6月30日,スウェーデン南部カールスクローナにあるコックムスの造船所 で,スウェーデン海軍向けA26型潜水艦の1番艦ブレーキングBlekingeの起工 式が行なわれた。
ヴァーヘニンゲンに拠点を構えるハル・ベーン社(Hull Vane BV)が,オラ ンダ海軍のホランドHolland級OPV(Offshore Patrol Vessel)に取り付けるハ ル・ベーンを納入した。これは艦尾の水線下,後方に向けて張り出すコの字型 の部材で,曳き波や艦の動揺に起因するエネルギーを利用して推進力に変換, 省エネ化を図ろうというもの。
ネーバル・グループがロリアンの同社造船所で6月14日に,オランダ海軍向 け新型掃海艦の1番艦フリッシンゲンVlissingenの起工式を実施した。これ は,オランダ海軍とベルギー海軍が6隻ずつ共同調達する2,800トン級掃海艦 のうち,オランダ向けの一番手。
セヴェロドヴィンスクのセヴマシュで建造を進めている露海軍向けヤーセン Yasen M型(885M型)の3番艦,クラスノヤルスクKrasnoyarskが,6月26日に 白海で最初の試験航海を実施した。原型となる885型からの通算では4隻目とな る。
オースタルUSAはNAVSEAから,中型浮ドック(AFDM:Auxiliary Floating Dry Dock Medium)の詳細設計と建造,慣熟訓練,納入,データ・パッケージ などを,1億2,805万ドルで受注した。契約期間は2025年8月までで,オプショ ン契約分まで含めた総額は1億2,815万ドル。
フィンカンティエーリ傘下のマリネット・マリーンは,米海軍海洋システム 軍団(NAVSEA:Naval Sea Systems Command)から,FFG(X)ことコンステレ ーションConstellation級フリゲイトの設計・建造について,オプション契約 分を5億3,688万ドルで受注した。これは同級3番艦チェサピークChesapeake FFG-64を対象とする契約で,デジタル環境のサポート業務も契約に含んでい る。
6月18日にジェネラル・ダイナミクス傘下のバス鉄工所で,アーレイ・バー クArleigh Burke級駆逐艦の72番艦ジョン・バシロンJohn Basilone DDG-122の 進水式が行なわれた。また,カルロス・デル・トロ(Carlos Del Toro)米海 軍長官が6月10日に,同級89番艦DDG-138について,J.ウィリアム・ミデンドル フJ. William Middendorfと命名することを明らかにした。
6月25日にノーフォーク米海軍基地で,ヴァージニアVirginia級攻撃原潜モ ンタナMontana SSN-794の就役式典が行なわれた。同艦は通算21番艦,ブロッ クⅣでは3隻目にあたる。
6月23日, “もがみ”型護衛艦の5番艦「やはぎ」が,三菱重工長崎造船所で進水した。本艦は令和2年度(2020年度)計画により,同造船所で令和3年6月に起工されていたもので,就役は令和5年12月の予定。基準排水量3,900トン。なお現在,三菱長崎では令和2年度計画による6番艦も建造中(5番艦と同日に起工)で,こちらも年内に進水し,令和6年3月に就役の予定である。
5月22日,第42次派遣海賊対処行動水上部隊(情報収集活動兼務)の護衛艦“はるさめ”が,海上自衛隊佐世保基地を出港した。その後,同艦は14日間に渡り日本近海で訓練などを行なった後,ソマリア沖アデン湾に向けて進出した。
6月7日,岸防衛大臣は,今年開催予定の自衛隊国際観艦式および西太平洋海軍シンポジウム(WPNS)について,ロシア海軍に対する招待を取り消したと発表した。
5月22日午後3時45分頃,海上自衛隊横須賀基地を出港する護衛艦“じんつう”が,港内に停泊中の掃海母艦“うらが”に接触した。これにより“じんつう”の艦首部と“うらが”の船体右舷中央部が損傷したが,双方とも油の流出やケガ人はなかった。
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