2月1〜10日,伊勢湾で,令和3年度機雷戦訓練(伊勢湾)および掃海特別訓練(日米共同訓練)が実施された。参加部隊は海上自衛隊が艦艇15隻(掃海母艦1隻,掃海艦2隻,掃海艇12隻),航空機1〜3機(MCH-101掃海・輸送ヘリコプター1〜3機),米海軍がUUV操作員約5名。主要訓練項目は機雷敷設戦および対機雷戦。
1月27日〜2月3日,自衛隊と米インド太平洋軍は,令和3年度日米共同統合演習(指揮所演習)を行なった。
2月10〜11日,和歌山県および訓練参加部隊等の所在地ならびに関東,東海,近畿,中国,四国および九州地方周辺の海空域で,南海トラフ地震を想定した令和3年度日米共同統合防災訓練が実施された。 主要訓練項目は①災害対処に係る在日米軍との共同連携,②災害対処に係る主要部隊等間の連携,③災害対処に係る関係地方公共団体その他の関係機関との連携。訓練概要は指揮幕僚活動,ヘリ映像伝送機等による情報収集・被害状況の把握,和歌山県が実施する防災訓練との連携(航空機による情報収集・被害状況の把握,航空機による救援物資の輸送,米軍との共同訓練〈救援物資の輸送〉)。
2月4日,海上自衛隊は来たる11月に,約20年振りとなる国際観艦式を挙行すると公表した。これは海上自衛隊創設70周年を記念した行事の一つとして実施されるもので,同日から海上自衛隊の公式ホームページ上では観艦式のロゴマーク募集(期間は3月6日まで)も行なわれている。
1月15日,南太平洋の島国トンガで,大規模な海底火山の噴火が発生した。噴火の規模は過去100年間で最大級のものとされ,約8,000キロ離れたわが国でも津波による被害が発生した。 これを受けて20日,岸防衛大臣から自衛隊にトンガ王国における国際緊急援助活動の実施が命じられ,同日,トンガ王国国際緊急援助空輸隊として航空自衛隊のC-130輸送機2機が小牧基地を発し,22,23日にはC-2輸送機各1機が美保基地を出発した。続く24日には,トンガ王国国際緊急援助活動統合任務部隊として,陸上自衛隊のCH-47輸送ヘリコプター2機を搭載した輸送艦“おおすみ”が呉を出港した。“おおすみ”は2月8日にトンガ沖に到着している。 3月2日現在,任務を終えた“おおすみ”は帰国の途上にある。
2月2日,新来島波止浜どっくで海上自衛隊の油槽船YOT-02が進水した。本船は令和元年度計画(2019年度)計画による4,900トン型油槽船2隻の2番船で,就役は今年夏頃を予定している。 なお現在,1番船のYOT-01も同じ造船所で艤装工事が進められており,こちらは今春就役の予定。載貨重量4,900トン。
フィリピンのデルフィン・ロレンツァナ国防相が1月14日,インドとの間で ブラモス超音速SSMの調達に関する合意をまとめたことを明らかにした。続い て1月28日に,製造元であるブラモス・エアロスペースとの間で発注契約に調 印した。これが,ブラモスにとっては初の第三国向け輸出事例となる。
台湾海軍は1月14日に,2隻目の高速機雷敷設艇(FMLB:Fast Mine Laying Boat),FMLB-2を就役させた。1番艇のFLMB-1は2020年12月に就役済み。これ らは高雄の左営基地に配備され,2個の機雷敷設隊にそれぞれ1隻ずつ割り当てられた。
ティッセンクルップ・マリン・システムズ(TKMS)がイスラエルとの間で, 新設計のダカールDakar級潜水艦3隻の納入に関する枠組み合意を締結した3隻 の総額は30億ユーロ(34億ドル)と報じられており,契約期間は9年間。艦の 仕様など,詳細は明らかにされていない。
イスラエルのエルビット・システムズは,スウェーデン海軍のスパロSparo 級掃海艇に搭載する指揮管制システムを国防資材局(FMV:Forsvarets Materielverk)から受注したことを明らかにした。担当するのは同社のスウェ ーデン現地法人であるエルビット・システムズ・スウェーデンで,E-CIXプラ ットフォームを中核とするアルバトロス指揮管制装置を導入する。
アレクセイ・クリフォルチュコ露国防副大臣が,2021年の第4四半期に3隻 の潜水艦が就役したことを明らかにした。そのうち1隻は,キロKilo型(636.3 型)の3番艦マガダンMagadan(B-602)。残る2隻は,ヤーセンM型(885M型) 攻撃原潜の2番艦ノボシビルスクNovosibirskと,ボレイA型(955A型)戦略原 潜の2番艦(955型からの通算では5番艦)クニャージ・オレグKnyaz Oleg。こ のうち,クニャージ・オレグの配備先は北洋艦隊。
米海軍のミサイル実験支援艦インヴィンシブルInvincible T-AGM-24の解役 式典が,2021年12月15日にフロリダ州のケープ・カナベラル宇宙軍基地で挙行 された。これにより,米海軍が運用するミサイル実験支援艦はハワードO.ロレ ンツェンHoward O. Lorenzen T-AGM-25のみとなった。
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