参加勢力は統幕が人員15名,陸自が陸上総隊,東北方面隊,東部方面隊,自衛隊中央病院から人員約100名,航空機2機,海自が自衛艦隊から人員約50名,航自が航空総隊,航空支援集団から人員約120名,航空機4機,防衛医科大学校から人員約20名。
9月1日,令和元年度離島統合防災訓練が,沖縄県および周辺海空域で実施された。訓練項目は陸海空自衛隊間の連携,防災関係機関との連携。訓練統裁官は西部方面総監で,参加勢力は西部方面隊,自衛艦隊,佐世保地方隊,航空総隊,航空支援集団等から,人員約500名,艦艇(輸送艦“しもきた”)1隻,航空機10機,車両約50両であった。今回の訓練では宮古市の下地島空港に空自のC-2輸送機が展開したが,訓練で同空港を自衛隊の固定翼機が使用したのは今回が初めてのこと。
8月28日,佐賀県の豪雨災害に際して,佐賀県知事より陸上自衛隊西部方面混成団長に,航空機による情報収集および人命救助に係る災害派遣要請が出された。これを受け陸海空自衛隊は,8月28日から9月9日現在まで,西部方面混成団,佐世保地方隊,第5,第8航空団などによる活動を実施している。主な内容は,鉄工所の油流出対応,生活支援,廃棄物集積支援,防疫支援,物資輸送,病院支援,人命救助,音楽隊による演奏。
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