旭タンカーとエクセノヤマミズは1月17日,内航の次世代電気推進タンカー「e5」(イーファイブ)のコンセプト・デザインを発表した。バッテリーのみの電気推進タンカーは世界で初めて。
隠岐汽船(隠岐郡隠岐の島町)が運航する新造船の船名が“フェリーしげさ”に決定した。現有“フェリーしらしま”(2,343総トン,船客856人,トラック20台・乗用車26台積載,三菱下関で1995年竣工)の代船となり,隠岐島〜七類/境港航路に2027年春頃の就航を予定する。建造所は公募型プロポーザルを実施して内海造船が選出された。船名は1月に一般公募により(応募総数3,074件),隠岐を代表する民謡の「しげさ節」から命名。同じ応募が134件あり,「しげさ節」は豊かな自然と人情を表現し,子供から大人まで親しまれている,響きが覚えやすく暖かいなどの想いが寄せられた。 (写真:隠岐汽船)
ハートランドフェリー(稚内市)は2月26日,稚内〜利尻島/礼文島航路に新造カーフェリーを投入すると発表した。内海造船で建造し,2027年早春の就航を目指す。2003年就航のボレアース宗谷(3,578総トン,船客500人,トラック21台・乗用車55台積載)を代替する。新船は2019年就航のアマポーラ宗谷(4,265総トン)と同型だが,車両デッキの船尾天井部を閉囲して船体傾斜時の海水流入を防ぐ構造を採用し,国交省が定める「甲板が二層ある船舶」の要件を満たすことで計算上トン数が減少するため約2,000総トン型となる。船内のコンセプトは「未来を担う子供たちが社会の真ん中に」の想いから「こどもまんなかシップ」とし,キッズルームを中央に配置するほか,タイプ別個室の新設によるプライベート空間の重視などで快適性を高める。 (写真:ハートランドフェリー)
ヴァイキング・クルーズとフィンカンティエーリ造船所は3月3日,探検船2隻の建造と外洋船2隻のオプション契約締結を発表した。建造確定の2隻はヴァイキング・エクスペディション向けで,30,000総トン,船客378人規模,ポーラー・クラスPC6を取得し,極地クルーズに対応。シチリア島のパレルモ工場で建造し,引渡しは2030年と31年を予定している。2021,22年竣工の「オクタンティス・クラス」の姉妹船となる。外洋クルーズ船のオプション2隻は,現在連続建造中の54,300総トン,船客998人のタイプで,2034年引渡し予定。 (写真:VIKING CRUISES)
米ディズニー・クルーズ・ラインの「ウィッシュ・クラス」4番船の船名が3月18日,ディズニー・ビリーブDisney Believeと発表された。独マイヤー・ヴェルフトで建造され,2027年引渡し予定。「ウィッシュ・クラス」は約144,000総トン,船客4,000人(最大)で,2022年に1番船がデビューした。各船では「魔法」や「冒険」など異なるテーマが設定されているが,ディズニー・ビリーブは「約束と可能性」をテーマとし,その世界観が船全体を通して表現される。 (イラスト:DISNEY CRUISE LINE)