6月30日,伊豆大島東方沖で,海上自衛隊は海上保安庁と共同訓練を実施した。参加部隊は海自が自衛艦隊司令部,護衛艦“やまぎり”“あまぎり”,SH-60K哨戒ヘリコプター,海保が第3管区海上保安本部,巡視船“あきつしま”“みやこ”,スーパー・ピューマ225ヘリコプター。訓練項目は情報共有訓練,護衛艦と巡視船との運動要領に関する訓練。
6月21〜30日,硫黄島周辺海域で,令和4年度実機雷処分訓練および掃海特別訓練が実施された。参加部隊は海上自衛隊が掃海母艦“ぶんご”,掃海艦“ひらど”,掃海艇“ひらしま”“すがしま”“うくしま”“あいしま”“くろしま”,米海軍が水中処分員等約10名。 主要訓練項目は実機雷を使用しての機雷掃海,機雷掃討,水中処分員による機雷処分。なお訓練期間中の23日午後9時20分頃,補給のため“ぶんご”に横付け作業中の“あいしま”が,“ぶんご”の左舷に接触する事故が発生したが,両艦の乗員に負傷者はなく,浸水や油の流出などもなかった。
6月14日〜7月22日,海上自衛隊は以下の日程で,各国海軍と共同訓練および親善訓練を実施した。 ▷日仏共同訓練(オグリ・ヴェルニー22-3),6月14日,地中海(ツーロン沖)で実施。参加部隊は海自が練習艦“かしま”“しまかぜ”,フランス海軍が駆逐艦1隻。訓練項目は戦術運動など。 ▷日スペイン共同訓練,6月16日,大西洋(ジブラルタル海峡西方)で実施。参加部隊は海自が練習艦“かしま”“しまかぜ”,スペイン海軍がフリゲイト2隻。訓練項目は戦術運動など。 ▷日米共同訓練,6月17〜19日,太平洋で実施。参加部隊は海自が護衛艦“いずも”“たかなみ”,米海軍が駆逐艦1隻,給油艦1隻。訓練項目は各種戦術訓練(防空戦,洋上補給など)。 ▷日英共同訓練,6月20日,大西洋(イギリス海峡)で実施。参加部隊は海自が練習艦“かしま”“しまかぜ”
護衛艦“いずも”を中核とする令和4年度インド太平洋方面派遣(IPD22)部隊等は,6月29日〜8月4日,ハワイ諸島および同周辺海空域で,米海軍主催多国間共同訓練(RIMPAC2022)に参加している。 自衛隊の参加部隊は海自が護衛艦“いずも”“たかなみ”および搭載航空機3機,P-1哨戒機1機,派遣幕僚等約40名,陸自が西部方面隊。訓練項目は各種戦術訓練(各種戦訓練,ミサイル射撃訓練など)およびHA/DR(人道支援/災害救援)訓練。
6月9日に独ブレーマーハーフェンでマイヤー・ヴェルフトから引き渡されたディズニー・ウィッシュDISNEY WISHは,その後母港のポート・カナヴェラルに21日到着,29日には命名式を挙行し,7月14日から同港発着のバハマ・クルーズでデビューした。命名式では,ディズニーのオリジナル・キャラクターをはじめ,傘下に収めたピクサー映画やマーベル・ヒーロー,スターウォーズなどのキャラクターが登場し,会場を盛り上げている。ディズニーで5隻目となる本船は,LNG燃料を採用した新型3隻の1番船で,144,256総トン,全長340.9メートル,主機はディーゼル・エレクトリックで,航海速力は19.5ノットである。 (ⒸDISNEY)
米ロイアル・カリビアン・インターナショナル(RCI)のユートピア・オブ・ザ・シーズUtopia of the Seasの起工式が,7月1日,仏アトランティーク造船所で開催され,伝統的なコイン・セレモニーが行なわれた。オアシス・クラスの6番船で,約24万総トン,船客約5,800人,デビューは2024年春の予定。同クラスで初めて,RCIでは2023年竣工予定のアイコン・オブ・ザ・シーズIcon of the Seasに次いで2隻目のLNG燃料船となる。 (RCI)
商船三井客船は7月1日,“にっぽん丸”の2022年9月~2023年3月のクルーズを発表した。9月10日発から3月24日発までの海外1本を含む31本の多彩なコースが組まれている。テーマ・クルーズでは,瀬戸内国際芸術祭の実行委員会タイアップクルーズ,藤原歌劇団公演のオペラクルーズ,伝統芸能お能クルーズ,最高の食を提供する“シェフのふなたび”など,新企画を含むオリジナル性の高いコースが並ぶ。また,船型を活かした日本各地を楽しむコースも充実し,小笠原,屋久島などの離島や江ノ島,宮島,下田などの地方港を巡る。定番の「飛んでクルーズ九州」「にっぽん丸スペシャルエンターテイメントクルーズ」もそれぞれ組まれている。発着港は東京,横浜,名古屋,神戸に博多,門司,下関,清水,木更津が加わり乗船しやすい。 (商船三井客船)
郵船クルーズは6月30日,飛鳥Ⅱの2022年秋~クリスマスのクルーズを発表した。9月19日発から12月24日発まで23本を実施する。テーマ・クルーズでは,飛鳥Ⅱをひとつの劇場に見立てて日本の伝統芸能・文化を堪能する新コース“飛鳥座”クルーズを,第1回のゲストに石川さゆりを迎えて実施する。年内でコンサート活動を中止する加山雄三の「若大将クルーズ」はファイナルとして2本行なうほか,日本の美を巡る「西国漫遊クルーズ」,ジャズライブを楽しむものなど5コース6本を組んでいる。行楽の秋を満喫するコースでは瀬戸内海,東北などを回り観光,美食を楽しむ。また人気の「A-styleクルーズ」は2本,定番の「クリスマスクルーズ」は横浜,神戸,名古屋発着で7本実施する。 (郵船クルーズ)
米シーボーン・クルーズ・ラインの新船シーボーン・ヴェンチャーSeabourn Ventureが6月29日,伊T.マリオッティ造船所で引き渡された。シーボーン初の探検クルーズ客船で,同型2隻の1番船である。23,615総トン,全長170メートル,船客264人,極地航行用にポーラー・クラス6(PC6)を取得している。132の客室はすべてベランダ付きスイートで,ゾディアックやカヌーのほか潜水艇2隻も備える。当初2021年のデビュー予定が竣工遅延で4回変更され,今のところ7月27日ノルウェーのトロムソ発スヴァールバル諸島への11泊クルーズから営業航海に就く予定になっている。 (SEABOURN CRUISE LINE)
小型船による探検クルーズを手掛ける豪コーラル・エクスペディションは6月28日,2023年秋に「日本とフィリピンの小さな島々」と題したクルーズを実施すると発表した。コーラル・アドヴェンチャラーCoral Adventurer(5,516総トン,船客定員120人,2019年竣工)を投入して9月8日グアム発,11月9日マニラ着をグアム~東京,東京~福岡,福岡~基隆,基隆~マニラの4コースとして運航する。日本では伊豆・小笠原諸島,トカラ列島,奄美群島などの島々や,富士山,京都などの観光地を訪れる。テニアン島,硫黄島などの太平洋戦争の激戦地も寄港先になっている。 (CORAL EXPEDITIONS)
6月27日,豪シーニックの新造船シーニック・エクリプスⅡScenic EclipseⅡの進水式がクロアチアの3マイ造船所で行なわれた。2019年竣工のシーニック・エクリプスの同型2番船で,約17,000総トン,船客約230人のラグジュアリー探検船。ヘリコプターや200メートル以上潜航可能な潜水艇を搭載し,極圏航行用にPC6(ポーラー・クラス6)を取得する。2023年4月にリスボンから処女航海に就く予定。 (SCENIC)
6月24日,商船三井,常石造船および三井E&S造船の3社は,アンモニア燃料の外航液化ガス(液化アンモニア/LPG)輸送船の共同開発を開始したと発表し,イメージ図をリリースした。全長約180メートル,幅約30メートル,深さ約19メートル,積載貨物容量約40,000立方メートルで,アンモニアの国際海上輸送の過半を担う汎用性の高い船型とされ,アンモニア/LPGの主要出荷・受入港への入港,多様な航路での運用が可能。主機には現在開発中の三井-MAN B&W製アンモニア燃料2ストローク機関S60型を搭載する。今後,共同開発および設計を進め,商船三井が目標としている「ネットゼロ・エミッション外航船」の1番船として,2026年頃の竣工と運航開始を目指している。 (商船三井)
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