国際航海(遠洋航海実習)を行なっていた海上保安大学校の練習船「こじま」が、去る7月15日、無事呉に帰投、大学校の専用桟橋に舫いを取った。帰着時の模様は近く同大のホームページで紹介される。 航海期間は38日間で、総航程は約1万里。乗船者は実習生46名、乗組員37名で、実習生の9名、乗組員の3名は女性。 なお帰投前の7月9,10日には2カ所目の寄港地であるパラオのコロールに立ち寄り、同国海上保安機関のパトロール艇と合同訓練を行なった。
7月27日から、カメラマン米田氏の写真展「海上保安庁 主計の世界 船飯の舞台裏」が始まった。今回は補給や乗員の衛生、そして“胃袋”を管理する「主計」担当者にスポットを当てる。 期間は7月31日土曜日まで。開場時間は12~19時(最終日は17時)。場所は赤坂のギャラリー「Jalona(ジャローナ)」(東京都港区赤坂2-6-22デュオ・スカーラ赤坂II B-102)。 最寄り駅は東京メトロ千代田線赤坂駅2番出口または同南北線溜池山王駅7番出口、ともに徒歩2分。
6月30日〜7月3日,オーストラリア東方海空域で,海上自衛隊は,「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて関係を強化するため,米海軍,オーストラリア海軍および韓国海軍と共同訓練を行なった。 参加部隊は海上自衛隊が護衛艦“まきなみ”および搭載機1機(SH-60K哨戒ヘリコプター),米海軍が駆逐艦ラファエル・ペラルタRafael Peralta DDG-115,オーストラリア海軍が駆逐艦ブリスベーンBrisbane,韓国海軍が駆逐艦ワン・ゲオンWang Geon。 訓練項目は電子戦訓練,戦術運動,通信訓練。
6月中,海上自衛隊とインド海軍は以下の日程で共同訓練を行なった。 ▷13日,インド洋で実施。参加部隊は海上自衛隊が練習艦“かしま”“せとゆき”,インド海軍がコルベットのクリシュKulish。訓練項目は戦術運動,通信訓練。 ▷29日,東シナ海で実施。参加部隊は海上自衛隊が補給艦“はまな”,インド海軍がコルベットのキルタンKiltan。訓練項目は洋上補給。
6月22〜24日,紀伊半島沖の海空域で,海上自衛隊と米海軍による対潜特別訓練が実施された。参加部隊は海上自衛隊が潜水艦1隻,P-1哨戒機3機,米海軍がP-8A哨戒機4機。主要訓練項目は対潜訓練。
6月30日,海上自衛隊は,「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて関係を強化するため,米スリランカ主催共同訓練(CARAT)に参加した。 訓練海空域はトリンコマリー沖,参加部隊は海上自衛隊が護衛艦“ゆうぎり”,米海軍が沿海域戦闘艦チャールストンCharleston LCS-18,P-8A哨戒機,スリランカ海軍が哨戒艦ガジャバフGajabahu,サユララSayurala,スリランカ空軍がベル212ヘリコプターなど。主要訓練項目は捜索救難訓練,戦術運動など。
6月中,海上自衛隊と米海軍は以下の日程で日米共同訓練を実施した。 ▷12〜14日,沖縄東方海空域で実施。参加部隊は海上自衛隊が輸送艦“しもきた”,米海軍が強襲揚陸艦アメリカAmerica LHA-6,ドック型輸送揚陸艦ニュー・オーリンズNew Orleans LPD-18,ドック型揚陸艦ジャーマン・タウンGermantown LSD-42。訓練項目は各種戦術訓練。 ▷15日,護衛艦“いずも”艦内で実施。参加部隊は海上自衛隊がシステム通信隊群保全監査隊,米海軍がNIOC-Y(Navy Information Operation Command Yokosuka:海軍情報作戦コマンド横須賀)。訓練項目はサイバー攻撃等対処。 ▷21日,インド洋で実施。参加部隊は海上自衛隊が練習艦“かしま”“せとゆき”,米海軍が空母ロナルド・レーガンRonald Reagan CVN-76,巡洋艦シャイローShiloh CG-67,駆逐艦ハルゼーHalsey DDG-97。訓練項目は戦術運動,通信訓練。 ▷23日,グアム西方海空域で実施。参加部隊は海上自衛隊が護衛艦“まきなみ”,米海軍がMkVI型高速
6月22日,三菱重工長崎造船所で,令和元年度(2019年度)計画による“もがみ”型護衛艦(FFM)の3番艦が“のしろ”と命名され,進水した。就役は4年12月の予定である。基準排水量3,900トン。
仏ブリタニー・フェリーは,イギリス海峡航路で持続性と環境性能に優れた高速フェリーの導入を模索しており,このほど米ボストンの新興会社REGENT(Regional Electric Ground Effect Nautical Transport)と,シーグライダーSeagliderと称する電動WIG(Wing-in-Ground Effect Vehicle)建造の覚書を締結した。乗客50~150人乗り,再生可能エネルギーによるバッテリー駆動で,航続力約288キロを時速約280キロで航行可能。ポーツマス~シェルブールならわずか40分で走破する。安全性は最新の飛行制御システムや次世代センサーにより担保する。2028年までの就航を目指すが,REGENT社では2025年までにより小型の実用モデルを開発するという。WIGは20世紀後半にソ連で実用化された軍用タイプが有名だが,民間では10名定員程度の開発にとどまる。実用化すれば再び脚光を浴びることになる。 (BRITTANY FERRIES)
ロイアル・カリビアン・インターナショナルは先頃,アジア配船用の新造船ワンダー・オブ・ザ・シーズWonder of the Seasのスケジュールを公表した。新型コロナウイルスの影響で計画より遅れたが,2022年3月にデビューし,3~11月は上海を母港に日本寄港などを,11月から翌2023年1月までは香港を起点にベトナムや台湾,日本などを巡る。236,857総トン,全長362メートル,船客定員6,988人(最大),仏アトランティーク造船所で建造が進められている。オアシス・クラスの5番船だが従来船より若干大型化され,23万総トン超の世界最大の客船となる。 (RCI)
ニュージーランドのヘリテージ・エクスペディションは,新たに取得した探検クルーズ客船をヘリテージ・アドヴェンチャラーHeritage Adventurer(8,378総トン)として投入する。来年5月からロシア極東,南太平洋,南極海域などでクルーズに就く予定で,わが国にもやってくる。船内を改装し定員を184人から140人に減らして運航する。本船は1991年にソサエティ・アドベンチャラーSociety Adventurerとして竣工,その後ハンゼアティックHanseaticとなり,2018年からワン・オーシャン・エクスペディションズのRCGSレゾリュートRCGS Resoluteとして運航されたが,経営難から2020年6月に競売にかけられた。 (HERITAGE EXPEDITIONS)
2020年に再興したスワン・ヘレニックの新造第1船SHミネルヴァSH Minervaが,6月23日,フィンランドのヘルシンキ造船所で進水した。来たる10月に竣工し,11月から南米,南極海域で就航する予定。10,700総トン,全長113.2メートル,航海速力15.5ノット,船客152人,乗員120人の小型探検クルーズ船で,主機はディーゼル電気推進,氷海航行のためポーラー・クラス5(PC5)を取得した。姉妹船2隻も建造され,2番船SHヴェガSH Vegaが2022年春に,船名未定の3番船が同年秋に竣工する。SHミネルヴァはアジア海域でのクルーズも計画しており,2022年に日本各地に寄港する見込みだ。 (HELSINKI SHIPYARD)
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