2017年3月に退役したインド海軍の軽空母ヴィラートViraatだが,その後も 解体されずに係留されたままの状態が続いていた。しかしようやく解体が実現 する運びとなり,9月にムンバイ北北西にあるアラン・シップ・スクラップ・ ヤードに搬入することになった。
台湾の龍德造船で建造を進めている台湾海軍向けの機雷敷設艇岷江Minjiang が進水した。FMLB-I(Fast Mine Laying Boat-I)と称する艦で,起工は2019 年5月24日。同艦は年内の引渡しを予定しており,さらに2~4番艇も建造中。 これらは2021年の引渡しを予定している。
スペインのナバンティアは8月10日に,オーストラリア海軍向けに建造して いる補給艦2隻のうちの1番艦サプライSupplyが試験航海を完了したことを明ら かにした。この後は,建造所があるスペインのフェロルを9月2日に出航して, オーストラリアに回航の途上にある。35日間の航程を予定しているので,本誌 の発売より少し後に到着する見込みとなる。
1944年6月6日のノルマンディ上陸作戦(いわゆるDデイ)で使われた英海軍 の戦車揚陸艇LCT7074が,ポーツマスのソウスシーにある「Dデイ・ストーリー 博物館」の展示品に加わることになり,搬入作業が行なわれた。LCTは, Landing Craft(Tank)という意味。
8月5日付けの「環球時報」が,中国海軍向けの新しい空母型揚陸艦075型1番 艦について「8月5日に,最初の試験航海に出た」と報じた。
ロシア国防省がアドミラルティ造船所に,通常動力潜水艦3隻の新造契約を 発注した。内訳は改キロKilo型(636.3型)2隻とラダLada型(677型)1隻。ま た,スヴョスドチカ造船所に対して,北洋艦隊に所属するアクラAkula型攻撃 原潜(971型)を対象とする補修・アップグレード改修の契約を発注した。
8月19日にサンディエゴで,アヴェンジャーAvenger級掃海艦スカウトScout MCM-8の退役式典が行なわれた。書類上の除籍は一週間後の8月26日。このほか 同型艦のチャンピオンChampionMCM-4とアーデントArdent MCM-12も,サンディ エゴで解役式典を実施して退役となった。
2019年2月28日からピュージェット・サウンド海軍工廠で入渠整備を実施し ていた米空母カール・ヴィンソンCarl Vinson CVN-70が作業を終えて,8月23 日にブレマートンを出航,試験航海を開始した。一方,ノーフォーク海軍工廠 で入渠整備を実施していた空母ジョージH.W.ブッシュGeorge H.W. Bush CVN-77は8月29日に出渠した。こちらは18カ月がかりの作業だった。
8月中,以下のロシア軍機が相次いでわが国の防空識別圏に飛来した。 ▷14日:IL-20情報収集機1機が日本海に飛来,▷19日:Tu-95爆撃機2機および推定ロシア機6機が日本海に飛来。これらに対し,航空自衛隊は戦闘機を緊急発進させるなどして対処した。
9月13日,第37次派遣海賊対処水上部隊の護衛艦“ありあけ”が,佐世保を出港した。同艦には乗員約190名のほか,海上保安官8名が乗り組んでいる。
このほどのフィリピン空軍と三菱電機の間で,同社が開発・製造した警戒管制レーダー4基を約1億ドルで納入する契約が成立した。これまで防衛省は,平成26年(2014年)に防衛装備移転三原則が策定されたことを受けて,防衛装備品の移転に取り組んできたが,今回はわが国が新たに開発・製造した完成装備品が海外に移転された初めてのケースとなった。
8月28日,練習艦“かしま”が令和2年度遠洋航海(後期)のため呉を出港した。同艦には第70期一般幹部候補生課程修了者約110名(うち女性約10名)が乗艦している。期間は8月28日〜10月21日(55日間),総航程約22,000キロ。 寄港予定国はアメリカ(ノーム,アンカレジ,パール・ハーバー,サイパン)。
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