11月26日,中国国営の造船大手,中国船舶工業集団(CSSC)と中国船舶重工集団(CSIC)が経営統合し,新会社中国船舶集団有限公司(CSCL:China Shipbuilding Corporation Ltd.)が正式に発足した。この統合については去る7月頃から準備が進められており,国有企業を管理する国有資産監督管理委員会が10月25日に統合を承認し,このほど正式発足に至った。両社はもともと一つの国有企業だったが,中国政府が企業に競争原理を取り入れるため,1999年に分割された。建造シェアは2018年ベースで17パーセント(1,041万総トン)に上り,統合を決めている韓国の現代重工業と大宇造船海洋の21パーセント(1,218万総トン)に次ぐ規模となる。グループには上海の江南造船や滬東中華造船,大連の大連船舶重工など主要な造船会社を持ち,総資産は7900億元(約12兆円),従業員は31万人に達するという。
先頃、令和元年度の補正予算案が閣議決定したが、これにより海上保安庁は令和2年度概算要求に盛り込まれた「しゅんこう」型PLH2隻を前倒し整備することとなった。このほか「みやこ」型および「くにさき」型PL、「かとり」型PM各1隻も同補正で建造線表がスタートする。ちなみにPM以外は増強である。 また概算要求には含まれず、新たに取得が決まったものとして、PLH用のヘリコプター2機がある。
12月18日に予定されていた新型PLH「しゅんこう」の引渡しが、トライアル中のトラブルにより延期となった。具体的な状況は明らかにされていないが、フィン・スタビライザーに問題が生じたようで、就役の目処はいまのところ立っていない。
12月25日付けで鹿児島海上保安部のヘリ巡「おおすみ」が、その搭載機(シコルスキー76D型MH-912号機)とともに横浜海上保安部へ配属替えとなった。これにともなう船名/愛称の変更はない。
新型ヘリ巡「しゅんこう」に搭載されるスーパーピューマ225型2機(MH-693,694号機)が、トラブルに見舞われた母船に先立ち一足早く就役した。配属先は鹿児島海上保安部だが、当面は鹿児島航空基地をベースに活動すると思われる。
ヘリ巡「おおすみ」の横浜配備に伴い、同保安部のPL「もとぶ」が12月17日付けで石垣海上保安部へ配属替えとなった。船名の変更はない。
去る12月10日,クイーン・エリザベスQueen Elizabethの2番艦プリンス・オ ブ・ウェールズPrince of Wkalesが,ポーツマスで就役した。本艦は2011年5 月にスコットランドのバブコック・マリン社ロシス工場で起工され,2017年7 月に進水,去る9月から公試を開始,一連のテストを終えて11月16日にポーツ マスに入港し,就役式典に備えてきた。
中国船舶重工業集団有限公司(CSIC)と中国船舶工業集団有限公司(CSSC) が合併して,11月27日に中国船舶工業集団有限公司(CSC:China Shipbuilding Corp.)という新会社が発足した。CSCは傘下に,造船所や研究 機関など,147の子会社を擁するという。
チリの議会が,2020会計年度にオーストラリア海軍中古のアデレード Adelaide級ミサイル・フリゲイト2隻を総額370万ドルで調達する件を承認し た。
リンダ・レイノルズ(Linda Reynolds)豪国防相が11月12日,キャンベラ Canberra級揚陸艦2隻について,完全運用能力(FOC:Full Operational Capability)を達成して実任務への出動が可能になったことを明らかにした。 1番艦の就役からこれまでに,5年あまりを経ている。
10月31日にカリーニングラードを訪れたウラジミール・プーチン大統領が, ステレグシュチイSteregushchiyⅡ型フリゲイト(20385型)グレミャーシュチ イGremyashchiyにツィクロン極超音速ミサイルを搭載することを明らかにし た。もともと同級はカリブル巡航ミサイルの搭載が可能だが,ツィクロンを搭 載することで対艦打撃力を強化できる。(TASS2019/10/31)
バブコック社は11月15日に英国防省から,英海軍向け31e型フリゲイトの設 計・建造契約を受注した。単価は既報のように2億5,000万ポンド(3億2,300万 ドル)で,ロシスの造船所で5隻を建造する。
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