商船三井客船は2月16日,“にっぽん丸”の2021年3月下旬から4月下旬のクルーズを発表した。日本の春を満喫する国内クルーズ11本が組まれている。いずれも“にっぽん丸”らしい多彩なコースで,伊勢志摩と南房総の旬を堪能する「春の味覚クルーズ」3泊,花の季節を迎える東北への「春クルーズ~青森・男鹿~」5泊,九十九島・錦江湾・都井岬をゆったり望む「ぐるり九州クルーズ~海からの絶景~」4泊などが楽しめる。そのほか,アホウドリを観察する「ネイチャークルーズ~鳥島周遊~」や,神戸~名古屋,名古屋~横浜の手軽なワンナイト・クルーズなどのコースも組まれている。 (商船三井客船)
名村造船所は2月12日,同社の100パーセント子会社佐世保重工における新造船事業を,既受注船の最終引渡し(2022年1月予定)をもって休止する方針を発表した。同所の新造船事業の継続に向けては,設備更新・整備,要員派遣,生産システム近代化などを講じたが,内外新鋭造船所に比べて劣るコスト競争力の短期間での改善が困難なことから新造船事業を休止し,前身の海軍工廠時代から主要業務としてきた艦艇修繕船事業を柱に機械事業との両輪による強みを生かした安定収益体質の構築を図ることとした。 (佐世保重工)
日本郵船は2月12日,LNG燃料の自動車専用船4隻を中国の招商局南京金陵船舶に発注したと発表した。2022~23年に竣工予定で,主に欧州航路や中近東航路へ投入する。約72,800総トン,全長約199.9メートル,幅約38.0メートル,車両積載数約7,000台。主機にはWinGD X-DF2.0iCER型を世界で初めて採用。これは低圧式の二元燃料主機で,最新のiCER(Intelligent Control by Exhaust Recycling)技術により排ガス中のメタン成分を半減させて燃料消費の改善とGHG(温室効果ガス)の削減を実現。加えてバッテリー・ハイブリッド・システムを搭載し,主機と発電機関の負荷変動を軽減して燃費改善を図り,従来型自動車船に比べSOx約99パーセント,NOx約96パーセント削減のほか,最大約40パーセント超のCO2排出削減(輸送単位当たり)も見込む。日本郵船が今後約10年間に建造する約40隻の新造自動車専用船をすべてLNG燃料船とする計画の一環。 (日本郵船)
去る2月12日,水産庁の新しい漁業取締船白萩丸が,三井E&S造船玉野艦船工場で命名され,進水した。本船は現有の同名船(499総トン,1994年竣工)の代替船で,今後艤装工事を経て,来たる7月に竣工する予定。主要目は約904総トン,全長68.5メートル,幅10.6メートル,最大搭載人員31名。昨年3月に竣工した白嶺丸,白鷲丸と同型の3番船で,現有船より大型化され耐航性が向上するほか,探照灯,電光掲示板,遠隔操作式放水銃など最新設備を搭載する。わが国周辺海域における違法漁船取締体制の強化に貢献が期待される。 (三井E&S造船)
日本郵船と川崎重工は2月8日,LPG燃料のLPG運搬船2隻の建造契約を交わしたと発表し,その完成予想図を公表した。本船は日本郵船では初の,川崎重工では5,6隻目のLPG燃料LPG運搬船で,坂出工場で建造され,2022年に2隻とも竣工の予定。LPG燃料使用時は従来船比でSOx排出を85パーセント以上,CO2排出を15パーセント以上削減でき,SOx排出規制およびCO2排出量規制(EEDIフェーズ3。2022年適用)に適合する。上甲板にLPG燃料タンクを装備し,燃料タンクをカーゴタンクから独立させたことで,積荷と性状の異なるLPGの補給や,揚荷LPGとの区別を可能にしている。全長約230.0メートル,幅37.2メートル,深さ21.9メートル,夏期満載吃水11.6メートル,タンク容量84,000立方メートル。 (川崎重工)
中国の三亜国際クルーズ・デベロップメントが昨年購入した米プリンセス・クルーズのシー・プリンセスSea Princess(77,499総トン,船客定員2,342人,1998年竣工)は,新船名チャーミングCharmingとして5月のデビューを目指している。運航は中国資本では2番目のクルーズ船社となる福煕永東(Foresee Cruises)が行ない,運航や船内サービス部門の管理などは英V.シップス・レジャーが受注している。深圳近郊のドックで改装され,すでに三亜に移動しているが,乗組員への給与未払いが伝えられ,新型コロナウイルスの影響もあることから運航開始を危惧する向きもある。 (CREW-CENTER.COM)
本日(3月16日)、平成30年度(2018年度)計画の大型測量船「光洋」(HL12)が、三菱重工下関造船所で竣工した。平洋型の2番船で、配属先は本庁。船容は今月(3月)25日発売の「世界の艦船」5月号を参照されたい。
本日(3月9日)付けで、次のベル412型ヘリコプターが配属地を入れ替えた。 MH714号機 名古屋海上保安部→広島航空基地 MH906号機 広島航空基地→名古屋海上保安部 714号機はヘリ巡「みずほ」の搭載機で、906号機がその後を継ぐ。
本日(3月9日)、次の巡視艇2隻が墨田川造船で竣工し、海上保安庁に引き渡された。 「ぶんごうめ」(CL189) 大分海上保安部配属 「くがかぜ」 (CL190) 柳井海上保安署配属 2隻とも「ひめぎく」型で、船影は4月発売の6月号で紹介する。
堺海上保安署の巡視艇「しぎかぜ」(CL22)が、本日(3月8日)付けで解役になった。同名の代替艇は近く竣工の予定。
柳井海上保安署(第六管区)の20メートル型(ひめぎく型)巡視艇「くがかぜ」(CL33)が、3月3日付けでリタイアとなった。同名の後継艇は週明けにも引渡しの予定。
インドネシアの国営造船所PT PALで1月7日に,インドネシア海軍向けの病院 船,ワヒディン・スディロフソドWahidin Soedirohusodo(991)が進水した。
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