イスラエルに本拠を置くエルビット・システムズの英現地法人,エルビット・システムズUKが,エルビット製のシーガルUSVによる対潜戦のトライアルを実施した。これは,将来ASWにおける自律システムの可能性について模索するのが目的。
6月9日,台湾海軍がドック型揚陸艦(LPD)の1番艦を起工した。2018年4月に46億3,500万台湾ドル(1億5,630万ドル)の契約を発注し,2019年5月から建造工程をスタートさせていた。2022年4月の竣工を予定している。
韓国蔚山の現代重工(HHI)で建造していたニュージーランド海軍向けの補給艦アオテアロアAotearoaが完成して,ニュージーランドに向けて回航された。現代重工が6月10日に発表したもので,その後の6月26日に,同艦はオークランドに到着した。就役は7月下旬の予定で,母港は同国西部のニュー・プリマスとなる。
カナダ公共調達省は,シースパン社傘下のバンクーバー造船所に,カナダ海軍向けの新型補給艦JSS(Joint Support Ship)の建造契約を24億カナダ・ドルで発注した。
ドイツ国防省は,同海軍向けの新型多用途戦闘艦MKS1804隻の建造契約を発注した。これは議会が予算支出を承認したのを受けて実現したもので,総建造予算は46億ユーロ。
6月12日の午前10時35分(現地時間)に,フランスのツーロンで入渠整備を実施していた同海軍のリュビRubis級攻撃原潜ペルルPerleで艦内火災が発生した。ただちに消防隊が出動,14時間あまりの消火活動の末,翌日の午前1時50分頃に鎮火した。発令所や魚雷発射管室,一部の居住区が火災の被害に遭った模様。
ロシア海軍のボレイBorei型SSBNクニャージ・ウラジミールKnyaz Vladimir(K-549)の就役式典が6月12日に行なわれた。
6月22日に,ジェネラル・ダイナミクス傘下のバス鉄工所で,4,000名あまりの従業員がストライキを打つ事態が発生した。労務契約の更新に際して不満を持つ組合員がストを実施したもの。
6月20日にカリフォルニア州サンディエゴで,インディペンデンスIndependence級沿海域戦闘艦カンザス・シティKansas City LCS-22の就役式典が行なわれた。続いて米海軍は6月26日に,同型艦のオークランドOakland LCS-24を領収した。
2017年の衝突事故で損傷,ミシシッピ州パスカグーラのハンチントン・インガルス造船所で修理を実施していた米駆逐艦フィッツジェラルドFitzgerald DDG-62が,作業を終えて6月13日にパスカグーラを出港した。
去る6月24日、海上保安庁の潜水士制度がちょうど50年目を迎えた。これを受けて海保のツイッターでも潜水士1期生の写真や潜水士が活躍する動画のアップを始めた。 https://twitter.com/JCG_koho/status/1278131720626171905 なお潜水士制度50年の歩みについては、7月27日発売の本誌9月号の記事「50年を迎えた海上保安庁の潜水士制度」(米田堅持)を御覧いただきたい。
去る6月30日,東海汽船の新しい高速ジェット船セブンアイランド結が,川崎重工神戸工場で竣工し,7月13日から伊豆諸島航路に就航した(鉄道・運輸機構との共有)。1981年竣工のセブンアイランド虹(281総トン。旧トン数表示)の代船である。川崎重工でのジェットフォイル新造は1995年以来25年振りで,初めてバリアフリー対応とされた。175総トン,全長27.4メートル(フォイルボーン時),幅8.5メートル,主機ロールスロイス501-KFガスタービン2基,出力7,600馬力(5,589キロワット),推進器ウォータージェット2基,航海速力43ノット,船客定員241名。ジェットフォイルは,ウォ―タージェット推進器からの海水噴射(毎秒3トン)で推進し,前後の水中翼により海面から浮上,最高速力が43ノット以上に達するまさに海上のジェット機である。カラーリングは“さるびあ丸”と同じ「東京アイランドブルー」の藍色とされた。 (川崎重工)
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