11月6日,砕氷艦“しらせ”が第62次南極地域観測協力のため,横須賀を出港した。今次観測支援協力ではコロナ対策として,2週間日本近海で待機後,南極観測隊員らを乗艦させ,往路および復路の補給のための豪州への寄港は実施せず,横須賀への帰投は令和3年2月22日の予定。総行動日数は109日(うち南極行動日数49日)で,総航程は約16,000浬。
11月6〜7日,マラバー2020(前段)に引き続くかたちで,ベンガル湾で日米豪共同訓練が行なわれた。参加部隊は護衛艦“おおなみ”,米駆逐艦ジョンS.マッケーン,豪フリゲイトのバララト。訓練項目は各種戦術訓練であった。
11月3〜6日,インド東方海空域(ベンガル湾)で,日米印豪共同訓練(マラバー2020)の前段が実施された。 参加兵力は海上自衛隊が護衛艦“おおなみ”,米海軍が駆逐艦ジョンS.マッケーン,インド海軍が駆逐艦ランヴィジェイRanvijay,フリゲイトのシヴァリクShivalik,補給艦シャクティShakti,潜水艦シンドゥライSindhuraj,P-8I哨戒機など,オーストラリア海軍がフリゲイトのバララトBallarat。主要訓練項目は対潜戦訓練,対空戦訓練,対水上射撃訓練など。
10月21日,津軽海峡東方海空域で,海上自衛隊と米海軍の哨戒機が共同訓練を実施した。参加部隊は海上自衛隊がP-3C1機,米海軍がP-8A1機。主要訓練項目は対潜戦および情報交換訓練であった。
10月19〜20日,南シナ海で日米豪共同訓練が行なわれた。参加部隊は海上自衛隊が護衛艦“きりさめ”,米海軍が駆逐艦ジョンS.マッケーン,オーストラリア海軍がフリゲイトのアルンタArunta。訓練項目は各種戦術訓練。
9月7日〜10月17日,令和2年度(2020年度)インド太平洋方面派遣訓練に従事した護衛艦“かが”と“いかづち”は,10月12日,南シナ海で米海軍の駆逐艦ジョンS.マッケーンJohn S. McCain DDG-56,給油艦ティペカノーTippecanoe T-AO-199と戦術訓練などの共同訓練を行なった。
自衛隊と米軍は,10月26日〜11月5日,日本周辺海空域,自衛隊施設および在日米軍施設,種子島および臥蛇島で,令和2年度日米共同統合演習(実動演習)「キーン・ソード21/02FTX」を実施した。 主要訓練項目は水陸両用戦,陸上作戦,海上作戦,航空作戦,統合後方補給,サイバー攻撃等対処,統合電子戦,宇宙状況監視。 演習参加部隊は,自衛隊が統幕,陸海空幕,情報本部,陸上自衛隊(陸上総隊,各方面隊など),海上自衛隊(自衛艦隊,各地方隊など),航空自衛隊(航空総隊,航空支援集団など),米軍がインド太平洋軍,太平洋陸軍,太平洋艦隊,太平洋空軍,太平洋海兵隊,在日米軍などで,その他一部の訓練にカナダ軍艦艇が参加した。演習参加規模は自衛隊が人員約37,000名,艦艇約20隻,航空機約170機,米軍が人員約9,000名,カナダ軍が艦艇1隻。
11月16日,護衛艦隊第13護衛隊所属の護衛艦“あさゆき”(定係港佐世保)が除籍された。本艦は同型12隻から成る“はつゆき”型の11番艦として,昭和62年(1987年)2月に就役したもの。今回の措置で護衛艦籍に残る本型は“まつゆき”(9番艦)のみとなる。
11月19日,三井E&S造船玉野艦船工場で,平成30年度(2018年度)計画で建造中の3,900トン型護衛艦(30FFM)の2番艦“くまの”が進水した。30FFMは新時代の海上自衛隊を象徴する多機能水上戦闘艦で,護衛艦でありながら対機雷戦能力を持つのが特徴。同年度計画により三菱重工長崎造船所で建造の1番艦より先の進水となった。就役は令和4年(2022年)3月の予定。 基準排水量3,900トン,全長133メートル,速力30ノット以上。兵装は17式SSM4連装発射筒2基,シーRAM近接防御SAM11連装発射機1基,127ミリ単装砲1基,3連装魚雷発射管2基,掃討具一式および簡易型機雷敷設装置一式。
福岡海上保安部の巡視船「らいざん」(PS-06)と、対馬海上保安部の巡視艇「むらくも」(PC-106)が、11月16日付けで入れ替えとなった。管内の異動のため、ともに船名の変更はない。
サノヤス・ホールディングス(HD)は11月9日,100パーセント子会社サノヤス造船の全株式を新来島どっくに譲渡すると発表した。同日新来島どっくと譲渡契約を締結しており,2021年1月15日開催予定の臨時株主総会による承認と,公正取引委員会による独禁法関連の承認が得られれば,来たる3月1日からサノヤス造船は「新来島サノヤス造船」として再出発し,水島製造所と大阪製造所の従業員と,新造船や舶用LPGタンク製造,修繕船を含む全事業を「新来島サノヤス造船」が引き継ぐ。サノヤスHDは造船事業から撤退し,第2の柱である産業用/建設用機械,遊園地施設などの製造・販売を営むM&T(Machinery & Technology)事業を継続する。サノヤス造船主力の撒積船需要は,近年の厳しい造船事業環境下で長期低迷し,サノヤスHDでは一般商船以外や舶用ガスタンク製造,船舶修繕などに注力しつつ,加えてM&T事業を拡充強化してきた。しかし2020年度は新型コロナの影響からM&T事業の環境も不安定となり,将来的に新造船市場が回復したとしても技術開発競争が熾烈化する中では単独の生き残りは難しいと判断,事業を新来島どっ
富士五湖の一つ河口湖で遊覧船を運航する富士急行グループの富士五湖汽船は,来たる12月4日から,新造遊覧船天晴を就航させる。新船は戦国時代に甲斐武田氏に属した水軍の安宅船をモチーフにした和風の造りで,「武田菱」をあしらった幔幕や幟,武田軍の代名詞である「赤備え」をイメージした装飾を施している。画像はその完成予想イラスト。一周約20分の運航で,冬期は9時30分~16時発(30分間隔。通常期は9時~16時30分),料金は大人1,000円,小人500円。19総トン,全長23.5メートル,幅4.0メートル,航海速力10ノット,定員120名。なお本船のデビューに伴い現行船アンソレイユ(19総トン,2000年竣工)は12月3日に引退する。 (富士急行)
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