米海軍は,空母ハリーS.トルーマンHarry S. Truman CVN-75を基幹とする空 母打撃群を送り出す計画だったが,肝心のトルーマンが電気系統に不具合を抱 えた状態で出航できなくなった。結局,駆逐艦ラッセンLassen DDG-82,ファ ラガットFarragut DDG-99,フォレスト・シャーマンForrest Sherman DDG-98,それと巡洋艦ノルマンディNormandy CG-60による水上行動群(SAG: Surface Action Group)を編成,任務航海を実施することになった。)
海上保安庁は、外国製の貴重な古地図を11月29日(金)まで、お台場の海洋情報資料館で特別展示している。目玉の古地図は次の3点。 ①ゲラウドゥス・メルカトルが1569年に作成した世界地図(初展示) 1889年にバーゼル図書館で発見された18図1組からなる世界地図を国際水路局IHB(現在の国際水路機関IHO)が複製し加盟国に配布したもの。ちなみにわが国は1921年に設立されたIHB原加盟国(18ヵ国)のうちの一国である。 ②オスマン・トルコ海軍のピーリー・レイス提督が1513年に作成した地図(初展示) 1929年にイスタンブールの宮殿博物館で発見されたもので、コロンブスの新大陸発見からわずか20年後に制作されたにもかかわらず、米大陸の海岸線が細かく描かれている。海上保安庁は見やすくデジタル処理された複製品を2006年に、原本を忠実に再現したレプリカを2013年にトルコ海軍から提供され、今回は両方並べて展示されているが、後者は本邦初公開である。 ③ドイツで1856年に作成された世界地図 欧米で作成された世界地図は大西洋が中心のものが多いが、この地図は太平洋が中心となっている。戦前
9月12日,英ロールス・ロイス社は,8月に50基目のMT30ガスタービン・エンジンを完成させ,日本へ向けて発送の準備中であると発表した。このMT30は,30FFM(3,900トン型護衛艦)2番艦の主機用。なお,1番艦搭載用は,すでに日本に納入済み。
9月11日から10月7日にかけて,ロシア軍艦が相次いでわが国近海に出現した。 ▷9月11日午後1時頃,宗谷岬の北北東約40キロの海域を西進するタランタルTarantul III型ミサイル艇2隻を,掃海艇“いずしま”が発見した。▷9月16日午前1時頃,宗谷岬の北東約40キロの海域を西進するグリシャGrisha V型警備艦1隻とズヴェズドチカZvezdochka級多目的支援艦1隻を,ミサイル艇“くまたか”が発見した。▷9月17日午前10時頃,宗谷岬の北東約65キロの海域を西進するスラヴァSlava級ミサイル巡洋艦1隻とウダロイUdaloy級ミサイル駆逐艦1隻を,掃海艇“いずしま”が発見した。▷10月1日午前6時半頃,宗谷岬の北西約65キロの海域を東進するグリシャ V型警備艦1隻,ナヌチュカNanuchka III型ミサイル艇1隻およびズヴェズドチカ級兵器輸送艦1隻を,ミサイル艇“わかたか”が発見した。▷10月7日午後0時頃,上対馬の北東約60キロの海域を南西進するスラヴァ級ミサイル巡洋艦1隻,ウダロイ級ミサイル駆逐艦1隻およびドゥブナDubna級補給艦1隻を,ミサイル艇“しらたか”
9月27日,令和元年版防衛白書が閣議了承のうえ,公表された。この白書では新防衛大綱および新中期防の説明に加え,アメリカとわが国周辺国の情勢,宇宙,サイバー,電磁波といった新たな領域や軍事技術をめぐる動向などについて説明している。
10月10日,横須賀新港に中国ミサイル駆逐艦旅洋Luyang III型(052D型)太原Taiyuanが寄港した。本級が来日するのは初のことである。
9月24~26日,第33次海賊対処水上部隊の護衛艦“あさぎり”は,フィリピンのスービックを親善訪問し,同海軍のコルベット,エミリオ・ハシントEmilio Jacintoと親善訓練を行なった。
10月8~10日,東シナ海で海上自衛隊と米海軍の航空部隊による共同訓練が行なわれた。海上自衛隊からはEP-3電子戦データ収集機,OP-3C画像データ収集機,米海軍からはEP-3E電子戦機が参加した。訓練項目は情報交換訓練。
9月26日~10月4日,日米印共同訓練(マラバー2019)が,佐世保基地および佐世保から関東南方に至る海空域で実施された。参加勢力は海上自衛隊が護衛艦“さみだれ”“ちょうかい”“かが”,補給艦“おうみ”,P-1哨戒機。米海軍が駆逐艦マッキャンベルMcCampbell DDG-85,P-8A哨戒機,潜水艦。インド海軍がフリゲイトのサヒャドリSahyadri,コルベットのキルタンKiltan,P-8I哨戒機。主要訓練項目は,対抗訓練,対潜訓練,対空戦訓練,対水上射撃訓練,対空射撃訓練,洋上補給訓練。
9月18~20日,第33次海賊対処水上部隊の護衛艦“あさぎり”は,マレーシアのクアンタンを親善訪問し,同海軍のミサイル艇,ハンダランHandalan,ガンヤンGanyang,ペルダナPerdanaと親善訓練を行なった。
9月15日から約3カ月間の予定で,掃海母艦“ぶんご”と掃海艇“たかしま”からなる部隊が,インド洋地域の各国海軍と海上訓練を実施している。訓練目的は戦術技量の向上と各国海軍との連携強化で,主な訓練項目は掃海訓練,潜水訓練。訪問予定国はバングラデシュ,インド,マレーシア,モルディブ,フィリピン,ベトナムの6カ国。なお掃海部隊は10月6,7日,最初の寄港地であるバングラデシュのチッタゴンに寄港し,8日にはバングラデシュ海軍のコルベット,プロトイProttoy,ミサイル艇ダージョイDurjoyと親善訓練を行なっている。
9月9日未明,台風15号が千葉市付近に上陸し,千葉県を中心とする1都7県に,死傷者149名,住宅被害1万4,000戸以上の甚大な被害をもたらした。これに対し,陸海空自衛隊は10月7日現在までに最大1万人規模態勢で,情報収集,給水支援,患者空輸,停電復旧作業などの災害派遣活動を行なっている。
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