2月22日,巡視船“はてるま”(PL-94)が三菱重工マリタイムシステムズ玉野本社工場で海上保安庁に引き渡された。配属先は石垣海上保安部(第11管区)。本船は令和2年度第3次補正計画で建造された“くにさき”型の22番船で,公称船型は1,000トン型。総トン数1,700トン,兵装30ミリ単装機銃1基。
2月22日,巡視船“やえやま”(PL-203)がジャパン マリンユナイテッド横浜事業所磯子工場で海上保安庁に引き渡された。配属先は石垣海上保安部(第11管区)。本船は令和元年度(2019年度)補正計画による“みやこ”型巡視船の3番船で,公称船型は3,500トン型。総トン数約3,500トン,兵装40ミリ単装機銃2基。
3月5日,第5航空群(那覇)を基幹とする第54次派遣海賊対処行動航空隊要員が,民航チャーター機で那覇空港から出国した。また3月12日,第2航空群(八戸)を基幹とする第53次派遣海賊対処行動航空隊要員が,民航機で青森空港に帰国した。
木原防衛大臣は,3月5日の会見で,海上自衛隊呉基地と隣接する日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区の跡地を含むエリアを,今後,多機能な複合防衛拠点として整備する方針であることを示した。 具体的には,①民間の誘致を含む装備品などの維持整備・製造基盤,②ヘリポートや物資を集積する防災拠点,艦艇の配備,訓練場などの部隊の活動基盤,③岸壁などを活用した港湾機能,これら3つの機能を同一の地域に一体的に整備し,部隊運用の持続性を高めていきたいとしている。
3月5日,海上自衛隊は海上保安庁と,沖縄南方および日本海で共同訓練を行なった。訓練の目的は戦術技量の向上および海上保安庁との共同対処能力の強化であった。 沖縄南方における訓練参加部隊は海自が自衛艦隊司令部,第3護衛隊,護衛艦“ゆうぎり”,海保が第11管区海上保安本部,巡視船“おきなわ”“くにがみ”,日本海における参加部隊は海自が第14護衛隊,護衛艦“あさぎり”,多用途支援艦“ひうち”,海保が 第8管区海上保安本部,巡視船“だいせん”,シコルスキーS-76Dヘリコプター。訓練項目は総合的な対処・連携強化に係る訓練として,①情報共有訓練,②護衛艦等および巡視船の運動要領等に関する訓練であった
2月13〜24日,海上自衛隊は各国海軍と共同および親善訓練を実施した。 ▷日マレーシア共同訓練,2月13日,アンダマン海で実施。参加部隊は海自が護衛艦“さざなみ”,マレーシア海軍がフリゲイト1隻。訓練項目は各種戦術訓練。なお“さざなみ”は,2月11〜13日,マレーシアのポート・クランに寄港した。 ▷日米豪共同訓練,2月17〜18日,ベンガル湾で実施。参加部隊は海自が護衛艦“さざなみ”,米海軍が駆逐艦1隻,オーストラリア海軍がフリゲイト1隻。訓練項目は各種戦術訓練(戦術運動,LINKEXなど)およびPHOTOEX。 ▷日ブルネイ親善訓練,2月19日,ブルネイのムアラ沖周辺海空域で実施。参加部隊は海自が護衛艦“すずなみ”,練習艦“しまかぜ”,ブルネイ海軍が哨戒艦1隻。訓練項目は通信訓練,PHOTOEX。なお“すずなみ”と“しまかぜ”は,2月17〜19日,
2月14日〜3月16日,海上自衛隊は米海軍と以下の共同訓練を行なった。 ▷2月14〜15日,南シナ海で実施。参加部隊は海自が護衛艦“すずなみ”,練習艦“しまかぜ”,米海軍が駆逐艦1隻。訓練項目は各種戦術訓練(LINKEX,通信訓練),PHOTOEX。 ▷3月1〜6日,角力灘(九州西方)で実施。参加部隊は海自が掃海艦“ひらど”,掃海艇“たかしま”,米海軍が掃海艦2隻。主要訓練項目は機雷戦(機雷敷設,機雷掃海,機雷掃討)。 ▷3月5日,相模湾で実施。参加部隊は海自がSH-60KおよびSH-60L哨戒ヘリコプター,米海軍がMH-60R多用途ヘリコプター。訓練項目は対潜戦訓練。 ▷3月7〜16日,九州西方および東シナ海から沖縄周辺の海空域で実施。参加部隊は海自が輸送艦“くにさき”,LCAC,掃海艦“えたじま”,米海軍が強襲揚陸艦1隻,ドック型輸送揚陸艦1隻,掃海艦1
令和5年3月8~12日,以下の艦艇の異動が行なわれた。 ▷練習潜水艦“みちしお” 潜水艦隊第1練習潜水隊(呉) →潜水艦隊第11潜水隊(呉) 3.8 ▷練習潜水艦“まきしお” 潜水艦隊第1練習潜水隊(呉) →潜水艦隊第11潜水隊(呉) 3.8 ▷“たいげい”(潜水艦→試験潜水艦) 潜水艦隊第2潜水隊群第4潜水隊(横須賀) →潜水艦隊第11潜水隊(横須賀) 3.8 ▷掃海艇“ちちじま” 横須賀地方隊第41掃海隊(横須賀) →掃海隊群第1掃海隊(横須賀) 3.12 ▷掃海艇“えのしま” 横須賀地方隊第41掃海隊(横須賀) →大湊地方隊函館基地隊第45掃海隊(函館) 3.
3月10日付けで,横須賀地方隊隷下の第41掃海隊(横須賀)が解隊された。解隊時の所属艦艇は掃海艇“ちちじま”“えのしま”で,いずれも別の部隊に異動となった。
3月8日付けで,潜水艦隊直轄の第1練習潜水隊(呉)が廃止され,新たに第11潜水隊(呉)が潜水艦隊直轄部隊として編成された。第11潜水隊の主な任務は,潜水艦乗員の育成と,新装備の開発支援である。
3月8日,“たいげい”型潜水艦のネームシップが,新艦種の試験潜水艦に種別変更され,艦番号もSS-513からSSE(Submarine Experimental)-6201に改められた。 これまで,海上自衛隊は,潜水艦籍を離れた練習潜水艦や,一部の作戦用潜水艦を臨時に用いて,開発中の装備品の海上試験を実施していたが,最新鋭艦の一隻を専用試験艦とすることで,より効率的な開発体制の確立が期待される。今後,本艦は次世代潜水艦に向けた新ソナー・システム,静粛型動力装置搭載魚雷,スタンド・オフ・ミサイルである潜水艦発射型誘導弾などの開発に従事することになる。定係港は横須賀。
3月12日,掃海艇“つのしま”が除籍された。本艇は平成8年度(1996年度)計画により建造された“すがしま”型掃海艇の3番艇で,最終配属先は呉地方隊隷下の阪神基地隊第42掃海隊(神戸)であった。
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